株トレードをやるべき理由

2017年のドル円は本当に動きが少なく、ドル円をメインにトレードをやっている私としては本当につらいところで、途中からユロ円とか豪ドルを扱うようになりました。

なかなか為替ではチャンスが少ない年でしたが、一方では株価は上昇を続け、株トレーダーさんはもちろん、投信やETFなどでも大きな利益が出たと聞いています。(仮想通貨も)

そういう話を聞くとやはり分散投資がいいなと思います。投資って本当にわかりやすいところとわかりにくいタイミングがあるので、取りやすいところでとるのがいいですね。

もともと株も少しは保有していましたが、資金量が少ない時代はやっぱり株よりFXになるかなぁと思っています。株の信用取引はFXより怖いと思っているのでやりません。なぜなら国とちがって会社は簡単につぶれるからです。

最近は資金もちょっとできてきたので、株の保有量を増やそうとしています。ちょうど2月にバーゲンがあったのでその時に少し購入しています。

値動きの激しさや企業の信頼性を考えると東一しか手を出すつもりはないです。出来高が大きい銘柄ほどテクニカル指標が有効になります。マザーズなどの銘柄は大口の注文やSNSでのカリスマのあおりによって大きく動くことがありコントロールができません。リスクを少なくしてある程度予測のできるトレードを行うためには、出来高・売買代金の大きい大型銘柄である必要があります。東一というフィルターをかけるだけでも長期的に上がる確率は高くなります。もちろん一部上場企業でもつぶれるご時世ですが、確率と期待値、また分散投資により、資産を安定的に増やす目的です。上がらなくても保有しているだけで株は配当という収益を生み出していってくれます。

株は為替とちがって年単位の長期で運用していきたいと思っています。長期で考えると、企業は拡大を目的とするため、短期的に下がったとしても理論上は上がるはずです。また現物取引しか行わず扱う金額が小さいので、短期的な売買では収益が得られないんですよね。

為替でも株でも、私は短期間で莫大な利益を出したいとは思っていません。そのようなトレードはリスクが高いからです。

私は会社員で、生活費はそこから捻出できるし、あくまで余剰資金をもとに銀行預金以上のそこそこの運用利回りが達成できればいいと考えているので、リスクは小さくしたいと考えています。

会社員として生活できているならトレードなんてやらなくていいんじゃないの?って言われるかもしれません。その答えは私の中では二つあります。

1つ目は、本業の仕事でしんどかったりうまくいかないときに、私にはトレードの世界があり、トレードの収入があると考えることは心の安定につながります。同時にトレードだけやってるときっと私はそのプレッシャーでしんどくなると思います。本業をやりながらトレードをやるのは時間的にしんどい時もありますが、それでもやり続けているのはこの理由が大きいと思います。(本当に忙しい時はトレードをかなり減らしていますが)

2つ目は、会社員で出世していっても今の時代なかなか収入を格段に伸ばすことは難しいからです。

昔と比べて税金などの負担が増えたことにより、手取り賃金は減っています。さらに、会社の終身雇用はすでに破綻しています。積極的に自分から転職しなくても、会社が倒産することもあるし、M&Aの影響を受けることもあるし、会社内で自分の部署が事業整理の対象となってしまうこともあるし。。会社にしがみつくのはもはや難しい時代になっています。会社に依存せず個人として自分のバリューを発揮できるようになる必要があると強く思います。ある日突然仕事がなくなってもすぐ新しい仕事につけるように自分のスキルを磨くのはもちろん、本業以外の収入源を持っておくことがいざというときの保険になります。雇用保険なんて今は3ヶ月待たないともらえないですからね。

また会社の目は社員に向いていないと強く思います。昔は会社の利益は社員に還元されていて、会社の業績があがれば社員の給料もどんどん上がっていましたが、今は配当として株主に還元される時代。株主がちやほやされる時代です。アベノミクスの恩恵も投資をやっていない個人では実感することは難しいと思います。

だったら株主になるべきです。この時代、投資をやらないといけないと思います。

投資はかなり勉強が必要ですが、得られる利益は天井がないと思います。

若いうちから少しずつでも投資を行って勉強をしていくことで、最初はそれほど利益が出なかったりマイナスになることもあるかもしれませんが、そこで得た経験は将来につながると思っています。投資は資金が多いほど有利になる側面もあるので、徐々に利益を伸ばせるようになるはずです。

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