ひとを愛するということ

ちびまゆにリクエストした曲には、もうひとつ逸話がある。シャドウダンス。わたしが振りつけて親友と遊んだ影遊びだ。いい歳したふたりが真剣だった。いつも、いつだってふたりだったんだ。疑う余地などない、ずっとふたりが必然だった。唯一、録画したひとつしか無かったビデオテープは、最期の彼女に持たせた。

彼女はわたしの二酸化炭素だ。

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