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【石器あそび】

祝日の今日。

うららかな小春日和、三男さまは朝から1日中黙々と小石を紙やすりで擦って石器ナイフを作っていなさる。

作っているのは下のリンク先の、(8)「小さなナイフ」というヤツだ。

▪️ 「石器を作る」:でんじろう先生のはぴエネ! - 中京テレビ
https://www.ctv.co.jp/hapiene/program/20181215/index.html

きっかけは一昨日くらいに竹の小片を拾ってきて、ずっと今ナイフにしている小石で削って小刀を作っていたこと。

これで三男の中に眠っていた石器魂?に火がついたらしく…

ざらざらした古い竹の小片を、ここ2日くらい黙々と小石で研いでいた。こちらも拾ってきた小石で擦って擦って擦りまくり、竹の小片も最終的にペーパーナイフくらいになったのではないかと思う。

あんまり熱心なので手を貸したくなり、最後の仕上げでギター用のお手入れウエスを貸し出した。

(買ったまま仕舞い込んで忘れていたウエスで、ウエスもまさか自分が最初に磨くことになるのがギターではなく、楽器ですらなく、拾ってきた竹の小片になるとは夢にも思うまいて。)

さすが本職(←ウエス)、小石で磨いていたときは2日がかりでもさほど滑らかにならなかったのに、ウエスで磨いたらあっという間にツヤツヤのピカピカになった。

竹の小刀が仕上がると、今度は砥石がわりに使っていた小石をいろんな角度から見ながら、「今度はこの石をナイフにできないかなー」とか言い出した。

ググってみたら、どうやらできるらしい。それが冒頭のリンク先。他にも「石器の作り方」でググるといくつかYouTube動画など(自然博物館アカウントのやつとか)があったけど、そっちは「黒曜石の」とか書いてあってガチの本格派だったので断念した。

リンク先でんじろう先生の簡易なやり方だと紙やすりが必要のようで。髪を切りに行くことを条件に、髪を切るご褒美として100均で紙やすりを買ってあげることに。(ここぞとばかりに恩を着せる)

そしてあとはひたすらシコシコと、石を擦っていた三男さまである。なにが楽しいのかわからないけれど、その根気と集中力がすごい。将来は曲げわっぱ職人とかになったらいいんじゃないかな。向いてると思う、とても。


しかしモンテッソーリ教育を習っているわけでもないのに三男の遊びはなぜかいつもお仕事めいている。

(旦那方の甥姪が通った幼稚園がモンテッソーリ教育だったので保育の基本方針などいくつか見聞きはしている)

令和の時代にあって夢中になる遊びが石器時代。でもまぁ楽しそうだしお金もかからないのでとても助かる。

竹の小刀も、小石のナイフも、時間をかけて研き上げて、どちらもコピー用紙くらいは切れるようになった。三男…職人気質。

君のー行く道はー果てしなく不思議ー。
(もう時代は令和)だのにー
なぜー刃を研ぎまくりー
石を擦るーのかーそんなーにしてーまでー。

この歌「若者たち」って言うんだね。
歌詞はすごく知ってるのにしらんかった。

ともあれ行け行けGOGO。
てめーはてめーの信じる道をてめーの好きなように歩いておゆき(岡田あーみん風)

#今日のお歌 …【レッツゴー色メガネ】
https://youtu.be/zKbaTEK984A

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