見出し画像

samick SG-2

サミックのSGタイプを買いました。

黒いギターはいろいろ映り込むので大変ですね


ハードオフで7000円で買いました。

ヘッド


ギブソン同様の形状のヘッド。
samickロゴとクラウンインレイのようなものが付いています。
ロッドカバーは3点止め。
一昔前のエピフォンや、古くはグレコとかアリアプロでよく見るデザインです。

ペグ


ペグはシャーラータイプ。samickロゴが刻印されています。

ネック周り


ネックバインディングの上から打たれたフレット。
グリップは細め。

ジョイントプレート


ネックはボルトオン。ジョイントプレートにはシリアルナンバーの刻印あり。88年製造の個体でしょうか。

ギブソンと見比べてみよう


スモールピックガード、カバー付きのハムバッカー2基、2vol2toneというSGスタンダードと同じ仕様ですが、パーツのバランスが少し異なります。

ピックアップ


ボルトオンのため、通常より深くジョイントされたネックに合わせてフロントPUの位置は下に寄り、リアとの距離が極端に近くなっています。

ブリッジとノブの位置関係に注目


また、ブリッジもそれに合わせて下の方に配置されています。
それにより、SGというかエピフォンのウィルシャー的なバランスになっています。

安くてかっこいいのでオススメ

音に関して、フロントPUは中音域に重心のある音で、悪いところもなければ取り立て特徴もない音です。よくあるハムの音ですね。
特筆すべきはリアPUです。
SGのリアPUといえば、軽快かつパワフルなサウンドを想像する人が多いでしょう。
あのサウンドはSG特有の強い中域にブリッジ付近の弦振動による高域が合わさって生み出されるものなのですが、本機の場合


このようにブリッジから離れた位置にリアPUがあるため、一般的なSGのリアのサウンドとは傾向が違い、例えるならフロントに載せたP90に若干ローを足したような音がします。

追記

軽くバラしました。

ピックアップを外したところ。
写真を撮り忘れたけどPUはセラミックのハムバッカーでした。
当然のようにボディにもネジが引っかかる
ネックを外したところ。
ナトー?
ネックポケット周辺。


ポットはボリュームがBカーブ500k、トーンがAカーブ500k

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?