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プーリップ&ファミリードールのアイカスタム

キラボシザッカテン中の人です。
2019年~2020年頃に個人のSNSアカウントで公開したアイカスタム記事の焼き直しです。月日が経つと自分でも掘り起こせなくなってきたので再編集してnoteに掲載します。(むかしむかしは個人ホームページを持っていたいにしえのネット民ですがそれも年月とともに消滅し…)

プーリップやそのファミリードールをお迎えして、そのままの状態でも充分可愛いのですが、もっと「うちの子」にしたいなぁと思った時に比較的 手軽にできるのがウィッグ交換とアイカスタム。簡単にその手順を説明する記事です。

※画像は2019年~2020年当時のものです。大きな仕様変更はないと思われますが、最新作とは細部が異なることがあるかも知れませんのでご了承くださいませ。またカスタムは自己責任でお願いします。
画像と文章の無断転用、転載はお断りします。

準備物

今回はプーリップの弟イスル、
Lir Nostalgia ver. (リル ノスタルジア バージョン)で解説していきます。
プーリップ、イスル、テヤンは視線稼働/まぶた開閉あり、ダル、ビョルは視線稼働あり/まぶた開閉なしと少し仕様が違いますがヘッドの中の構造はほぼ一緒。

精密ドライバー、カッター その他自分の使いやすいものを準備。
専用の道具などは特にありません。

ウィッグを剥がす

がっちり接着剤で固定されているように思うウィッグも接着面はウィッグネットの際だけなので、外周ぐるっと接着を剥がせば簡単に取り外しができます。言葉で説明しづらいので動画を置いておきます。
ウィッグを剥がした後、ヘッドに接着剤の塊が少し残ります。気になるようであればデザインナイフで軽く削ります。
ウィッグだけ交換したい場合は新しいウィッグを装着したら完了。

ウィッグをめくって接着が甘そうなところからヘラを差し込んで少しずつゆっくり剥がす。

ヘッドを開けてアイギミックを取り出す

後頭部のネジを4本ドライバーで外すと、ヘッドが前後にパカッと外れて内部があらわになります。さらにアイギミックを固定しているネジを3本外せばアイギミックが取り出せます。

後頭部を外したところ
取り外したアイギミック。バネで固定されているのがまぶたパーツ

アイチップを裏側から押し出す

棒状のものでアイギミックの裏側の隙間から元々装着されているアイチップを押し出します。接着されているので少し力が必要です。加減しながら。

アイチップの真ん中より、白目との接着面がある縁を狙って押すとポロっと外れやすいかも。

まつげのカールが足りないときや、貼り替えをしたい時はこのタイミングで。ドール専用のものでなくても人間用の付けまつげを切って貼り付けてもOK。

ビューラーは目尻用のポイントビューラーがおすすめ。

新しいアイチップをはめて元に戻す

練りゴムを適当な大きさに練って白目の土台に詰め、その上に新しいアイチップを載せて軽く押しつけて固定。

新しいアイチップを入れる、アイギミックを元通りにネジ留めする手順の画像が行方不明…。(別の記事でそこだけ詳しく解説します)

そして恐らく初めてのカスタムだとここが最大の山場

まぶたのバネをアイギミックの突起に引っ掛ける作業。
ピンセットやバネの端を引っ掛けられる棒状のものがあると作業しやすいです。無ければアメピンなどでも。バネが引っ掛けられたらウィンク棒をさしてまぶたの開閉と視線可動に問題がないか確認。最後は頭を閉じて元通りにネジ留めしていきます。

確かこれは100均の編み機に付属していた編み棒

再組み立て

ヘッドを元通りにネジ留めすればアイカスタムの感性。
瞳や髪の毛の色が変わるだけでかなり印象が変わります。

このアイカスタムで使用したアイチップはハンドメイドで作られたものを使用しています。
製作者の方はこちら→Twitter ID:@miguel_ga2

さいごに

アイチップはサイズさえ合えば、レジンなどで自作することもできます。アイチップの作り方は他に詳しい方がいらっしゃると思うのでネット検索してみてください。

カスタム方法は新たなプーリップファンや、既にファンの方にはもっと楽しみを見い出していただきたいなと思って一個人として公開しているものであり公式な情報ではありません。販売元である株式会社グルーヴさんへの問い合わせはお控えください。
またドールに手を加えることによって不具合などが生じる場合もあります。カスタムはご自分の責任においてお願いします。

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