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Why don't you listen, Why don't you listen, Why don't you listen to your heart? 〜 推しの王子様 🤴第9話感想

サ終反対。断固反対。

OnAir直後はこれだけ言えればいいやって気でおりました。けど、さすがにそれだけでは伝わらない…てか、それだけで済ますのは大人気ないとも思いましたので、以下続けますが。
基本姿勢はそうであるとお含み置き頂けますと幸いです。

いや、そうじゃない、そうじゃないのよ、の繰り返し。なんだろう、泉美ちゃん、大丈夫?
どう考えても、あなたは自分の気持ちをいちばん蔑ろにしてる。「考えてみる」「考えてみる」って、何を考えたの?これまでがどうだったかとか、みんなの企画のこととか、そういうことだけ?今のあなたがホンネのところでどうしたいのかを考えた?あなた自身が納得する「前を向いた決断」は、ほ・ん・と・う・に、それ、だったの????

あー、いけないいけない。お説教始めちゃっちゃいけませんね失礼いたしました。
でもね、どう見てもあれが泉美ちゃんのホンネの決断には感じられなかったんですよ。でなければ、「サービス終了」のアナウンス流したあと、なんであんなに大泣きします?みっちーに「これからどうなるんだろ」なんて言います?あんなに不安げに?
…不安なんですよね。不安なんですよ。何もないところから始めて作り上げた「ラブ・マイ・ペガサス」、それまでの自分の全てを注ぎ込んで作った「理想の恋愛」のカタチ、それが大ヒットしてここまで会社を大きくしてくれた、その大事な大事な作品を終わらせたんだから。
ここから先は「ラブペガ」の稼働していない世界で、「日高泉美」としてやってくことになるんだから。そりゃ不安でしょうとも。

いや、違うな。そういうことじゃない。
多分わたしが受け入れられないのは、泉美ちゃんが、こんなカタチで「理想の推し」を見限ったこと、なんだと思います。
ケント様は「理想の推し」。でしたよね?
売り上げ不振は分かります。社長としてビジネスを考えるのは当然です、さらなる飛躍のために整理するべき時期でもあるでしょう、でも!
それで「理想の推し」を、手放します、か?
立場はどうあれ、精魂込めて「理想の恋愛」として作り上げたその相手を。「売上不振」「メリットの多い買収案の中の交換条件」が理由で。
みんなの企画を実現させたい気持ちが、ケント様をこの世界から消してしまう動機?
わかんない、と思ってしまいました。それはないでしょうと。ケント様があまりに不憫。

…これは「誰よりも乙女ゲームを好きでいた」日高泉美自身がすでにそこにはいない、ことの証明、なのでしょうか。

では、なぜ。なぜ、そうなったのか?
航くんに出逢ったから?航くんを好きになったから?3Dリアルでケント様にそっくりな「隣を歩ける相手」が現れたことで世界の在りようが変わってしまったから?
…勘弁してください。それこそ、それこそ冗談じゃない!
初回であれだけ熱く乙女ゲームに対する愛を、推しを想う気持ちを語った日高泉美はどこ行った!
あの泉美ちゃんを見て、ああこれならついてけるかなと思ったわたしはどうすればいいですかンなこと知ったこっちゃありませんかあーそうですかぁ!!
…3Dリアルで「人を好きになる」ことがこんなふうに人を変えてしまうなら、それがこのドラマの世界観であるなら、もうホントごめんなさいわたしにはちょっと向いてなかったですとしか申し上げられません。

だから、みっちーとのそれはそれは美しかったラストシークエンスも、感情自体はさておいて、ただ黙って見惚れていただけでございました。
ディーンさんを綺麗に撮る、ってのは、
ある意味、カメラマンさんや監督さんにとって
ものすごぉくやり甲斐のあること、なのかもしれないなあ、とか。
徹底して受け身のお芝居。泉美ちゃんをじっと見つめて、その独白を聞いているだけ。柔らかいオレンジ色の光に映し出されるその佇まいの、なんと美しいことか。そのまま画面を切り取って、飾っておきたいと思ってしまうほどでした。

さて、お話は最後にどこに向かうのか。
正直、もうどこに辿り着いてもそんなに驚かない気もしてきましたが、叶うことなら誰も泣かずにすみますように。泉美ちゃんも航くんも、杏奈ちゃんもアリスくんも、もちろんもちろん、みっちーも。
みんなが自分の気持ちに嘘をつかずに、自分の決めた道を選ぶことができますように。
…頼むからこれ以上凹まさないでくださいお願いします。


#推しの王子様 #推しプリ
#Runaway 
#ディーン・フジオカ #DEANFUJIOKA
#ピカリンのピカはピカチュウのピカ
#にしても「カレあみ」は飛び道具過ぎ
#みっちーの学生時代の映画上映会企画ありませんか

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