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久々の自作和歌【ほっこり和歌集】※累積投稿


只今合計(17)首
2020.11.12(1)
■食べすぎてまろみをおびた腹を見て「秋が来たな」と今年も思う

久しぶりに和歌を詠んだので、思いついた和歌を忘れぬうちに、と帰宅途中にこんな所(写真のどれかを参照)でスマホのメモ帳に追加している。田舎はあちこち車停め放題で便利だな。

2020.11.09(2)
■鮮やかに定時退社を焼き付けてブラインド越しに夕陽が帰りぬ
秋の日はつるべ落とし。わぁまぶしい明るいな、とふと目を上げると夕焼けがブラインド越しに燃えている。さて今日は残照のあるうちに帰れるかしら…良いわね夕陽はいつでも定時退社で、とひとりごちる。

■秋深しちぢにものこそ思ひけれ名峰モンブランを腹に収めつ
「わー大きい」と思ってもすいすい収まる四次元ポケット腹。美味しかったな、食べちゃったな、という女性特有の賢者?タイムで一首。


2020.0707(3)
■「殻を脱げ」なんて簡単に言うけれど、脱がれた方がアタシかもしれず
相手にとって都合のいいものが自分の本質とは限らない…自分なんて役立たずで煩わしい愛しきものなのだ。アンパンマンの新しい顔よ!に通じる諸行無常。

■本日のちょっと古くなった豚肉にカレー粉まぶす東インド会社JAPAN支部
字余りが過ぎるw

■あんなにも美しい背中は他にない一度も振り向いてくれぬ君の

■追いかけて見続けたから君にあげる世界背中選手権優勝
ウチの自閉症息子が優勝でしょうね、追いかけて振り向いてくれたことないですから。
前の歌、恋の歌だと思った?ふふ。してやったり。でもどうなんでしょう。

■寝る夜毎真珠のつぶを磨いてる小さなまばらなニョキニョキとした
ネタをバラせば子どもの歯磨きの歌です。限りなくめんどくさいけど、真珠磨きだと思って曇らせないように頑張ろう。

2020.0706(6)
■青嵐耳をかすめて去りし風「この唐変木」とつぶやくアタシ

■七夕に生まれし吾子の生誕を自堕落に祝うことごとく祝う

■ワイシャツの袖のボタンを見つめ居りじっと見つめをり君がよぎる雨

■吸う息が吐く息よりもちょっとばかり多い気がする7月の午後

■空からの、透明な文句がぶつぶつとただブツブツとビニ傘に届く

■バイタル低下…顔色の悪いひき肉に「がんばれがんばれ」とカレー粉を振る

2020.0701(5)
■びょうびょうと女の声で泣く嵐まとわりついてぬるいさびしい

■長風呂の堂々巡りに水滴が「だから?」「だったら?」と相槌を打つ

■どうせならかっこよく死ぬわとげんこつで机を鳴らすうどんを食べる

■なにをそう急ぐ理由があるものか天駆ける雲にアクセルを踏む

■目に見えぬ忍者がウヨウヨいるようで初夏の嵐の青い田んぼが

#写真とか
https://twitter.com/kirakiramamama/status/1325713681275998210?s=21

#今日のお歌 【ひなたぼっこ】まぁ素人の和歌でも読んでゆっくりして行きな〜👍
https://youtu.be/zAf0gBHW_SU

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