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WinAppDriver UI Recorderビルド時につまずいた話
数年前に書いた記事で紹介している「WinAppDriver UI Recorder」、久しぶりに使う機会がありました。
さっそくビルドしようとしたところ、下記のエラーが発生してUIXPathLib.dllファイルがビルドできませんでした。
エラー: プロジェクト 'C:\Users(USER)\source\repos\UIRecorder\UIXPathLib\UIXPathLib.vcxproj'、構成 'Debug|Win32' のデザイン時のビルドに失敗しました。IntelliSense を利用できない可能性があります。
環境変数を TRACEDESIGNTIME=true と設定し、調査対象の Visual Studio を再起動します。
C:\Users(USER)\source\repos\UIRecorder\UIXPathLib\UIXPathLib.vcxproj : warning : Visual Studio 2017 (v141) のビルド ツールが見つかりません。Visual Studio 2017 (v141) ビルド ツールを使用し、Visual Studio 2017 (v141) をインストールしてビルドします。
C:\Users(USER)\source\repos\UIRecorder\UIXPathLib\UIXPathLib.vcxproj : warning : プロジェクト ファイル 'UIXPathLib' で参照されているプラットフォーム 'Win32' が見つかりません。
よく考えたらWindows SDKを入れていなかったので当たり前ですね!
さっそくVisual Studio インストーラーから「C++ によるデスクトップ開発」を追加します。
![](https://assets.st-note.com/img/1712455636375-S4CW0wUhV7.png?width=800)
SDK追加後、UIXPathLibのプロパティを開くとWindows SDKのバージョンを指定できるようになっているので「10.0」を指定し、プラットフォーム ツールセットもVisual Studio 2022に変更しておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1712455888024-6wiWfNGXvW.png?width=800)
プラットフォームもx64にして再度ビルドしたところ、今度は問題なくビルドできました。
![](https://assets.st-note.com/img/1712456049464-X2u4tMjr8m.png?width=800)
これで指定したUI要素のXPathを簡単に取得できるようになりました。
Windows Application Driver (WinAppDriver)を使うときは、UI Recorderも一緒に準備しておくのがオススメです。
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