20240821 今日も1日、
8月20日の日記 今までうちにいなかったタイプ
「いやーキラ子さん。あの平内をよく打ってくれましたね、オースチンは！！」
Yさんが私の顔を見るなり言ってきた。すがすがしい笑顔である。Yさんは生まれた時から虎党で、私と同い年だ。そして発音がすっかりおっさんである。
やはり虎ファン、平内さんへの感情が凄まじい。なんとあの日、Yさんは東京ドームにいたそうだ。ブーイングをしまくったがそれでもおさまらず、TAで溜飲をさげたそうだ。
森下はん、愛されているなぁ。友達曰く、あんまりタイガースにいないタイプらしい。うちでいう隆輝みたいなもの？ と聞くと露骨に言葉を濁された。違うらしい。これまでのベイスターズには、明らかにいなかったタイプなんだけどなぁ。なおスワローズにはいた模様。お父さんだよ！
さて、デッドボールには、投手の性格が出る。帽子に手をかけて目礼するヤスアキが標準動作だとすると、うちの坂本は目に見えて狼狽えて、ぺこぺこと謝り倒す。危ないところにいったというのもあるが、京田さんもすっ飛んできてくれて一緒に謝っていた。
オリバファの宮城さんなどはすぐさま帽子を脱ぎ、相手が自分を見たのを確認して深々と頭を下げる。
育ってきた教育環境の違い、慢心……。でも平内さん、亜細亜大なんだよなぁ。そして今日も亜大の同期に初球からぶつけたらしい。同期ならいいか。(よくはない)
というわけで今日は久々に……、もにゃもにゃした日！
Sさんはロッテのファンとわかった。しかもファーム事情にも詳しい。私がファームにも行きますよ！とファーム焼けした腕を見せつつ戸田や清水の話をすると、目の色が変わった。そしてマリンスタジアムは海浜幕張駅だけでなく、幕張本郷駅から直行バスが出ていてそちらもオススメだと教えてくれた。貴重な千葉県民の情報だ……！
「ぜひ浦和のファームも行ってください、ロッテの工場が近くてお腹が空きますよ。工場しかないので買えるところはないですが」とSさん。毎年その年のルーキーがロッテの工場見学をしてパイの実の階層に驚く定番の儀式をしてるアレですね！
なお、オイシックスはキッチンカーが大集合してめちゃくちゃ美味しいものが食べられるらしい。恐るべしオイシックス。三上さんに会いたいなぁ。
めちゃくちゃ有益な情報を交換できた日だった。
Sさんもくふうハヤテは気になっていたらしいし倉本のことも知っていた。ほら〜！ なんだかんだで倉本って人気あるんだよ！！ わかったか！！
ただ野球の話をするために出かけた日のようだ。マジで何しに行ってたんだ……もにゃもにゃしたんだよ！
まぁ、色々思うことはあったが、まだそれは書くべき時ではない。知らんけど。
それはそうと野球だ。ハマスタを離れ、夜遅くまで帰れなかった。よりによって今日は宏斗が投げる日だ。というか火曜日は各球団のエースが投げる日、みたいになっている。うちではそう、わがままプリンセスが……と思ったらまさかの大貫先生で。お、おう。宏斗と投げ合いかぁ。光さんが昇格したと思ったらトバさんがマスクをかぶる。もう、よくわからない采配とか気にしてはいけない。大貫さんに頑張ってもらうしか……
全てが終わってから見た結果としては、初回から梶原が打ち牧が打ち、追い縋られては京田さんが蹴り落とすという例によって京田陽太とトバさんによるドラゴンズ狩りになっていた。
宏斗が、京田さんに弱い……。というか先日の裕太郎と同じだ。相手が老獪だと、まだ若さと勢いだけでは通用しない。ましてや京田さんはドラゴンズ特攻持ちである。戦う顔をさせてしまったのが悪い。
なお大貫さんは毎回イニングをいい感じに燃やして4.2回で6被安打。二死満塁で駆り出されたのは……颯！
それにしても颯の人気が凄まじい。颯がマウンドに上がると、違う風が吹いている気がする。そうでなくとも、うちのブルペンズはクセが強い……。
鉄火場に放り込まれた颯だが、無事に成也をうちとっていた。というか成也、ハマスタだとおとなしいな？ 京田さんは無双しているのに。
4番の成也が静かなのはこっちとしては助かるし他のチームを相手にするときははちゃめちゃに打ってるので、まあ、いいか。
継投は颯〜ヤスアキ〜JB〜モーリー。大貫先生が早めに降りたものの、理想的な勝ちパだ！
なお颯はデッドボールを出してしまい、ヒーローインタビューでも謝っていたらしい。そこまで！？ 気のせいかな……大貫先生にも死球1がついている気がするのは……
SNSが颯で埋まっていたのは、勝利の際の定番となったカメラに向かってサインのシーンである。おそらくトバさんに唆されたであろう颯はサインをかきおわると、恥ずかしそうに指を唇にあてて投げキッスを披露したのだ！！
あちこちで悲鳴が上がったらしい。
いやー、トバさんありがとう。
一方その頃他球場では！！
才木さんが10勝目を挙げていた。なお虎ファンの女性から人気は高いらしい。そこは森下はんじゃないんやな……。
そのことをお立ち台で突っ込まれた才木さんは「まあまあまあまあ」と言ってニヤニヤしていた。
その言い方があまりにも正邪のカリスマだった。才木さん、ふみやだったのか……？
明日は松木平君だ。悲しいがしばくしかない。行こうぜ、Aランクの彼方へ…！