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愚痴など

昨年、同僚である芸人さん達をアルバイトに雇って独立しました。
そんな私は下請け中の下請け。6次受け7次受けなどのお仕事をやらせてもらっている弱小清掃会社を経営しております。
昨年までは、小さいながらも年商数億円はある中小企業の清掃会社に勤めていた為、下請けでお仕事を受けていたものの2次受け3次受け程度でしたので、この国に7次受けの清掃のお仕事があることなど想像もしておりませんでした。
経営者として勉強不足でしかなく、猛省しておりますが、働けど働けどここまで利益が出ないとは。
丁寧にご説明させてもらうと、お客様が発注した大きな清掃会社に支払った清掃の金額が、どんどん下に降りていきマージンを引かれてしまい、実際に作業する我々に降りてきた折には、雀の涙しか残っていないという状況です。
経費のほとんどは人件費の為、作業範囲に適切な人数よりもアルバイトを減らして対応するなどの対策しか取ることが出来ず、各人がよりハードな労働を求められるということになります。
安全面、品質面を考慮すれば人数を増やしたいところですが、これ以上増やすと赤字になってしまう為やむを得ないといったところです。
もちろんこんなに厳しいオファーでしたらお断りすることが一番良いのですが、"仕事を埋めて売り上げを増やしたい""今は苦しいオファーしかなくても頑張っていたら有難いオファーが貰えるのではないか"などという経営者下心、スケベ社長心がそれを許してしまっている状況です。
ひとえに私の営業努力の欠如でしかないのですが、社長という肩書きで芸人をやっているとどうしても「社長、儲かってるんでしょ?」などと揶揄されることも多く、こちらで吐き出させてもらいたいと思った次第です。

"1次受け"
夢は何か?と聞かれたら、最初に浮かぶ言葉です。
キングオブコントでもなく、TVスターでもなく、情けないことに若手の頃には思ってもみなかった芸人人生になってしまいました。
決して芸を諦めたわけでもなく、一生芸人を続けるために苦肉の策で清掃との両立をスタートさせた筈なのに・・・。
人生とは上手くいかないものです。

せめて何か吐き出すところはないかとnoteに刻みつけることにしました。
noteには何のしがらみもなく、何でも書いていいそうです。
どこから降りてきたわけでもない活動の場所があるのはありがたいことです。
清掃のこと、お笑いのこと、猫のこと、これからこちらに何かしら刻みつけていきます。
ここは1次受け。
幸せへの第一歩。


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