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20240718 今日も1日、

7月17日の日記 泥だらけの中を這いつくばって

海の向こうでオールスター戦だ!
世の中はオオタニサンのレッドカーペットの話で持ちきりである。
しかし我々は今永様の晴れ姿をチェックしますわね。

……何から突っ込めばいいのだ……。
ガタイの良い通訳とおそろいのジャケット、初夏のテキサス、生地がベルベットで普通に暑そう。
そんなところも含めてさすが、今永先生である。相変わらずで何よりです。

相変わらずで何よりです。(2回目)
歌と踊りはベイスターズにあって必須スキルなので……。たぶん今は契約書にもそう書いてある。※知らん
きつねダンスで沸かせた桑原だけで済むと思うなよ。エスコンに入江やかみちゃがいなかっただけマシだと思って欲しい。

それはともかく今永様。爪痕を……残しましたかね?
試合前の練習ではリラックスした様子で訛り混じりにオオタニサンとやいのやいの言いながら歩いていた。

オオタニサンは人格者なので、一つ上の今永先生をちゃんと立ててくれる。いい人だ。
あのオオタニサンに「お守りしますよ」と言われるとか、どんな徳を積めばいいんだろうか? ベイスターズで8年64勝ほどあげて哲学を語ればいいのです。まずはそこから。

試合でもオオタニサンはスリーランを打ち、その後で今永先生は1イニングをピシャリと3人で終わらせた。小さな今永様の体から投げられるボールを当てられず、デカい打者のバットが空を切っている。これは痛快だ。カブスのファンはこれが面白くて誇らしいのだろう。
今日の解説によると、今永先生はボールの回転が速くて打ちにくいとのこと。なるほどフォーシーム。

この様子にカブスのファンがとても盛り上がっていた。どう翻訳されたのかはわからないが、あのオオタニサンを相手にタメ語なのも盛り上がったのだろうか。

なんであれ、無事に終わって良かった。
一応試合は最後まで見たが、お祭りということもあって試合はとても大味だった。
あっちにはたくさんチームもあって大変だなあ。
覚えるのが大変ですね……。ツッツもあちこち行ってたように、あっちこっちにチームがあるのだ。

一方日本のオールスターもプラスワン投票の結果が発表された。
まさかのうちの子が選出された。びっくりした。

昨年のバウアーに続きベイスターズファンの多くがビックリしている。内輪でウケてるだけかと思ったら、しっかり外に伝わってるやつ。野球ファンは侮れない。
とはいえ今年はツッツが選ばれたのも正直、我々が一番ビックリしたのだ。そんなに調子が良くないのを知ってたし(後に疲労骨折と判明、出場は今も未発表)。

投票数は元々多かったものの上にまだ人がいたので、プラスワンについても組織票でなんとかねじ込もう、みたいな動きは全然見られなかったのだ。後援会や応援団の皆様の深いところまでは知らないから、内々ではやってたのかもしれないけども。

しかし他球団のファンの皆様がとても喜んでいるので、素直に受け止めるべきなのであろう。本人も万波さん(横浜高校の2つ上)に会えることを楽しみにしているようだし。そういえば交流戦の前半はファームにいたのだったな。
いつもの0距離で行く気満々で、そういうところはヤスアキ以上かもしれない。
いかんせんうちの子なので歌うし踊るしキャッキャもしてるが、礼儀もしっかりしていますので何卒……。あと、打てなくてもエラーしても怒らないでください……。ヤクルトの長いファンの皆様はご存知かと思いますがその陽キャは遺伝です。

ハアァ。本当に大丈夫だろうか。
牧のホームランダービー出場とかは特に心配はしていない。(それにしてもいつメン)

我々は基本ポジりたいが、いざ現実と向き合うとどうしても後ろ向きになってしまう。先制点をとっても、5点差くらいだとひっくり返される不安でいっぱいなのだ。
その昔、侍JAPANでヤスアキが出てきたときも、他球団のファンが「味方だとこんなに心強いなんて!」とゾンビネーションで喜んでジャンプする中、我々だけが「今日はどうかポカしないでください」と野球の神様に願掛けしながら飛んでいたのだ。すぐ悪い方の記憶が蘇って祈りに走るの、本当に良くない。多分どのチームもあるあるだとは思うんだが……ないですかそうですか。

