全国通訳案内士試験、2次の面接試験に向かう4つの心構え

こんにちは。

2020年の春、世界的に国境封鎖の嵐となっていて、観光客激減で仕事がまったく無い全国通訳案内士のオオシマです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。え? 家にいる? そうですね、そりゃそうですよね。

自宅にこもる、そんな時だからこそ、普段はなかなか出来なかったことに注力するというのがいいんじゃないでしょうか。このnoteをご覧いただいている皆さんは多少なりとも全国通訳案内士に関心がある人だと思います。そんな中、これから受験しようという方に向けて、今このnoteを書いています。

インバウンド壊滅状態で、資格取っても役に立たないんじゃないかとか、そもそも今年の試験は実施されるのかとか、前向きになれないモヤモヤがある人も多いでしょう。私だってせっかく取得した資格がまったく使えない現状には困っています。しかし、困ってばかりでは未来はありません。永遠に感染症が終息しないのか? 永遠に国境封鎖が続くのか? そんなことはありません。いつかはまた海外からの観光客が押し寄せるようになるでしょう。明日ではないにせよ、半年後、1年後には状況は変わります。その時のために準備することはどの分野においても重要です

現在全国通訳案内士として仕事されている人が、この状況で別の収入を模索して転職するというケースが一定の割合で起こるでしょう。そうなると、ただでさえ少ない全国通訳案内士が供給不足になります。そうなったら、資格の価値は上がります。将来的にはとても明るい分野なのではと思います。

また、多くの人が悲観的になって、今年度の試験は行われないのではないかと考えたとすれば、その人たちは準備不足になったり、そもそも受験しなかったりということになるでしょう。それはつまり、ライバルが減るということです。チャンスです。もちろんこの試験は定員制ではないので、他の受験生のレベルに左右されたりするものではありません。しかしながら、受験者数が減ったり、準備不足の人が増えたりすれば、合格者数は確実に減ります。そうなると、合格後に全国通訳案内士として稼働できる人数が少なくなるということなので、実際に仕事につなげようという人にはやはりチャンスです。

仮に今年度の試験が中止となっても、勉強は無駄にはなりません。仕事が自宅待機になったり、テレワークだとしても通勤時間が無くなっている人にとっては、これまで無かった自由時間が生まれているわけで、その時間をどう使うのかということです。テレビをずっと見てるのもいいですが、せっかくだったら自分のためになること、すなわち勉強に使うのが良いんじゃないですかね。少なくとも、これからどうなるんだろうといった不安な時間を無為に過ごすよりは100%良いと思います。

という訳で、具体的な内容に入ります。今回は、全国通訳案内士の2次、面接試験のことについてです。

通訳案内士試験の2次とは?

2次試験は面接です。面接ということは、ネイティブの人と直接話すということです。緊張しますよね。そりゃあ緊張しますとも。では、何故緊張するのでしょうか? 英語で話すから? 違います。正しく話さなきゃいけないと思い込んでるからです。英語の問題は10%程度に過ぎません。

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