【キャンプに】
【キャンプに】
行けるかもしれない。
というのは、物心ついてからずっとネズミくんには土への強い執着とこだわりがあって。
屋外イベントは鬼門で。ほんの短い時間でも気が気じゃないのに、土だらけの環境のキャンプなんて見張る人(主に私と旦那)の気が狂うから行けそうもないとずっと諦めていたのだけど。
そんなわけで幼稚園の公園遊びもお泊まり保育も小5の宿泊学習も全て「お母さん無理しないで(≒ネズミくんに無理させないで)」と断られてきた。
ところがぎっちょんちょん(古い)、昨日の日帰り旅行ではほとんど土に触らずに過ごせたネズミくん。
アスレチック公園では手を離しても地面の土に触らずゆったりとベンチに座っていられたネズミくん。
プールの人工芝は触ってたけど触り方が激しくなって静止したらすとんとやめられたネズミくん。
こんなのはじめて!!!
実家のメンツと兄夫婦と私と旦那とでやんややんやの大絶賛。なんて素晴らしいネズミくん!!!
いやもちろんこっちに迷惑をかけないことが素晴らしいとかじゃなくて、ネズミくんの存在がすでに素晴らしいんだけど、それは当たり前として、さらに楽しい時間をみんなで共有できるようになったことが!!なんて嬉しいんだろう。
同じ空間でお互いが居心地よく居られることの素晴らしさ。
それが当たり前じゃなく奇跡なんだって、一生かけて目指すものなんだって、障害があってもなくても近しい人間関係では全てそうなんだって、それを私はキミを育てて初めて知ったのよ。いやホントに。
同じ空間にいて、お互いがなんとなく居心地よくいられることの奇跡。
母いわく「これは今年の夏はネズミくんと一緒にみんなでキャンプに行けるんちゃうか?」と。
まじで?
どうなんだろうなぁ。今回の親族旅行はネズミくんが(母も)大好きなプールと絡めたからネズミくんも一緒に楽しめたのだけど、ネズミくんはキャンプに行きたいかな?土を触っちゃダメだって我慢ばかりになっちゃわないかな?どうだろう。まぁぐるぐる考えても、結局やってみなければわからないのだけど。
やってみてネズミくんが笑っていれば楽しいのだろうし、笑わなければ楽しくないのだろうし。(そのまんまやで)
正直私も旦那氏もインドア派なのでそこまでキャンプにどうしても行かなきゃしぬというわけではないのだけど、トラ吉とヘビ蔵(名前は生まれ年の干支)の下2人には「子供の頃に家族でキャンプした」という思い出をひとつ作ってやりたいとは思っていて。
どうしてもではないのだけど。無理のない範囲で、もし可能であれば。
なんか記号というか嵐の時にふと見えるアンカーみたいな存在として下2人にキャンプの記憶を贈りたい。本人たちがもし望むならね。
(それが「いいもの」というのは単に親の勘違いやエゴかもしれない…家の中でゲームでもしてゆったり過ごす方が本人たちには楽しいのかもしれないし)
ただまぁあくまで私の場合はだけど、「子供の頃に連れて行ってもらったキャンプ」って不思議と長く記憶に残っている。
(父も多忙だったしそんなにアウトドア好きなタイプでもなかったからそうそう何度も連れて行ってもらった記憶はない…てか沢遊びとかは何度かあってもテントでちゃんとキャンプ場に泊まったキャンプは一度しか記憶にない…だからこそ貴重なのかしら?)
すごく覚えてるのは弟がなんらかのわがままを言ったのだかなにかで父にどこかへ連れられて行ってしばらくして父だけ戻ってきて弟はどっかへ置いてこられたのとか。(今なら許されない所業だな…しかしあのおとなしい弟が一体何をやったのだろう…さっぱり覚えてないので今度キャンプに行く機会がもしあれば弟に聞いてみようと思う)
もともとは下2人がキャンプに適した年齢になったらショートステイにネズミくんを預けて行こうと思っていたんだけど、まさにその適齢期のど真ん中でコロナ禍がスタートし、ネズミくんのショートステイ先がここ3年外部の受け入れを中止していてショートステイできず…そろそろショートステイを再開できるか聞いてみようかな?
