今日は寝たいから

 おなかが痛い。

 いつも寝る前に携帯でニュースをざーっとみて寝るんだけど、そこでちょっと引っかかる記事を見てしまって、このままだとずっと私の中で汚い煙みたいなのが出ていかなそうで、2本目の謎のつらつらを書いている。私の気持ちを落ち着けたいのが1番なので、余計な事を欲してはいないし、ざっくりと。

 見知った顔が、女関係うんぬんで載っていた。タイトルは、やっちまったな!みたいなタイトルで、遂にと思った。正直有名な話だった。私のまわりで関りがあった人の中で、男女ともに知らない人はいなかっただろうなと。何度か今回出てくるより前に危うい時があったのも知っていたので、まさに遂にか、だった。

 私自身は別にトラウマとは思っていない。それはたまたま内容が薄かった(?)からかもしれない。し、そういう流れに慣れていたのかもしれない。ただ何故か、彼の話題や写真を目にすると、本当にガックリ私の運気が下がるので、そっちの方がトラウマで、今回もやばい見つけちまった…という感じで。コメント欄の方がグサッときた。さっき強要された内容が薄かったと書いたけど、強要された分を私なりに解消できる形で取り返したから、あまりトラウマにはなってないのかもしれない。メールの返事だけがちょっと気を使ったが、まあそんな人は山程いるので普通ちゃ普通だった。

 普通ちゃ普通というのもまあおかしい。し、実際揺れてしまっているからここに書かなきゃいけない気持ちになっている。この流れで。あーあれが分岐点だったなーと思う日がある。結構前。もう覚えてないから結構前。私には9年ぐらい関りがあった事務所があった。その2、3年目くらい。うちの事務所は、最初からいる歌手1人、グラビアアイドル兼女優1人、私、の3人で、それを謎のおじいちゃんプロデューサーがまとめている感じ。飲み会が頻繁にあった。気の置ける人だけ集めてごはんもあった。ごはんの後に、ダーツに行く。週1は絶対あった。朝までになったり、タクシーで帰れたり、ゴールデン街に行ったり様々だったけど、大勢だと大抵カラオケ。そこに何故かテレビ業界の結構なメンバーが集まる。なんでだったんだろう。未だに謎。やりとりを見ていると、おじいちゃんの力なんだけど、最後までおじいちゃんが何者か、分からなかった。最後の頃に、小屋の人がおじいちゃんを見て私に、「あの人誰か知ってる?あの人は〇〇の〇〇だよ!」って教えてくれたんだけど、それも綺麗に忘れてしまった…。

 ある日私と、もう1人たまにそういう会で一緒になるなーみたいな女の子がおじいちゃんに呼ばれて、テレビ局のいっちゃん上の人と4人でご飯を食べた。その日はそれで終わった。けど数日後おじいちゃんから電話が来て、その人が気に入ってくれた、何月何日開けといてって言われて、あーまたカラオケ飲みかくらいで、はーいとか言って、その日おじいちゃんが待ってる高級カラオケに行った。したら、おじいちゃん!すごい力で、いいからいいから!とか言っちゃって、私を部屋に押し込んで。はい!いってらっしゃーい!!!と扉を閉められ、その部屋の中にはそのいっちゃん上の人が座っておった。でもこの時、私はあんまり危機感を感じていなかった。その人も、やはり上の人だからか、デヘヘ~って感じじゃなくて品は保っていたし、当時働いていたラウンジのバイトの延長線のような気持だった。(笑)誰もが知るドラマをつくった人だったから、私に金言を与えたいと思ったのか、まだ覚えているけど「悲しい時こそ、演技ではぐっと堪えると伝わるんだよ」と、一見トリビアみたいだけど初歩的な事を言われて、「へえ!」やら「そうなんですね」と、感動してるふりをした。そのうち、流れはもう忘れたがキスしてくれと言われた。強要はされなかった。セックスはしなくていい、キスだけでいいからしてほしいと。けど私は当時付き合っていた通称逆説の彼氏が大好きだったので!!あと唇があまり好きではないタイプというか、気持ち悪かったので…駆け引きも何も知らなかった私は「彼氏がいるので」と言った。ら、別に強要されることもなく、解放され、その日は帰った。翌日事務所に呼ばれ、「彼氏がいるのでを理由にするなんて賢いこだね~見直したわ~」とおじいちゃんに嫌味を言われたんだけど、当時の私は本当馬鹿だったので「えへへそれほどでも」って感じでした。

 でもね、10年くらいたって、やっと気づいたんだけどあの時が分岐点だったんだよね。もしキスしていたら、凄い仕事が入ってきたのかもしれない。入ってこないかもしれないけど。うちの事務所にもう一人、グラドルの子がいたんだけど、その子は突然売れ出した。私はその子大好きで、その子の活躍をまだ結婚していない時今の旦那に話したら、「絶対誰かと寝てるよ。じゃなきゃこの業界そんなことありえないから。」とばっさり言われて、そのこの実力じゃボケー!って激怒したことがある。けど今だから思うけど、もしかしたら、そんなこともあったかもしれないね。誰にも言えないだけで。私がその事務所を辞める!となった時、その子が連絡してきて「色々あるよね。」「いつかぶっちゃけて色々話したい。」ってきたことがって、当時私は「事務所のスパイだな、復讐される!」と思って流してしたんだけど、あれは本当だったのかもしれない。その子も私が辞めて2年くらいした後、気づいたら、引退していた。ラインだったから連絡先も、分からなくなったけど、どこかに私と同じ景色をみてひっかかりをずっともって暮らしているかもしれない。幸せになっていてくれたらなと思う。

またぐしゃぐしゃなったけど、要するに、ニュースを見てからこんな気持ちになってしまい、別に平気なんだけど、平気じゃないんだろうなと客観的に自分を見ているところもあり、でもそれを今更飲みながら話す人も居ないしやだし、一生たまにこんな感じで一人で思い出しては寝れなくなってしまうのかってなって、結論としては、人間いい記憶ばかりじゃないけど、同じように嫌な記憶や気持ちに苦しむ人を思うと、大丈夫だよというか、自分で自分を落ち着けてあげられるように、何かしたい、と、強く自覚できたので、感謝。

 そう感謝。この気持ちをグイーン!!と曲げて、感謝に持っていく。第二の道をいくので当時の記憶、登場人物に感謝してます。アーメン。ソーメン。その気持ちがまだゆるかったから形にしたかっただけだった。

今日は寝れますように



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