夢とユング
昨日今日と立て続けにわりと鮮明な夢を見ている。ヤクルト1000を飲んだわけでもないのに。
今朝は「呪いの本を独特の儀式で封印する(封印に失敗して呪われる)」という夢を見た。
夜中に油紙で包んで朱色の水引きで規定通りの結び方で結ぶも、油紙の大きさが足りず時間内(なんか月の角度がどうとか)に直せず呪いの封印に失敗してしまう。諦めて寝るも、黒い霧状の呪いが寝ている私に襲いかかりそうになり怖くて目が覚めるという夢。
起きた時はまた暗くて(5時頃?)、足先に幽霊の気配?みたいなのがして怖かった。(布団の中に足が入っているはずなのにスースー風を感じる)久しぶりに金縛りに遭ったらどうしよう(中学生の頃一時期だけよく遭っていました)と思いながらじっと明るくなるのを待ち、その後スマホで夢の記録を書いていた。
これは昨日の「母との罵り合いの夢」からクリアリングスペースで母の悩みをイメージで【本】に置き換えたことに関連するのかな?と思うなど。
クリアリングスペースの具体的な内容については
母の悩み=黒い霧
→段ボール箱に片付けようとしたが入らない
→容れ物に辞書をイメージしたら黒い霧が文字になって吸い込まれていった
→空気が澄んで明るくなった
→母の辞書を本棚の隅に置いた
→黒い辞書の圧迫感がすごかったのでデザインと色を変更した
→気持ちが軽くなった
という流れ。
▶︎詳しくはTwitter(サブ垢)でも書いた
https://twitter.com/hokkorina2019/status/1629346418422054913?s=46&t=xynqvwhinzmcL_8kdBmnZg
ただ、今朝の「呪いの夢」については、昨夜『有吉を騙せたら10万円』というテレビ番組で「呪いの切り株」という心霊スポットの実況リポートを見た影響かなと。
(心霊とか呪いとか人知を超えたものをテレビ的に茶化すのはあんまり気分が良くないので見たくないな、近づきたくないな、と思いながらも家族が見ているのでつい一緒に見てしまった←他責思考)
あと昨日の「母との罵り合いの夢」はおそらくまとめ読みしている武闘派オープンチャット内で色んな激しい言い争いを読んだ影響かなと思っている。
ついでに言えば呪いの儀式に出てきた水引きも昼にたまたま水引きの造形をする手仕事をネット動画で見たからだろうし、時間制限の月の角度がどうとかも、月と金星と木星が並ぶという天体ニュースを見たからだろうと思う。わりとその日の昼間に見たものがそのまま雑に使われている印象。(まぁ私の脳が作る夢だからな)
私は普段あまり夢を覚えていないので、たまに夢を覚えていると気になって夢占いのサイトを見たりブログに記録したりして、読み返してはこれはどんな理由でこんな夢を見たんだろうか、としげしげ考えてみたりするのがわりと好きで。
(なんせボッチ力53万なので、人と遊ぶより自分と(自分で)遊ぶのが得意なものでww…夢占いもそんな1人ジョーズな趣味のひとつ…しかし最近自分は自分だけで有るわけでないのだなぁと改めて。長年1人きりで自分を眺めてきたより、最近読書会やらお片付けサークルやらで急に色んな人(しかもかつてなく気が合う)と日々関わるようになって、人との関係性の中で自分を発見することの方が多いなぁと思う今日このごろ。それもまた面白い)
とはいえ私は何でもかんでも夢が無意識からのメッセージやお告げだとかいう神秘的なイメージはそこまで持っていなくて、けっこう直前にインプットした内容がそのまま雑に使われていたりするし、ただ細部のディテールに今自分が気になっている悩みなどが象徴的に現れているのかな?と隠れミッキーを探すような気持ちで自分の夢をあーでもないこーでもないと分析するのがわりと好きで。
まぁ分析と言っても夢占いのサイトをいくつか見るくらいなので、今後正統派?のフロイトやユングの夢分析の本もちゃんとじっくり読んでみたいとは思ってる。(なら遠慮せずはよ読め、2ヶ月98円キャンペーンであと1ヶ月はKindle Unlimited契約してるでしょうに)
あと夢を分析するときに私が何でもかんでも「母」を絡めてしまうのは、フロイトがなんでもかんでも「男根の象徴」にしてしまったのと似ているなぁと思ったり…
フロイトやユングの夢分析は本当に聞き齧りで名前しか知らない程度の知識しかないのだけど、今の心理学やカウンセリングなどの心理療法につながる源流とも言われるし、無意識からのメッセージを夢を通して客観的に読み解いていくという試みは面白いなぁと思う。
夢分析のコツとか暗示的な象徴の見分け方とか解釈のパターンとか、夢占いサイトはどの程度参考にしたものかとか(そんなのはフロイトやユングは知ったこっちゃないだろうけど逆にそういうサイトがどの程度正統な学派の夢分析を取り入れているのかは本家を読めばわかるようになるだろう)、そもそも当人ではなく心理療法家を介さないと本当の夢からの無意識の分析はできないものなのか、とか色々気になる。
今回の立て続けの夢をきっかけに何人かの知り合いに今まで印象に残っている夢を教えてもらったけど、自分ではそれをどういう風に受け止めて解釈しているのかの部分が一番面白かった。夢をどう捉えるかってすごく人それぞれだし、時間が経ってから思い出した時にその夢の印象が違ってくることもある、というのは面白い発見だった。
過去の夢の記録を読み返してみたい。(読み返しやすいようにハッシュタグとかマガジンとか夢カテゴリを作っておけばよかったな…これから作るか。歌のカテゴリーは作っておいたから歌詞を探すのは便利なんだよな。どうにもあとで読み返す前提でカテゴリ機能を使いこなせていない私であることよ←ちょっと語尾が和歌の詠嘆ぽい)
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