㊙展の初期コンセプト資料
11月22日から21_21 DESIGN SIGHTにて開催される「㊙展」今週(2019/11/11の週)は会場設営の週で、私も会場で展覧会チームの皆さんと準備に取りかかっています。
今日はこの展覧会の初期コンセプト資料の数ページをご紹介します。下のページがその表紙なんですが、最初は仮タイトルで「INSPIRATIONS」(インスピレーションズ)と呼んでいました。
↑の「基本的な考え方」というページに書いたことが、ほぼ、やりたいことのすべてで、①作る人の作る過程を公開すること ②それによって次世代のデザイナーたちに興奮やインスピレーションを呼び起こすこと、を目的としています。また一年ほどの時間をかけて準備する中で、デザイナーによって、途中のデザインプロセスが全然異なる=ものすごく多様性があることが本当によく分かりました。この多様性についても、来場者の皆さんにぜひ体感頂きたいポイントです。ものづくりの方法はワンパターンではありません。
ちなみに↓の資料群は上で紹介したページにつづく、㊙展のコンセプト資料です。この資料自体も㊙展の私のブースで「原画展の原画」として展示します。この紙に書いてある内容と、目の前の展覧会場を見比べて頂くのも面白いと思います。(そのまま形になっている部分もあれば、大幅に修正されている部分もあります。)
ちなみに展覧会のタイトルは、かなり後半まで「INSPIRATIONS」でいきたいと思っていたのですが、デザインコミッティーのメンバーから「ちょっと分かりにくい・覚えられない・読めない・長い」という指摘もあって、では、思いっきり短い名前(文字数の少ない名前)にしてみようと、普段の私では考えないようなアプローチで考えてみました。㊙という漢字?は一文字ですが「マル秘」と3文字の音です。これはリーズナブルと思って、この名前にしてみました。(ハッシュタグで㊙という漢字が使えないのはご愛嬌)
ということで、ここから1週間ほど準備頑張りますので、皆さんぜひ会場にいらしてくださいね!
(ちなみにお住まいの場所の都合などで、会場に来るのが難しい方々にも情報シェアできればと思い、↑のサイトでは参加メンバーのインタビュー音源や原画を限られた枚数ですが、公開していますので、ぜひご覧になってください。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?