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【プルーン褒章とめおと雑談とアンタッチャブル・ザキヤマ神による至高のコントと】

※おノロケ注意報…本人は至って真面目に雑談についての考察をしていますが場合によってはノロケに見えます。そういう話が嫌いな人は読まずにスルーしてください。


夫 中井貴一さんが紫綬褒章取ったんだって

妻 え?なんで?プルーンを広めたから?

夫 あーなる程、プルーンって紫色だからね…ってそんなワケあるかーい(素人芸)

妻 きっと貴一の褒章だけこっそりプルーンがデザインされているんじゃ…?

夫 隠れプルーン…飲みたい!(ゴクリ)←今テレビでやっているCMのオマージュ

以下略 #めおと雑談

旦那と雑談していると自分がいつの間にか面白いヤツになったんじゃないか?と時々錯覚に陥る。

よーし!面白いヤツになったんだ!と、張り切って他の人と話をして、やっぱりそうじゃなかったと恐ろしいほど実感する。(そういう時はたいがい調子に乗って盛大にスベる)

雑談を面白くするには、相手との会話のキャッチボールの中で、発想の転換と、さらにそれを裏付ける例や比喩のために瞬時に過去の記憶にアクセスできるスペックが求められるが、発想の転換は私が担い、そのデータにアクセスする役割は旦那が担っている気がする。

私だけでは適切な例が挙げられない上にテンポが悪いのでテンポが命の会話は面白くならないし(旦那以外の相手で自分が雑談で面白かったためしがない)、旦那だけでも発想の飛躍が無いのでそこまで面白くならない。まさに我鍋に綴じ蓋。

ただ私と長年一緒にいるようになって?旦那にも奇抜な発想のクセがついてきた気がする。奴は記憶力が優れているから記憶の蓄積でどんどん能力が向上するというズルイ仕様なのだ。最近ピンでも十分面白い。(謎の嫉妬)

昨日も買い物に行った先の無印でブラブラしていて(一応ネズミくん部屋のずっと通年ハロウィン仕様になってしまっているズタボロカーテンを見るという目的はあった)、いかにも無印らしい、カラーボックスにすっぽり嵌めて使える無機質な木製の小引き出しのパーツ展示があった。

夫 あ、コレ釜じいが薬草をしまってたヤツ

妻 そうそうアレだね(とりあえず乗っかる)

夫 こんなところで新生活準備してたのか釜じい。意外とオシャレだな。

妻 カラーボックス一個分でこのお値段ってことはあんだけ壁一面に揃えようと思ったらかなりのお値段に…

夫 そこはオシャレさんだから

妻 オシャレさんだからね(プライスレス)…お値段以上

夫 それはニトリ(にべもない)


#めおと雑談

あとせっかくだからついでに、しばらく前に爆笑したネタを。

(テレビ視聴中…画面ではギャル曽根が中華料理大盛り店食べ尽くし対決で恐ろしい量の料理をブルドーザーのように平らげていく)

夫 あぁ、コレどっかで見たことあると思ったら、千と千尋でお父さんとお母さんがブタになっちゃった料理だわ。

妻 すげぇ。もうそうにしか見えない…

夫 もうすぐ半透明の人が出てきてムチでバシーンバシーンってぶたれちゃう、と

妻 ギャル曽根はその前に食べ終わる(断言)

夫 その前に食べ終わるね…まさかの神々の食事を食べ逃げできる女…

妻 ギャル曽根…恐ろしい子…

#めおと雑談

旦那と出会わなかったら、【楽しい会話】というものを知らずに一生を終えたと思う。私は変なことばかり考えるけど基本的にずっとつまんない人間で正直ずっと雑談は嫌いだった。

雑談による情報交換は要らない情報(不純物)の混ざり具合が多すぎて時間の無駄でしかないと思っていたし、雑談なんて無益なものを延々とやっている人の気が知れなかった。

でもそれは【雑談そのものがつまらないのでは無く、面白い雑談にできない己の力量不足だった】ことが、旦那との出会いで発覚した。

数奇な出会いだったと思う。

驚くべきことに、旦那は面白いことしか言わないのだ。喋っていると五分に一度は腹を抱えて笑う。自分専属のお笑い芸人みたいなもので、こんな贅沢はないと思っている。

なのでようやく、雑談がつまらないのではなくて【自分が話が下手でつまらない】のだという、明白な事実に気付いたのだ。

その事実を知ってからは、私も人と会話するときに、少しでも相手を楽しませよう、と凡夫ながらに努力するようになった。

(逆に言えば前はつまらないのを全て雑談そのものか相手のせいにしていたので、そういう相手への気遣いが皆無だった…恐ろしい)