ところで今年のオールスターはエスコンフィールドでやるとのことでパ・リーグは日ハムの選手が多数選出された。物議も醸しているようだが、そのハムのキャッチャーはうちの祐大くらいすごいらしいと聞いた。
打撃が。

しかもサヨナラ打ってるし、めちゃくちゃ見た目が可愛いんだ。捕手は投手の女房とよく言われる。てかこれギャルじゃん。ギャル妻じゃないか!!
ギャルであるからして気も強そうで、祐大とはおそらく哲学が違う。うちはどっちかというと介護・献身型で高身長抱擁力があり正反対な気がする。
そんな2人がいつもと違うピッチャーをつけて戦うオールスター。あ、パは投手も日ハム?

と、いろんなことがあってからの今日のハマスタはキツかった。前回祐大おまかせコースだった東が自我を出してきたのが裏目だったのか。シャイナーさんはその前に2塁ダッシュ&サノスの激肩のおかげでアウトが取れたので、ついうっかりしてしまったかな。
だが祐大に回っきたときの打席の粘りはすごかった。何としても出塁しようと粘り倒して、広島のエース森下さんが根負けするレベル。
ハムのギャル妻を一瞬でも羨ましいと思ってしまってすまなかった。うちに必要なのはやっぱり祐大です。そこからチャンスを広げられなかったのは残念だが仕方ない。

それにしても森下さんはすごかった。それぞれ最高のエースを出してきたので投手戦になるだろうと予想はされていたが、こちらの打順の大胆な組み替えも裏目に出てしまった。
TAと牧が森下さんに完全に封じ込められてしまったのも痛い。隆輝は最初の打席でヒットを打つも、すぐにこいつもヤバいやつだと判断されて、そこからはねじ伏せられた。これがエースの強みである。とにかくすごい。エースナンバー18は伊達ではないのだ。うちに18は居ないからな……あまりにも偉大すぎるのと、本尊がすぐそばにいるせいで誰も選べなくなっているのだ。

東と小園さんも相性が最悪で(小園さん的には最高で)、ポンポンと打たれてしまった。じゃあ一昨日の濱ちゃんはなんだったんだという話だけども、それを言い出したら今日だってサノスもプーさんも打ってはいたんだ……。

9回裏。プーさんが出塁し祐大が三振に倒れ、しおん君が打席に立つかというところで隆輝がダブルプレーをやって終わってしまった。
もはや我々の頭の中からは、今永様の激投やプラスワン選出といった明るいニュースは消えている。先制点が取れなくて、東が打たれたらおしまいだ。隆輝のエラーとかチャンスでの失敗は、1年目の若手を使う以上、織り込み済みである。満塁での打席は京田さんで良かった気はしなくはないが、全ては結果論でしかない。

俺は〜
泥だらけの中を〜
這いつくばって〜
歩いてきた〜

今永様の即興歌は、誇張でも何でもないのだ。そして今もまだベイスターズはハマスタの泥にまみれている。それでも歩くしかないのだ。

今永様のグローブには、今も星のステッチがある。オールスターのマウンドでも彼は星と共に戦っていることに気づいて、我々は泣いた。

そもそもね?(ここからは逆ギレ)
開幕前の評論家たちのベイスターズの予想順位はとても低かった。今永様やバウアーが抜けたからである。ケイもジャクソンも未知数だったし。
開幕したら大貫先生が早々と出遅れ東頼りにならざるを得ない中、ようやってきた方よ。裕太郎があそこまでできるのは想定外だったしケイも濱ちゃんもいい感じになってきた。まだまだこれからだよ。

もっとも以前は首位に立っても交流戦で落ちていた。
それが交流戦が終わっても上位4チームがお団子状態であるだけでもすごいことなのだ。
9連戦を5勝3敗1中止に持ち込めただけすごいと思うしか……。

まだあと60試合もあるし……、そんなにあるのか……。

やっぱりオールスターはとても不安であるな……。先に謝っておこう。
うちの子がすみません。