言わなきゃサービスが得られないのはこの業界いつものことなので…だからたまに主張していかなきゃなのはそうなのだけど…まぁでもキャンプが下2人の人生に必ず切実に必要かといえばどうなのだろうね?
などと、そのうちそのうち、と先延ばしにしている間に次男はもう小学校最後の夏に差し掛かる。(キャンプどころかそろそろ親と遊んでくれなくなる)
子どもの成長ってはやいな!!
それがさらにコロナで加速した感もある…あ、でもどうかな。かえってリモートワークとかでこの2年は下2人とは触れ合う時間が多かったかもしれない…リモートワークも邪魔されまくって大変だったけど今思うとワチャワチャして楽しかったような…?(←都合の悪いことはどんどん忘れて楽しかったことばかり強調されていく便利な?記憶システム搭載)
実家に大集合した時に時々披露してもらう姪っ子のヴァイオリン(小一から始めた)がみるみる上達していくのを見るにつけ、姪と同い年の次男にもなにか楽器をやらせたいなぁと思うけど、結局イヤイヤやっても身に付かぬし、ここまで持ってきた兄嫁のすばらしい縁の下の支えを絶賛こそすれ自分にできるとは思えないなというのもあって、これもまた先延ばしにしている。
自分のピアノを思っても楽しくなきゃ上達しないし多少上達しても大人になってからはとんと弾かないし、無理にやっても楽器は仕方ないのでは?とも思う。(個人の見解です)
(私がギターを始めたのは40前からだけどそれでも十分楽しいので暇な時触るし焦ることないなとも思う…母に至っては三味線始めたの60過ぎてからだけど、なんだかんだと続けていて津軽三味線の本格的な曲を徐々に弾けるようになりつつある…すげぇ…好きこそものの、継続はチカラなり…けどそれもまた2人とも幼少期に習ったピアノの素養があったおかげとも言える)。
ので、トータルやってほしい気持ちもありつつ、本人がやりたくなるまでは無理に勧めてもなぁという現状に落ち着く…ただまぁ次男がその気になる前に人生が終わりそうとも思う…まぁいいけど🤣
今は次男はマインクラフトに夢中で、いつも楽しそうにやってるし、スマホで別の動画を見ながら淀みなく同時にゲームを進めていて、なんだこのマルチタスク!と感動してそっちを「もしかしてゲームの天才なんじゃないか!」「すごいすごい!」と応援している。(目だけは悪くならないようにたまに目の体操して、とは言ってる)
ちなみに三男はアスレチックワールドとかいう私が子どもの頃にもあったぞ?という鉄玉を操作してゴールを目指すアナログなゲームを延々とタイムアタックでやっている。付属のストップウォッチを押す係を延々とやらされる…いやはや。
2人ともいつか気が向いて楽器もやってくれたらいいのだけど🤣
しかし成長といえばネズミくんがここ2年でなんだか急に成長してきて(やはり中学生になったから?)まさかキャンプに行こうだなんて発想になるとは…!!