会話というものは努力で面白くできるものだし、楽しい会話というものは人と人との関係性において【有益なもの】なんだな、と腹の底から納得したので。

凸凹傾向のある人間にとって【本人の納得】という項目は外せない大事なフェーズだ。

普通の定型寄りの人にもそりゃ納得は大事だろうが、大事さの桁が違う。

自分が納得しないこと、無駄だと思うことはテコでもやらないのがある種の凸凹人間である。その頑固さは周囲の人がびっくりするレベルだ。本人だっていつもびっくりしている。

納得していないことや無駄だと思うことをやろうとすると睡眠時間が十分でも急激な眠気に襲われたり、とにかく集中できなかったりする。テコでもやらないというより【やれない】と言った方が正確かもしれない。

教育でも療育でも、わが子の意思とか納得の前に【これをやるべき】と周囲が迫って本人がやる気ゼロで周りはイライラするし成果はサッパリ、という事例に数多く接しているけれども、もし可能であれば見切り発車する前に、【本人の肚落ち】というフェーズをもっと大事にした方が後がラクではないかと思う。

もちろん凸凹児は思考回路が常人の予想の斜め上(もしくは下)を行くことが多くて本人の肚落ちどころか【何考えてんだかさっぱりわからない】ことも多く、説得は非常に難しく、言うは易し行うは難し(かたし)なのは重々承知の上で言うのだけれど。

そしてそんな凸凹ピープルの私は旦那の存在によって中年を越えて今ようやく腹の底から面白い会話の有益性を認めたので、今さらだけど必死に面白い会話をできる人間を目指して研鑽している、こんなことをいい歳してハッキリ書くのは若干恥ずかしいが。(若干どころか大いに恥じろ)

なのでお笑い番組を見る時はかなり真剣だったりする。(根は真面目)自分に取り入れられそうな芸風が無いか常に探している。(空気が読めない私もこの歳になればさすがにキャラとネタの相性があることは理解している)

昨日新番組?のサンドウィッチマンの二刀流、という同じ芸人さんに漫才とコントを立て続けにやらせる、という番組を見た(お陰で寝るのが遅くなった)。

その中で新番組の目玉として?アンタッチャブルに久しぶりに芸を披露してもらう、という場面があったのだけど、もう最高に面白かった。

不動産屋さんのネタが最高だった。ネタの半分以上はアドリブで、台本ともリハとも全然違ったと聞いてびっくりした。リハ版も見たい。

ザキ じゃあ生年日(せいねんび)を伺っても?

柴田 ??生年日?生年月日じゃなくて?

ザキ いえ、うちは月(がっ)は要らないんで

柴田 要らないの??

↑ココ最高に腹抱えて笑った。神かと思った。(ただしうろ覚え)

見終わってからお笑い好きの旦那用に録画してあげれば良かったと後悔した。

柴田さんは一見地味な人だけど、あの予測不能なザキヤマをアドリブで乗りこなせるんだから、すごい人なんだと改めて思った。コンビは相性。私もアンタッチャブルを目指して頑張ろうと思う。(どこを目指して?)

最後に今朝のハイライト。

妻 今度友達に誘われてわざわざ呼び出された理由が分からないんだけど?
(基本的にぼっちなのでお誘いがかかるとまずは宗教勧誘を疑う)

夫 え?こないだの〇〇の件を直接詳しく聞きたいんじゃなくて?他になくね?

妻 あ、そういうこと?てっきり私に会いたくて仕方ないのかと思ってた
(勧誘とかマルチとか痛い目にさんざん遭っているのに全く学習しない)

夫 察しが悪い!(殴る真似)←鬼滅の鱗滝さんの超有名なセリフ「判断が遅い!」の言い方で

妻 !!(鱗滝さんに殴られた炭治郎の顔)

#この鱗滝さんのセリフはわが家でめっちゃ使えると評判です ←私の察しが巨悪いため
#もうすぐ結婚記念日
#めおと雑談

#写真とか
https://twitter.com/kirakiramamama/status/1323789340837703680?s=21

#今日のお歌…脈絡なく久々の【レッツゴー色眼鏡】…わが子に限らず身近なチェンジ不可能な人材は良い方向に色眼鏡で見たほうが幸せかもしれない。
https://youtu.be/z8O7rUjReFE

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