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Why don't you listen to your heart?〜 推しの王子様 🤴第7話感想

…なにを話せばいいのやら。
あんなに「素直が大事」って伝えてきたじゃんなのになんでこうなっちゃうかなあ、な第7話。

いやわかるんですよわかるんです。人間そう簡単に素直なままでなんていられません。いい歳のオトナなんだし社会人やってるし。剥き出しの素直なんて日常的に表に出してたら周りに誤解も与えるし、余計な面倒抱えたりもするでしょう。コントロールはやっぱり必要です。…でも、だからってまるっきりの見ないふり、無いことみたいに振る舞うのはどうなのよ?

ええ、泉美ちゃんのことを言ってます。今回に関してはわたくし、初見時からずーっと泉美ちゃんにお説教して差し上げたい気分でいっぱいでございますの。「まあよろしければどうぞ、少しの間そこにお座りくださいな」くらいの勢いなんですが、そんな話でお時間いただくのもなんですのでそこは割愛させていただきます。…とにかく「なんでそうなっちゃうの?」とだけ。

なんでそうなっちゃったかと言えば、若者達〜航くんと杏奈ちゃんの素直な気持ち…「好き」がまっすぐでまっすぐ過ぎて、突き刺さっちゃったからなんですけども。
デマをSNSに流されても「動じたほうが壊れる」と言える“しっかり者の社長”さんが、プライベートの〈好き〉には動揺しっぱなし。
若者達の熱量たっぷりのド直球が飛んできて慌てちゃうのはわかるけど、お姉さんなんだからさ、もうちょっと…って、ほらだから!お説教になりそう。

結局、航くんの急成長も、杏奈ちゃんの無鉄砲(いくらなんでも業務中に社長室に乗り込んでの膝詰め談判は無鉄砲としか言えません)も、〈好き〉のなせる技。やっぱり〈好き〉ははっきりパワーで、ぶつかりどころが良くないとこんな結果になってしまいます。そういうことに気づかない人じゃないと思うんだけどな、泉美ちゃんは。…でも、この人、自分の〈好き〉だけは見ないことにしてる、みたいだからな。

先週、みっちーに言われて、あんなに素直に航くんに謝れたのに。謝って仲直りできて、元気になれたのに。そこから自分の、航くんに対するホントの気持ちまではほんの半歩で、見えても感じてもいるはずなのに、認めない。見ないふり見えないふり。
どうしてそこは、素直になれないの?
航くんが伝えた精一杯の想いを「それは恋愛感情じゃない」って、どうしてそう言い切れるの?
それは、自分自身の航くんに対する気持ちを「恋愛じゃない」ことにしたいから、じゃないの?
航くんのこれからの成長のため?杏奈ちゃんの気持ちのため?そんなバカな!
そう思うなら、尚更こんな突き放し方しちゃまずいことくらいわかるでしょうに。

…不器用なのかもしれない。見た目や立場よりも〈オトナ〉じゃないのかもしれない。
でも、だったら余計に。泉美ちゃんには早いとこ、素直になって欲しいと思いました。
航くんが出ていって、あんなに大泣きするくらいなら、なおのこと。
素直になって、自分の気持ちを抱きしめて、それから、ホントはどうしたいのかを考えて欲しいです。

そう考えると、みっちーの〈好き〉のなんと広く大きく優しいことか。泉美ちゃんと出会って2人で会社を始めて成功させて、その中で泉美ちゃんの理想の王子様を一緒に作り上げて。ケント様に夢中な泉美ちゃんを見てきて、そんな泉美ちゃんが好きで、ずっとそばにいた、だけ。航くんが現れて、泉美ちゃんの様子が今までと変わって焦ったりもしたけど、でも結局は変わらず泉美ちゃんの笑顔の為に手助けし続けてる。「素直じゃないのは俺か」とかなんとか言いながら。
みっちーの〈好き〉のパワーは、他の人たちとは違って相手にまっすぐぶつかっていくんじゃない。相手をふんわり包んで、その望む方向へ向かうベクトルになるんですね。『朝には君の頬を撫でる風』のように。
ああ素敵だな。
ディーンさんが体現している「光井倫久」はそんな、好きな人を見つめる時の柔らかい笑顔のよく似合う、とってもとっても素敵なひとです。他の誰にもできないお役だと思います。

そんなみっちーが、次回でとうとう“長年の”想いを伝える…みたいです。泉美ちゃんはそれをどう受け止めるのでしょう。航くんは杏奈ちゃんと仲良くなっちゃうのでしょうか。そしてそして、いちばん気になるのはやっぱりアリスくん、あなたの恋の行方です。あなたが心穏やかにいてくれることを、誰よりもなによりも強く願っています!

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