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音楽雑記

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2024年7月の記事一覧

2024年FUJIROCK振り返り

ベストアクトは、湯沢温泉駅前のへぎそば(写真)でした。 見たアーティストの中で、記憶に残ったものだけ記録しておきます。 恒例のプレイリストを添えて。 記憶に残ったライブKim Gordon とにかくかっこよかった。あんなに立ち姿、ギターを構える姿、歌う姿が似合う71歳がいるなんて思わなかった。音楽的にも、ヒップホップや電子音楽とノイズオルタナティブを混ぜ合わせた最新作を若手アーティストとぶちかましていて最高。 エレクトリックギターをアンプに向けてノイズを出す手法を彼女より

FUJI ROCK Festival DAY3予習

これまでより、時間をかけてフジロック開催前に聞き込めるので、 知らないミュージシャンも含めてちゃんと聞いてから臨もうと思った。 各日毎に10曲縛りのプレイリストを添えて。 DAY1はこちら DAY2はこちら 気になるミュージシャン3日目。最終日 まずは、CELEBRATION OF THE METERS(19:00-20:10 FIELD OF HEAVEN)ミーターズのオリジナル・ベーシストのジョージ・ポーター・ジュニアを中心に、強めな面子が集まったセッションバンド。さす

FUJI ROCK Festival DAY2予習

これまでより、時間をかけてフジロック開催前に聞き込めるので、 知らないミュージシャンも含めてちゃんと聞いてから臨もうと思った。 各日毎に10曲縛りのプレイリストを添えて。 DAY1はこちら 気になるミュージシャン2日目 まずは、新譜が最高にオルタナティブだったトクマルシューゴ(フィールドオブヘブン、11:40-12:30)が見たい。 様々な楽器を使いこなすオーガニックなマエストロという側面だけではなく、この世界の自由さ、溢れている音をパッケージして世界に投げつける彼のオル

SPORT大特集/Best France Lyon Emotive Band Ever

導入突然Facebook上で再結成を発表したと思ったら、ライブ活動をヨーロッパで行い、サブスクでも突然過去音源を配信開始したりと精力的な活動を行っているフランスリヨン出身のバンドSPORT。 ただ、彼らについての記事やインタビューは、英語やフランス語でもなかなか見当たらず(Wayback Machineで見つけたのが数件・・・)、北半球で夏が始まる今こそ聞いて欲しい彼らの音楽が届ききっていない気がした。 彼らのコピーバンドをし、2017年の来日公演を生で見た身として、少しで

FUJI ROCK Festival DAY1予習

これまでより、時間をかけてフジロック開催前に聞き込めるので、 知らないミュージシャンも含めてちゃんと聞いてから臨もうと思った。 各日毎に10曲縛りのプレイリストを添えて。 気になるミュージシャンまず1日目 個人的には、Amy Winehouseのカバー動画を見てから気になっていたRemi Wolf(ホワイトステージ、21時–22時)を観られるのが嬉しい。 ハスキーなボーカルが特徴だが、新譜はよりローな雰囲気が漂っておりより好きになった。 時間が被っているのが残念だが、Fl

Summer Eye大特集

※各種リンクやライブ情報は、自分が追い切れている範囲かつ7月11日段階のものです。公式HPも、是非ご覧下さい。 1.導入友達のパートナーから、「一番好きなミュージシャンは誰?」と聞かれた。音楽好きあるある通り、もごもごと「いやー色々聞くしなぁ・・・難しいなぁ。気分によるなぁ。」と答えた僕に対して、パートナー氏は「No1は勝手に決まるものではなく、自分で決めるものだよ」と言った。 かなり響いた。ビビッとぶん殴られた。 そこで、「自分が一番好きなのはSummer Eyeだよ」と

Silica Gelの T + Tik Tak Tok (feat. So!YoON!)から考える、かっこいい長いギターソロのアイデア

なんとなくTwitterで連投していたのを、自分のためにまとめておく。 導入韓国のロックバンド、Silica Gel。実験性、とあえて言うとちょっとダサいぐらいのコテコテしいロックさを今鳴らす素晴らしいバンド。来日公演も大盛り上がりだった模様。(行きたかった・・・) 彼らのヒット曲の一つ、T + Tik Tak Tok (feat. So!YoON!)は4分以上のギターソロがありつつもダレることなく、2024年の音楽として鳴っている。 私自身もギターを弾くので、「なぜこの