娘の世話と育児との向き合い方

3週間前に産まれた下の子は、いまのところ幸い手がかからないので上の子について話します。

娘は今、3歳8ヵ月になります。
今では愛くるしくてたまらない我が子であるが、
2歳くらいまでは、本当に大変だった。。
特に生まれて数ヶ月は、
しゃべらない、笑わない、泣くだけの未知な新生児に
嫁は戸惑い、苦しみ、愛することが難しかったらしい。
(顔もパパに似すぎていた。。笑)

夜泣き、甘えん坊、食べ物の好き嫌い、ママ依存、イヤイヤ期、トイトレ、抱っこ依存、YouTube依存
ママは本当に苦労してひどく落ち込むこともあったが、
決して投げ出さず、育児に向き合ってれた。

私としては、育児をサポートしていると思い込んでいたが、ママの本当に求めているものには実は全然達していなくて、悩みすぎるママに対して慰めの言葉をかけても、逆効果になることが多かった。

私は、育児へそれなりに積極的に取り組み、
周りから褒められることも多くあった。
ただ、実際のところは、
空き時間を見つけては、
ゲームをやったり、競馬の予想や観戦をしたりと
娯楽を我慢できない自分がいた。
それを見ていた嫁の苛立ちを私は見て見ぬふりをしていた。

今でも忘れられない
最も自分の愚かな行為を一つ告白すると、
嫁が入浴中、
寝ていた生後数ヶ月の子どもがベッドから落ちてしまって
大泣きしたとき、私はすぐに駆けつけることをしなかった。

私はオンラインゲームで手を止めることができなかったのだ。

嫁からは相当怒られた。
なぜゲームを優先してしまったのか?
私自身も自分に失望した。

それから3年経つが、ゲームはしていない。
(老後の楽しみにとっておこう)
今、嫁からの信頼をなんとか回復できている。
そして下の子の妊娠から今に至るまで、
上の子の世話をする機会が急激に増えている。

コロナの影響で上の子は保育園に預けられない日々が続き、
一日中家で相手をするとさすがに疲れて嫌気がさすときもある。
公園にいくと滑り台を繰り返し、
バレバレのかくれんぼに付き合ったあとは
木の棒を見つけ探検ごっこ。
帰りは買い物袋を持ちながら必ず抱っこ。
家では妄想全開のおままごとをエンドレス。

自分の自由時間は確実に削られていて、
自由な独身者を羨ましく感じたり、
仕事だけで家事育児を一切してこなかったという親世代を妬ましく感じたりすることもある。

しかし長い目でみれば、おそらく上の子とここまで接するのは人生の中でも、いまがピークだろう。
上の子と向き合う経験は決して無駄ではなく、人生できっとかけがえのないものになると信じている。

先日、4月まで仕事を休むことを決めた。

これからも子育てに本気で向き合いながら、親も子どもも共に成長し、10年後、20年後、あの時は大変だったと笑って子育てを卒業できたら最高だな。

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