ずっと諦めていたもの、先送りにしてきたもの、ドリカムの歌じゃないけど、少しずつ叶えられてく。ほら思った通りに…なんてな。(古い)
ネズミくんが生まれて、重度の障害があって、彼には物心ついてからずっと土に強い強いこだわりがあって、名前をつけて可愛がっていた大好きだった部屋の中の観葉植物を全て撤去して苦節10年余り…(ガジュマル君ほかウラ紫ちゃんもゴクウ(ゴクラクチョウ花)もみんな熱帯植物なのにキタカントーの霜が降りる実家に地植えされて冬を越せず枯れました)
そのうち青々とした観葉植物も家の中に復活できるかもしれないし、猫砂を触りまくるだろうから無理と諦めていた猫も家で飼えるかもしれない。
今すぐには無理でも、10年後とかに。
私の中の信念?に、「願いは叶う喜びと叶わない喜びがある」というものがあって。
むかーし、なにかの小説のあとがきかなにかで読んだと思う(あやふや)のだけど、夢を追っている時が案外いちばん幸せで。
叶ってしまったらちょっとさびしい。
もちろん心底叶えたいのだけど、叶えるための夢中で取り組む道程も、あれこれ想像を巡らす時間も、それはそれで、かけがえのない楽しいひとときで。
まぁだから夢は叶っても叶わなくてもどっちも楽しいということなのよな。
次男がなにか楽器をやってくれたらめちゃくちゃ嬉しいし、そうでなくても、いつかやってくれないかなぁと思いながら、それが叶ったら一緒にこの曲をやろうと思いながらひとりで練習している今もそれはそれで楽しい。
いつかこんな子を飼いたいと思いながらいろんな猫の動画を見ているのも楽しい。
ネズミくんの中の準備が整って次男三男や姪っ子甥っ子達とキャンプに行けたらきっと楽しいし、いつかキャンプに行きたいなぁと思いながらキャンプに行った人の日記を読むのも楽しい。
今できないことは、いつかできるようになるかもしれない楽しみでもある。
今できること、できないことをそれぞれに味わって、できるだけ今できる範囲でお互いが同じ空間で居心地よく居られるようにする。
近過ぎてお互いが居心地が悪い時は少し距離を離して工夫する。
たとえば今朝もこんなやりとりが。
「ママってなんでうんこマーン!うんこマーン!」
旦那氏「アレほっといていいの?」
アレはまぁなんちうか、ホーホケキョみたいなもんだから。
旦那氏「なるほど、ああいう鳴き声の虫みたいな」
ツクツクホーシ!
旦那氏「いなすチカラ無限大」
かまってあげた方がいいサインではある…別のやり方で。
聞き流した方がいいこと、キャッチした方がいいこと、その判断はその時々で変わるし、うまくいくときもうまいかないときもある。
ワットアワンダフルワールドにある友達の「How do you do?」の意味が本当はアイラブユーなんだって歌詞と同じで、三男の言う「うんこマーン」は「アイラブユーママ、もっとボクをかまってちょんまげ」なんだろうと思う。
もうちょっと可愛く上品に言ってくれと思わないではないが、奴もそろそろ3年生。そこもまた素直になれないお年頃というか、思春期に向かう成長なのだろうよ、と思うことにする。ホーホケキョもツクツクホーシも結局意味はアイラブユーで、恋の歌だものね。鳴き声はこっちで適当に解釈するわ。良い方に。うん。
とりあえず天気が良くて爽やかな空気だと楽しい気持ちになる。
今はとりあえずそうだなぁ、室内はともかく、ベランダと玄関先の家庭菜園を再開しようかな。野菜の苗でも買って。(←去年はもう何もかもめんどくさくてやらなかった)うん。一年振りの家庭菜園、いいね。
なんだか楽しみだな。
まぁキャンプに行けても行けなくても、「キャンプに行けるかもしれない」と思えたこの朝のワクワクした気持ちを、日記に残しておく。ふふ。
そして今地獄の筋肉痛である。昨日膝が笑うほど林道歩いたからなぁ🤣夏休みにキャンプに行くならまず体力つけなきゃな。
▪️明日までに治す筋肉痛ストレッチ
https://mitsuraku.jp/kiji/c-stretch-muscle-aches
痛むところを軽く押さえながら動かすの良さそう。痛気持ちいい。ふくらはぎ以外にも使えそうな。(←すぐ応用したがる)
#今日のお歌 … 【ワットアワンダフルワールド(寝起き弾き語り)】昨日の日帰り旅行のドライブ中に車中でさんざん練習した成果を、(コードを)忘れないうちに残しておく!!
https://youtu.be/BlPptAKThnk
しかしE♭が笑えるほど押さえられない🤣
だいたい2本の指で3つ弦を押さえるのが無理なのよ人体の構造上。押さえられる人なんなのかな、6本指なのかな。(映画「ガタカ」を思い出す…あれもなかなか…しかし…うん。)
まぁ人には人の、E♭(乳酸菌)
いい曲だなぁ。これも歌いやすく日本語訳したいな、いつか。
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