これまでのおさらいと新たにわかったことなど【学歴・経歴編】

キラ子ですよ。

これまでの赤髪社長シリーズ
教科書副読本Twitter運用本感想謝罪の件

まずはこの辺をざっくり読んでほしいのですけれども。先にも書きましたが、上記の記事を公開したことで、複数の方から情報リークをいただきました。キラ子はこれまでにもけっこういろんな人にツッコミを入れてきたんですが、こんなにわっと人が寄って来たのは赤髪社長がはじめてです。どれだけ人によく思われていないのでしょうか。

そこで新たにわかったことがたくさんあります。また赤髪社長自身が本名を公開したことで、副読本を書いたときには知っていたけどキラ子があえて書かなかったあれやこれやについても触れられるようになりました。また、これまで登記が確認できなかった株式会社赤髪についても、かつて彼女が代表をつとめていた合同会社ジースリーを株式会社化するという手間のかかる方法により(やっと)登記されるようです。普通に資本金つけて新たに登記するほうが早いのにどうしてこんな面倒なことをするのか……。

はっきりいうと、その……副読本を書いた頃のキラ子はまだ純粋すぎました。赤髪社長の言ってることを素直に信じすぎていました。あのキャラはハッタリが9割で1割が真実だいうことに……!

というわけで今回は副読本時からの訂正や修正の話がメインです。

学歴/経歴の件

大学にまつわる学歴について。

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「副読本」では慶應義塾大学中退と書きましたが、私の調査不足もあり、かつ本人の申告により福井大学中退、慶応義塾大学中退ということが明らかになりました。

18歳の時点で福井大学に1年在籍していたのは事実のようです。進学に関するあれこれ(議員に学費を出してもらったとかなんとか)については謎のままです。中退した理由について、本人は慶應に行きたかったからと説明しているようですが、少なくとも福井大学時代の彼女を知っている人によると、「福井大時代に慶應義塾大学の受験の用意をしていた」という証言はまったく得られませんでした。また退学の理由については学費未納だったという本人の申告がありますが、これも周囲はまったく知らなかったようです。むしろ、出席日数が足りなかったと思われていたようなのです。
もちろんご家庭の経済事情というのは年頃の女の子にとってとてもセンシティブな問題ですから、周囲の人に洩らせなかったとも考えられます。が、周囲に出席日数が足りなかったと思わせるくらいには、あまり熱心に大学に行っていなかったことは周知の事実だったようなんですね。

ちなみにこのアメリカ育ち云々についても誰も知らない話であり、アメリカへ留学したり、外資系企業にインターンしていたという話も福井大学時代のことではなかったようです。ただ、英語が得意だったのは事実らしいです。出た! これが9割のハッタリに1割の事実。

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となると、これは副読本にも書きましたが改めて書くに、慶應義塾大学へ入学後にアメリカに留学し外資系企業でインターンして会社設立まで成し遂げたということになります。たいへんだな!

さて、ここまで読んできてある疑問がわいてきた人もいるのではないでしょうか。「福井大学時代にとった単位を持って慶應義塾大学へ編入学してもよかったのに、なぜ再入学を選んだのか?」ということです。
ま、これは慶應義塾大学入学が本当だったらの話ですけども、福井大学で彼女がいたのは教育学部、慶應義塾大学は経済学部を選んだそうですので、あまり引き継げる単位が使えなかったと好意的に考えることができます。慶應義塾大学入学が本当だったらの話ですけども

ちなみに赤髪社長は早生まれなので、福井大学を辞めた1年後でも、まだギリ19歳の状態でセンター試験の時期には間に合うことは可能です。19歳で慶應義塾大学再受験したととらえれば、まあ……。あくまで受験であって入学とは言ってな……

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言ってたわ。

ちなみに冒頭のツイートで出てくる「GS」ですが、ゴールドマン・サックス証券のことです。証券マンになりたかったらしいということは、かつて赤髪社長が出演した「成功者インタビューチャンネル」でも話していたことです。

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大学1年のときに知り合ったお金持ちのおじさまが証券マンで憧れを抱くものの、激務だと知って気持ちが萎え、そのころやっていたWeb制作を仕事にすることに思いが至った、という話をしています。
ただし、ここで赤髪社長は慶應義塾大学の入学・中退について一言も触れていません。大学生の頃の話はしていますが、大学名については触れられずじまいです。
慶應義塾大学中退だと主張しはじめたのは、どうやら2019年以降のことのようです。

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これはいったいどういうことなのでしょう? ちなみに福井大学時代に彼女がWeb制作をしていたという話も当時を知る人は首を傾げていました。

あまりにも足りない「Web制作」の知識

もう何度もツッコミを入れてきていますが、この制作会社をやっていたという話にも抜けが多すぎてキラ子は何度も腹を抱えて笑っているんですよ。彼女が起業したのは年齢から計算するに2011年頃のこと。

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ご飯を食べる感覚でホームページビルダーを使う! もうね、可愛すぎますね。キラ子はこういう人が大好物です。キラ子にとって制作というのは飯の種という感覚なのですが、赤髪社長のレベルになると制作はご飯を食べることなのです。それで腹が膨れるとは結構なことではないですか! ヒー。2011年の時点でプロの制作環境がホームページビルダーというのは、ちょっと「ない」なあという意味においても、です。

彼女のWeb制作に関するイキりはここだけに留まりません。
今は友人公開限定になっている某SNSでは「WordPressの現存しているテーマは全て熟知しているつもり」「SEOは10年前の書籍から読みあさって最新のレポートもチェックしているが私の扱った案件はすぐ上位表示される」「CSS、PHP、HTML、ジャバ.は容易に取得できた」など、わかる人なら抱腹絶倒必至の内容が投稿されているのです!!

