見出し画像

Today's Movie

皆さんこんばんは、お久しぶりです。ここ最近映画は見ていたものの鑑賞レポートを書く気になれず、今に至る。

今回紹介するのは

「 herー世界で一つだけの彼女-」 (2013)

である。今ではこの映画の主人公を演じたホアキン・フェニックスは映画「Joker」(2019)で一世を風靡し、名の知れたハリウッド俳優であるが、昔から知っていた人もあまり数多くないだろう。

わたしはこの映画を見て感動したと共に現代のネット社会への風刺も感じられたような気がした。

舞台は近未来、OS(Operation System)が生活のほとんどを支え、雑務をこなしてくれるようになっていた。主人公のセオドア(ホアキン・フェニックス)はある日AI型OSのサマンサ(スカーレット・ヨハンソン)と出会い恋に落ちる。

ざっくり説明すると、この映画は独身男とAIの恋愛ストーリーである。

2人は愛し合うものの次第にサマンサは

この恋する気持ちはリアル?それともプログラム?

と不安を抱くようになる。

またサマンサが肉体を持たないことは2人の恋愛を阻む壁になってしまった。

私はこの映画から

無償の愛

というものを知った。

例えそこに愛する人の姿が見えなくても、肉体は存在しなくても愛の形は人それぞれに存在する。

しかし、セオドアは愛し抜くことを決めたが一方進化をやめないAIのサマンサはそうはいかなかった。

なんと進化が進み気づいた頃にはサマンサにはセオドアの他にも同時に614人もの人間の彼氏に対応していた。

セオドアが異常すぎると言うとサマンサはこう答える

「セオドア、わかってるわ。ああ、もう!異常と言われようと、あなたへの想いはかわらない。他に何人いようと心底あなたのことを愛しているの」

あまりにも悲痛すぎる。(笑)

私はここから風刺的なメッセージのようなものを感じた気がした。例え恋愛でも、コンピュータはコンピュータ、人間は人間なのだと。

JOKERを演じたホアキン・フェニックスしか知らなかったのでこんなにも優しい役柄を演じられる彼に惚れてしまった。

また、映像の中で日光や光が登場人物に当たる感じとか、音楽から終始温かい雰囲気が伝わってきてとてもオシャレな映画だと思った。

JOKERのホアキンしか知らない人には是非見て欲しい!!!そんな映画である。

以上、年内最後の鑑賞レポートでした!お付き合いくださりありがとう、良いお年を♡




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?