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第71回 毎日王冠、第55回 京都大賞典【データ・調教・最終予想・買い目】

直近の大型的中記録


どうもキラです。

毎日王冠(GⅡ)と 京都大賞典(GⅡ)の予想をしていきます。


毎日王冠(GⅡ)予想

毎日王冠(GⅡ)コースの特徴

◆ 1・2コーナー途中のポケットからのスタートですぐにコーナーに入ることから外枠の逃げ・先行馬は不利になる
◆ 向こう上面と最終直線で坂があり、平坦ではないことから差し馬、追い込み馬に向いた展開になりやすい
◆ 急な登り坂⇒コーナー下り坂⇒急な上り坂と、一息を入れる箇所がなく、スピードだけでなくある程度スタミナも必要
◆ 開幕間もない時期は高速馬場の恩恵もあり、スピード・瞬発力タイプが逃げ・先行で粘り切るケースが多い

毎日王冠(GⅡ)ポイント

◆ スタミナを要するということからスピード血統よりSS系のロイヤルチャージャー系が優勢、特にディープ系
◆ レースの格も高く、近年は春のGⅠからのローテーションか、同条件のエプソムカップあたりが主流
◆ 府中コースにもかかわらず、開幕週が追い風になり近6年で逃げ馬が2勝2着2回という珍しいデータ
◆ ペースは基本スロー
◆ 3歳馬も牝馬も優劣なく好走経歴あり
◆ 基本は好位差しで上り勝負、33秒台は必須

毎日王冠(GⅡ)考察

コントレイルの存在で不運の世代の影響を一番受けている⑨サリオスが出走ということでかなりの人気でオッズは偏ってます。

そのコントレイルは菊花賞へ直接参戦するようなので、それをみてサリオスは天皇賞秋への視野も広げている、といったところでしょうか。

実のところ、コントレイルが天皇賞秋、サリオスが菊花賞、とばかり思っていたのですが、やはりクラシック三冠というファンと期待に応えざるを得ない、といった感じなんでしょうかね。


そんなシルバーコレクターになりつつある⑨サリオスですが、皆さんもご存じの通り、ここでは能力的には抜けています。ハーツクライ産駒ということで距離延長の方がいいかと思われましたが皐月賞→ダービーの流れを見ていると中距離のほうが合っていそうな印象もあり、その辺を踏まえてもこの毎日王冠はちょうど良い指標になりそうです。

まず考えなくてはいけないのが⑨サリオスの死角。初の古馬戦にはなりますが、斤量は54キロですし、相手にGⅠ級がいないということもあり、正直死角はありません。唯一、考えなくてはいけないのが馬場コンディションですが、台風の影響で不良馬場だった昨日に比べ、水分も抜けてきて現在は重馬場。そもそも開幕週ですので、芝の痛みというよりはぬかるみによる不良馬場でしたので、水分さえ抜ければ芝はまだまだ生きています。あと3~4時間でさらに馬場は回復することも考えられますし、そもそも血統的にも道悪はこなせる血統なので、ここでも死角はないと考えるのが妥当でしょうか。

むしろ馬場の影響を受けたのは、管理人的にも最初厚めの相手候補にする予定だった⑩カデナです。大阪杯の末脚は今見てもすごいものですし、条件さえそろえばこの馬もGⅠ級ですので今回の開幕週の府中で行われる毎日王冠は実は結構期待していたのですが、この馬場はかなり痛手です。

それを物語っているのが宝塚記念。いつものように後方待機で末脚勝負でしたが、あれだけのパワーがいるコンディションの阪神でもろにその影響を受けたといっていいです。パンパンの良馬場なら今回サリオスにも勝てる可能性あるかと思っていたのですが、今回はやむなしですね。

一方、力のいる馬場になって期待できそうな馬ももちろんいます。今回は枠にも恵まれましたし、ここは密かに期待している馬です。その馬に関しては最終結論と共に触れておきます。


京都大賞典(GⅡ)予想

毎日王冠(GⅡ)コースの特徴

◆ スタート位置は4コーナーにあるポケットで、最初のコーナーまでかなり距離があるため、枠による不利はない
◆ 向こう上面の途中から3コーナーにかけて高低差4.3mの大きな坂があり、この下り坂で一気に加速するため馬群が外にばらけやすい
◆ ばらけた馬群の影響で直線入って直後に内回りのコースの馬場が出てくるためガッツリ内が空く。差し馬はここを突くと一発もある
◆ 芝が軽いので比較的高速決着で、スピードタイプの馬が合う

京都大賞典(GⅡ)ポイント

◆ 古馬の中長距離ということで血統もディープ産駒のみならず、シンボリクエスエス、ハーツクライ、ルーラーシップ、ホワイトマズルといった長距離血統も比較的見られる
◆ これからの馬よりかはすでに実績を残している高斤量馬の方が好走傾向
◆ 開幕週ということもあり、前が止まらない
◆ ペースは基本スロー、流れても平均ペース
◆ 牝馬牡馬の優劣も特には無し
◆ 基本は上り勝負で、先行策でも33~34秒台の脚が理想

京都大賞典(GⅡ)考察

まず追い切りで目立った馬は⑰キングオブコージ、⑤ノーブルマーズあたりでしょうか。

人気・実力ともにトップクラスの②キセキが1人気。春は長距離ローテを使い、見事失敗に終わった印象ですが、宝塚記念で結果を残したことで京都大賞典を選択。しかし個人的には、距離的にも毎日王冠の方が合っている気がしています。

その点、距離的にも気配的にも怖いのが⑰キングオブコージ。距離を伸ばしてからは破竹の4連勝、目黒記念で初重賞制覇を成し遂げ、その流れなら本体、さらに重賞を取りやすいであろう夏競馬で走らせる選択もあったかと思いますが、使い詰めていた点も考慮し、しっかりと休めて秋競馬を選択してきた当たり、大事に使われてるのがわかりますし、ある程度の勝算も見込んで天皇賞秋路線を選択してきたように思います。なんといっても前からでも後ろからでもいける自在性が強みですね。

そしてトップハンデの⑬グローリーヴェイズ。もともと鉄砲は苦にしないタイプなのでここでもそれを気にする必要はありません。宝塚記念はあまりにも負けすぎましたが、スタートで出遅れたこと、その上すごく力のいるタフなレースだったため、後半は無理をさせない感じのレースだったかと思います。追い切りや馬体を見る限り完調そうですし、ここでもう一度見直しです。

あと取り捨てが難しいのが①ダンビュライトです。騙馬になってさほど変わった印象がないんですよね。ただ、宝塚記念は度外視できますし、天皇賞春も距離が長すぎました。真価がみられるのはようやくこの舞台なのでは?という気もします。あまり軽視するのは危ないかもしれません。

一方今回人気馬の中で軽視したいのは⑥ステイフーリッシュ。京都も合う、距離も範囲内、近走もずっと勝ち負けとあれば人気して当然なのですが、今回は条件から少し外れていると、個人的には思っています。

というのも、⑥ステイフーリッシュは非根幹距離で活きる馬。今年馬券に絡んだオールカマー、目黒記念、京都記念、AJCCはすべて非根幹距離です。唯一勝っている重賞の京都新聞杯も非根幹距離。今回は王道根幹距離の京都大賞典ですし、ここはここ近走をそのまま当てはめるのは少し危険かと思います。

逆に、少し人気落ちしてますが、実は注意しておいたほうがいい馬も一頭 います。そのへんも最終結論と共に触れておきます。



⬇️毎日王冠(GⅡ)、京都大賞典(GⅡ)最終結論、馬券買い目は以下⬇️


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