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Today's movie

はじめまして、周りに影響を受けはじめた、note 初心者です。独り言だと思ってお付き合いください。

プロフィールに書いたように私は映画鑑賞が趣味の一つである。最近はNetflixといったサブスクリプションサービスで(特に洋画の)名作やシリーズ物を見るのが日課である。

11月になり、朝晩は寒く布団から起き上がるのが辛くなってきた。いよいよ冬本番だ。巷ではハロウィンイベントが終わった途端、店内の内装や商品はクリスマス商戦に向けてガラッと変わった。

私も何かクリスマス気分を味わいたい。そこで前から姉にゴリ押しされていた映画「天使のくれた時間」を観ることにした。

洋画の面白いところが時々邦題とタイトルが全く違う所だ。この映画原題は「The Family Man」という。
内容としては、季節はクリスマスシーズン、投資会社の社長であり億ションに住む独身男がある日、ひょんな事から天使に13年前に別れたはずの恋人と2人の子ども犬一匹、一軒家を持つ夫に変えられるという話である。特にとんでもないオチを持つ話ではなく、普通のラブストーリーであるが、金と地位ではなく何が大切なのか教えてくれる心が温まるストーリーであった。

主人公ニコラス・ケイジが演じるジャックは仕事ではかなりのやり手であり常に現状に満足しない一方、妻のケイト(天使が与えてくれた時間の間だけの)は今の暮らしに満足していて、田舎での一軒家暮らしをやめ、ジャックの転職と共にNYへ引っ越すのに反対する。

経済的に恵まれているのが幸せなのか、それとも人間関係や家庭環境に恵まれているのが幸せなのか。実際の所、幸福の感じ方は人それぞれである。

この映画は、日々の生活で分かれ道を選択をしながら幸せへと近づこうとする男の物語であった。時間は戻せないからこそ、今ある時間を慎重に過ごし、そこにあるチャンスを無駄にしてはならないのだ。主人公は例えその選択肢が誰かを傷つけるかもしれなくても自分の心の声に耳を傾けて、「本当の幸せ」に向けて行動する大切さを教えてくれた気がした。

普段は一人で映画を見るのが好きだが、この映画は誰かと観るのもいいなと思った。(結局途中から姉と観た。)クリスマスのシーズンに是非。



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