見出し画像

20240720 今日も1日、

7月19日の日記 猛暑の神宮で殴り合い

やきうにかまけてゲームがあんまりできていない。というわけで慌ててFGOの高難易度をクリアした。いつメン+ジュナ男で雑にお片づけ。令呪は使った。
新しいOCは気合を入れすぎましたね。

ドラゴン……邪竜さんのはまだです。

ドラゴンといえば、また面白い本を買った。
「大図解九龍城」。

大戸屋でひらくな

わぁいキラ子、九龍城大好き!! というか日本人は九龍城が大好きすぎる。あなたの九龍城はどこから? 私はうしとらです。

海外でも好きな人は好きだろうが……この大図解は解体直前に日本人のグループが変換前の香港に頼み込み、無人の九龍城をありとあらゆる角度から写真を撮りまくった貴重な資料だ。人ではなくあくまで構造物にスポットをあてているところにも資料的価値が高いとされる。

昨今またここを舞台にした映画でブームに火がつき、この本も無事に再版されたのであった。
税込3,850円。お高い。
近所の本屋には置いてなかったので、取り寄せてもらった。

というかね、でっかいんですよ。そしてでっかいのに薄い40P。
私がでかいという時は本当にでかい。実家の家庭菜園でとれた野菜がでかいというときは本当にでかいように、この本はでかい。

持ってる人ならわかると思う

九龍城探訪と並べてもこの大きさである。
これ文庫本サイズじゃないんだぞ……!

本屋で取り寄せてもらったのだが、いつものカウンター後ろにあるお取り寄せ棚にも入ってなくてバックヤードから出てきたときは、あまりのデカさに笑ってしまった。
これはレッドの写真集並みのデカさだな……と思って帰宅して並べてみたら、

我が家の蔵書で一番でかい本になりました

ちょっと大きかった。
ちなみにレッドの写真集、このデカさでフルカラーで2,000円である。すごいな1989年。

わからん人にはさっぱりわからんと思うので、もっとわかるように撮りました。

図解とはいえ、「読む」「見る」よりも「味わう」って感じで楽しめる。何より折り込みページの大パノラマイラストの精緻さに眩暈がしそう。時代的に手描きだと思うのだが、その書き込みの多さがたまりませんね。しかも漫画的ではない筆致なのがとても良い。
今ならデジカメでパシャパシャとってソフトに取り込めばそれなりに簡単に3Dモデル化できてしまうわけだけども、取り壊しがはじまったのは1993年である。その時代にこれだけの仕事をする労力よ。

大事にしよう……。

さて、今日の神宮はまさしく死闘だった。

現地で見た人たちも暑い暑いと言っていたようにナイターで照らされたグラウンドもかなりの高温だったと思われる。ヤクルトナインは本拠地だけあって慣れているようだが、神宮を庭にして育ったような隆輝が打ち梶原が打ちオースティンもホームランで先制点がとれた。やったぜ。
と思ったら制球があやしくなった先発ジャクソンが急にしゃがみ込んでしまった。
暑かったらしい。
プーさんも具合が悪くなり途中で早々と引き上げるレベル。打ってたんだけどねぇ。

急遽投げることになった千隼が同点に追い付かれ、打たれたことよりも本当にいつもこんな場面ですまないという気持ちが先行する。
だがあちらの継投もなかなか落ち着かず、安打と四球が乱れ飛ぶ殴り合いになった。3人で終わる会がなかなかない。
だが、点の取り合いなら負けてられんぜ! 我が軍もヤクルトもチーム得点数だけでいえばめちゃくちゃ多いのだ。それが順位に結びつかないのがプロ野球の厳しさですね。かなしい。

あとで阪神ファンの友達に「よそのチームのファンとして見る分にはめちゃくちゃ面白い試合やったよ」と言われたが、当事者となった我々とちなヤクの皆さんにはたまらなかった。ずっとお腹が痛い試合展開だった、特に現地組はファン選手も暑さとの戦いもあったという。
ハマスタと神宮、似たような屋外スタジアムに見えて全然違う。ハマスタはまだ海が近く、浜風がゆるゆると吹くことが多く夜は涼しい。だが神宮から海は遠く、風もない日は昼間に焼き付けられた地熱がジワジワとのぼってくるらしいのだ。
外苑の森が云々と都知事選の最中には大騒ぎだったが、こっちの方がよっぽど問題だろうよ。まあ森の件も選挙が終わると誰も言わなくなったけど……。

本拠地とするスワローズの皆さんも、大学野球でよくここを使っていた選手もそういうものだと慣れている……のでしょうか。あちらは倒れる人もなく元気だった。さすがだ。
長岡さんが打ち村神様が久々のホームランを放つと、すかさず祐大が打ち隆輝が打ち梶原が打ちオースティンが2本目のホームラン。祐大も途中で軽く熱中症になりかけたらしい。

21時を回った時点でまだ8回である。どちらもギリギリの継投で、どちらの監督もこのまま勝ちパでいっていいのかわからなくなっていたと思う。いや、オースティン2本目のおかげでなんとか勝ち越したものの、1点差は不安である。そこでまた梶原が打ちサノスが打ち……代打で出て来たのは柴田!

「あと1点は欲しい」という我々の願いを、見事に柴田は叶えてくれた。実際ここでの追加点がなければ9回に追い付かれ、地獄の延長になっていたところである。22時すぎたわよ。(今日はなんとか21:55で終わった)
9回表も隆輝が粘り倒して出塁したが、その後が続かなかった。
そして〆はモーリー! 勝ちパだ!(※勝ってる)
だが2アウトまでとったところでタイムリーを打たれて1点差となり、相手ももちろん代打で西川さんを出してくる。ここでモーリーはサクッとゴロに打ちとり、試合は終わった。

両軍合わせて33安打うちホームラン4本。

すったもんだの末に京山に勝ちがついている。ボール球先行で2人四球を出したあとに突然球威がついて三振祭りをやった京山。なるほどわからん。京山、わからん男すぎる。でもありがとう。

長い長い戦いだった。
牧があまり打てずプーさん京田さんが途中離脱するなか、本当にようやった。故障が多くていつも心配されているTAがこんな日に頼もしくて何よりだ。
そして祐大が熱中症になりかけながら2人刺して3安打はすごかった。ケンティーも刺殺こそされたがその前のヒットは良いところに行ったし、ポジ要素は多め。
森敬斗・松尾・隆輝のドラ1並びはよかったですね……。しおんくんは豪快に空振りしていたけども、今日はこれでも良いと思う。元気だったのが一番良かった。

いくらオールスター前だからといっても3連戦の初戦をこんな全力の殴り合いして大丈夫なんだろうか。しかも神宮では6連勝。

うまいこと、いきすぎている……!
と明日は裕太郎が投げるにも関わらず、ドキドキしているのであった。

補足
「私がでかいという時は本当にでかい」例
今年も実家から送られてきた、家庭菜園でとれたデカイきゅうり。

ズッキーニまじってんな……?