コンビニの前、喫煙所

ふと、世界が拓ける時がある。
コンビニの前、喫煙所。留まる人。煙草。
そこには寒くても暑くても、人がいる。

わたしは煙草を吸わない。
一度だけ“何事も挑戦”の精神で一吸いしたことはあるが、良さを体感出来ずに今に至る。
かと言って喫煙者を疎むこともなく、煙草とは良い関係を築いてきた。

コンビニの前、喫煙所。
立ち止まったことのない場所に“何事も挑戦”の精神で立ってみる。
煙草を吸う時間は3〜5分くらいだろうか?
非喫煙者にはそんなことでさえ曖昧だ。

喫煙者だけが見ている世界。
だからと言って特別な景色が広がるわけでもない。
隣で煙草に火を付けた人の左手にはコンビニの袋。
何を買ったのか、家までは遠くないはずなのにどうしてこの場所で吸うのか。
ぼーっとただ立ち止まっていると、歩み出した時には忘れてしまう何かが浮かんでくる。
意識的に3〜5分、無意識を手にする・しないは日々に影響を与えているのだろうか。

煙草を持っていないわたしは、煙草の代わりにスマホを手にする。
一歩踏み出したらきっと忘れてしまう無意識を、わたしはnoteを書き残してみる。

コンビニの前、喫煙所。
吐く息はまだ白くない。

サポートしていただけるとオタ活が充実します! たくさんの女の子に出会わせてくださいᕦ(ò_óˇ)ᕤ