私のトレードスタイル

私のFXトレードのスタイルについてまとめます。

ポジションの保有期間について

もともとスワップポイント狙いではじめたこともあり、最初は適当な長期保有のトレードをしていました。

プラスのスワップがつく主にクロス円のロングを行い、下がったところで買って、上がれば決済するし、下がればそのまま保有というなんとも適当な感じでした。逆指値なし。ただ、証拠金維持率には気を使っていましたね。ほとんど少額での取引しかしていなかったです。

この方法だと、負けることはない代わりに大きく儲かることはないです。銀行預金よりかはいいかなぁくらい。ただ、前に書いたようなリーマンショックのような事件が発生した場合は、かなりの含み損を抱えて耐えないといけないし、何年もポジションを持ち続けないといけないですね。

スイスフランショックなどを経て、今では週末にはポジションをクローズするようにしています。

扱う通貨ペアについて

もともとは適当にチャート見て下がってそうなものならなんでも手を出していましたが、それだとリスクが大きいんですよね。複数の時間足のチャート見たり、該当通貨に影響するニュースや指標とかを気にしだすとやはり扱う通貨ペアは限定する必要があるなぁと思うようになりました。

もっともポピュラーなのはドル円ですよね。なので私もドル円をメインにトレードをするようになりました。情報はツイッターで入手することが多いですが、ツイッターでつぶやいてくださる方もほとんどがドル円をメインにされていることもあり、やはりドル円は手を出しやすいと思っています。特に最近はドル円のスワップが上がっていることもあり、長期保有目的でも手を出しやすいかと思われます。

2017年はドル円が全然動かなくて、私も思うように利益を伸ばすことができませんでした。一方でユーロ円は上昇を続け、単純にロングしているだけでかなり利益が出ているのを見て、私もそういう場合に備えて、1通貨ペアだけではダメだと思うようになりました。(ユーロ円も少しはロングしていましたが)

今はドル円の他に豪ドル円も長期保有目的でロングしています。豪ドルは今は大きくは80円~90円のレンジで動いているので、下限付近でロングしておくと利益が伸ばせるかと思っています。また豪ドル円はドル円に比べてチャートの動き方が素直だなぁと思います。ドル円の動き方がよくわからなくて、エントリーが難しい局面では、豪ドル円を扱うようにしています。

マイナー通貨に手を出すのは止めた方がいいと思っています。いろんな業者がスワップが高いことからマイナー通貨の取扱を増やして、勧めていますが、マイナー通貨は流動性が低くていきなり激しく動いたりもするので怖いなぁと思っています。

(こちらの記事が分かりやすいので置いておきます。)

去年、スワップの高さからトルコリラ円をロングしていて奇跡的にプラスで利確できましたが、トルコリラ円ってこの10年ずっと下がり続けていてもはや元の水準まで戻ることはないと思われます。しかも当時100円だったのが、今では26円台です。いかにスワップポイントが高くてもこれでは難しい。マイナー通貨は国自体の信頼性が低く、本当に価値がなくなる可能性があると思います。

株にはない為替取引のメリットは、株はどんな会社でもふとした事をきっかけにつぶれる可能性があります(※)が、米国がつぶれることは考えにくいということだと思っています。国が保証している通貨を取引していることが為替のメリットだと思うと、マイナー通貨に手を出すことは憚られます。

※私はその昔東京電力の株を保有していて、超優良の安定企業と思われていたのが、一日にして崩壊した経験があります。それに限らず、一部上場の優良企業であってもいつ倒産してもおかしくないのが昨今だと思います。

使っている業者について

私が使っている業者はFXプライムさんです。約定力に定評があります。

業者を選ぶときによく言われるのがスワップやスプレッドの狭さですが、それよりなにより約定力が大事だと思っています。いくら狭いスプレッドでも注文後にすぐに約定してもらえずにだいぶ経ってから約定していたのでは、その間にだいぶ動いている可能性があるためです。また急落の時にもやはり約定力が大事だと思いますね。

昨年流行った仮想通貨FXでは、急落の際に損切注文が約定せず、ロスカットもきかずに数億円のマイナスを抱えることになったという話を聞きました。ロスカットがきかないのは恐ろしい話だと思います。
法定通貨FX市場ではそんなことは発生しないと思っていますが、急落時にすぐに約定しないことは法定通貨FXでも起こります。

最後に。大事に思っていること

FXで数億儲けたという話もよく聞きますが、一方で数億儲けた人が次の瞬間に数億のマイナスを出して退場するというもよく聞きます。3年以内の退場率が90%にも上ると言われている厳しい世界だと思っています。

トレードは相対取引なので、自分が買っているということは誰かが売っているということ。自分が勝っているなら誰かが負けていると思います。その世界において自分が他の人より優れているとは思っていません。自分はカリスマトレーダーの方とは明らかに違っていて、一流のトレーダーには今後どれほど努力してもなれないと思っていますし、自分に特別な才能があるとも思っていません。

そんな自分がこの世界で生きていくには、勝つことより負けないことが重要だと思っています。

自分がポジションをとる時には必ず根拠を持ってトレードするようにしていますが、それでも逆に行くことは絶対にあります。お祈りすることは無駄なこと、常に逆に行くこともありうると思ってトレードすることが重要です。リスクをコントロールするには、証拠金維持率に気をつけるもしくは逆指値を入れることだと思っています。

私がトレードスタイルを変えてトレードをやるようになったのが2015年、それから3年間の年間収支は確定申告が毎年できるほどにはプラスになっていることは自分にとってとても大事なことです。

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