ありがとうと言われるより言いたい

いまね、スーパーに買い物に行った帰りに、鍵を拾った

脇道、といっても車のよく通る車道に落ちてた
月明かりに照らされて光ったのを見逃さなかったきらっくさんは一度通り過ぎた場所に戻った

そしたら可愛いビーズのアクセサリーつきの鍵

もし車が走っていたら木っ端微塵

たまたま通りかかり、たまたま光った
だから見つけられた

行きにはなかったから10分そこらで落としたのだろうと思い、拾うか迷ったけど
目と鼻の先に交番があることを知っていたから届けた

するとそこで、警察に勧誘された
30歳には見えない、高校生かと思ったと言われた

まあそれはよく言われることで

帰り道、なんとなく警察官になったきらっくさんを想像してみた

「助けてくれてありがとうございます!」
「本当に助かりました」

うん、なんか違うなと

ありがとうと感謝をされるようになったらダメだなと

きらっくさんはどこまでも感謝を伝えていきたい側なんだなって

つまり、「ありがとう!」って言い続けたい
ありがとうって言われる側は、そのために動いてしまうようでなんか違う

だからどんなに理不尽なことがあろうと
和顔施を忘れずに「有難う」を伝えられる接客が好きなんだなって

改めて考えさせられた
これもありがたいこと、ありがとう!

きらっくさんはありがとうの力を知りすぎて、逆にありがとうを言わないと死んでしまうかもしれない笑

ここ最近、仕事でも接客ではなくそばを茹でることばかりしてるのでありがとうの回数が減っている

やはり、ありがとうの力は凄まじい

どんなことでもちょっと考えたり、見方を変えるだけで無限に広がる

お酒大好きなきらっくさんが警察官になることはないだろうけれど、これからも落し物があれば届けようと思う

そして、落としたひとがだれかの落とし物を拾い有難うの輪を広げていければきらっくさんはそれでよしかな

いつもありがとう
どんなきらっくさんも受け止めてくれて
幸せ者ですな

ありがとうございました!
彌榮!

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