しかもさらに可愛らしいのは、ここまでの知識がありながらつい最近、某自動車メーカーから送られてきたイケてるメールマガジンをスクショして「こんなメールってどうやったら作れるの? Gmailでできるの?」とインスタのストーリーで質問していたのです。マジかよ! いくらなんでもそりゃないよ、シャチョさん……。

というわけで、ここからは上記の知識に詳しくない人へ向けての解説です。何度も書いていますがキラ子はこの辺は得意分野ですのでドヤって解説しますね。ドヤァ。

WordPressの現存しているテーマは全て熟知しているつもり

無茶言うな。ですね。
有名どころのテーマなら熟知している、という人はそれなりにWPで制作している人なら少なくないでしょう。しかし全て熟知するのは相当な時間と労力が必要です。
WordPressはオープンソース、世界中に普及しているCMSです。環境と知識さえあれば誰でも無料で開発に関わることができるので、世界中にテーマを作っている人がいるんですよ〜! これをわかりやすく言うならば、「iPhoneのApp Storeに登録されているアプリは全て熟知してます」というようなものです。たいへんだ。

SEOは10年前の書籍から読みあさって最新のレポートもチェックしているが私の扱った案件はすぐ上位表示される

なんじゃそら。
SEOはその時々の検索エンジン神の気まぐれで変動するものです。つまり、10年前の知識など現在の制作において何の役にも立ちません。
もっとも古いサイトをいじるときに謎のソースが仕込まれていて、昔から携わっている人なら「これは昔流行ったキーワード滅茶苦茶埋め込むやつだな」とわかるのでサクッと削除することができる、という程度のものです。新規制作案件については、そんな昔の知識は必要ないのです。現在進行形の施策をバッチリしておいけばそれで問題ないのです。
ちなみに、作ったサイトがすぐ上位表示される……というのも、これは本人の環境だけで起きる微笑ましい現象の一つです。検索エンジン神は我々のブラウザ上での行動をよくご存知であらせられるので、よくアクセスするサイトを空気を読んで上位表示してくださるんですネー。また、そのために第三者視点で検索順位を表示してくれるツールというものが存在します。

CSS、PHP、HTML、ジャバ.は容易に取得できた

これも制作に携わっている人ならば「んんっ?」となることでしょう。ええ。「ジャバってなんだよ」。風呂掃除の洗剤か。

我々にとって「ジャバ」は二つあるんですよ。一つはJavaScript、もう一つはJAVAです。そしてJavaScriptのことをジャバなどと略すと「ややこしい」と怒られるまでがセットです。さて赤髪社長はどっちのジャバを指していっているのか!? 前後の流れからおそらくJSのことだと思うんですが、これは素人レベルのミスであり、本当にJSを知ってるかどうか微妙な気がする事案です……。

こんなメールってどうやったら作れるの? Gmailでできるの?

作れません(あっさり)。

まあ、色をつけたり文字を太くしたり大きくしたり小さくしたり、ということはGmailでもできますが……彼女がスクショしていたのは画像が埋め込まれたビジュアル重視のhtmlメール。そう、彼女がかつて、容易に取得できたはずのhtml言語でコーディングされたメールです。
Web制作会社をやっていてこの形式のメールマガジンを知らないというのはさすがにありえないです。7〜8年前の時点でも、とっくに存在していた技術です。その前にもデコメというのがあったし、ギャルかった赤髪社長ならそれくらい知っていると思うんですけどね……?

そもそもTwitter運用本でも「私はSEOについて詳しかったからSNSでフォロワーを増やすことができた」などと寝言を言っていたことからも丸わかりなように、赤髪社長がご飯を食べるがごとくおこなっていたWeb制作会社は、かなりざっくばらんな知識で運営されていたようです。大丈夫かそれは。

ま、一応フォローしておきますとWeb制作会社の社長だからといってWeb制作の知識がなければなってはいけないというものではありませんしね? 知らなくても、社長というのは経営のプロであってくれたらそれでいいのです。もっとも雇用される側からすると経営者にも必要最低限のWeb制作の知識は知っておいてほしいけれども(制作を知らない経営者が「なんでそんなに残業する必要があるの」など迂闊なことを口にして反感を買い、離職率を上げる話などは非常に業界あるあるです)、必要条件ではないのです。

ただ赤髪社長は経営、営業についても微妙なスタンスであることが本人のツイートからわかるんですよね……。その不安要素については次回に。

次回予告「赤髪社長がヤクザの事務所で24時間土下座した話は本当なのか?」お楽しみに!