SDGS 〜持続可能な開発目標〜誰一人取り残さない

最近SDGSという言葉を良く聞くようになったと思いませんか?
テレビでもネットでも頻繁に登場する言葉だと思いますが多くの人がその内容を詳しく知らないのでは無いでしょうか?

とてつもない壮大なテーマでありとてつもなくかっこいい世界全体で達成すべき事、それがSDGSです。

正式名称 Sustainable Development Goals
日本語訳 持続可能な開発目標

難しいですよね笑
でも僕なりに分かりやすく説明させてもらいます。
まず持続可能とは何か?
今現時点だけでは無くある状態をキープしていく事を持続可能と呼びます。
そしてここでいう開発とは、様々な社会、世界課題を解決するという意味での開発です。

持続可能な開発目標とは分かりやすく言えば「未来永劫続く皆に優しい地球を作る為の目標」と考えて頂ければ差し支えないと思います。

この皆が幸せになる為のSDGSの理念がタイトルにもある通り「誰一人取り残さない」、、素晴らしいですね、僕は鳥肌が立ちました。

発展途上国に住んでいる人達の苦しみには無関心な僕たち先進国の人間は誰かの犠牲に胡座をかいて生きているといっても過言じゃ無いです。

僕たちが着たり食べているしている食料品や衣類を安い労働賃金で働かされている発展途上国の人間が作っている現実もまだまだあります。

でも今現在フェアトレードの考え方が世界中に広がりつつあります。(フェアトレードとは発展途上国の人間との取引を適正な価格で行うというもの)

例えばスターバックスのコーヒー豆は99%がフェアトレードだと言われています。
誰かを犠牲にして一部の人間が幸せになるのはやめようという訳です。

SDGSには大枠17の目標が掲げられています
以下の通りです。

各目標ごとに具体的なターゲットがあり全部で169のターゲットがあります。

この人類課題を2030年までに解決しようと2015年9月に国連サミットで決定したのです。

193カ国の国々が個別にこの課題を解決する為に全力を尽くしています。
SDGSは言いっぱなしではなく各国のモニタリングをして毎年達成度合いをランキングで発表します。

日本は毎年15位ぐらいに落ち着いてはいますが課題の達成度を見るとまだまだ問題は山積みであると言えます。
例えば5のジェンダー平等を実現しよう、に関しては毎年公表されるジェンダーギャップ指数では日本は120位。
かなり痛い順位ですね、企業の会社役員や政治家の女性比率がとても低いのが響いています。
でも教育面では毎年高い評価を貰っているので捨てた物じゃ無いですよ♫

各国も課題は山積みながら着々と社会課題を解決していく姿勢を見せており、現実に結果も残しています。
ワクワクしてきますね、思い込みでは無く国連が発表しているデータを元にどんどん世界が明るくなっているのが分かります。
これがSDGSです、お分かりいただけましたか??

この世界全体で理想社会を作る為の目標であるSDGSについて皆さんはどの様に感じましたかね?
単純に素晴らしい!!で終わるのでは無く「自分も何かしたい!」と思えたのなら尚良いですね♫
この素晴らしい目標を達成するために自分は何が出来るか?
これが一番重要だとおもいます。

何をする事が大事だと思いますか?
僕自身の結論は、勉強し続ける事だと思います。

誰かにこれをしろ、あれをしろと言われた所で問題の本質を分かっていなければどうせ一過性の物で終わってしまいます。
どこで、どれだけ苦しんでいる人がいるのか、何故そうなっているのか根本的に理解をしている人が増えていかなければなりません。

自分で学びそれを人に伝えながら自分に出来る支援を行っていく、これがベストだと思います。

例えば
目標1の貧困を無くす、で言えば日本に貧困なんてある?と思ってしまう方も多いと思います。

あるんですよ〜、アフリカの明日食べるものさえないという様な絶対的貧困と呼ばれるものは日本には少ないですが、日本人の所得の中央値である約300万円の半分以下、一人世帯あたり122万円以下の家庭が相対的貧困と言われます。

この相対的貧困家庭の子供が今は6人に1人だと言われていて決して少ない訳ではありません、そこら中に貧困家庭の子供が存在しているのです。

この貧困家庭を支えるために皆さんが最近よく聞く「子ども食堂」という物が存在しています。
この子ども食堂に食材を寄付したりもする事が出来ますし貧困家庭に支援する為の団体も山の様にあるので自分自身で判断して信用のできる団体に寄付したら良いと思います。

勉強せずに日本の貧困の事を聞いても「日本で生きていて貧困なんて甘えだ!」なんて根拠の無い妄想に取り憑かれて終わりです。
それぐらい物を知らない人間は的外れな事を言ってしまうんです。
貧困家庭の子供はまた貧困に陥る事は統計学上有意です。
教育を受けていないアフリカの子供が大金を稼げますか?
多くが肉体労働に従事しその子供も同じ様な道を辿るのです。

日本でもレベルの違いはあれど同じ事が起きているんです、貧困は貧困を産む、連鎖していくんです。
人間は弱い、生まれた環境で大体が決まってしまうのが現実です。

そういった現実を知れば継続的に支援する気持ちが湧いてくるのでは無いでしょうか?
勉強をする意味はそこにあります。


そして僕は一周回って人々が確実に、そして持続可能な社会支援って結局は募金だと思ってます。

殆どの方が仕事をされていてヘトヘトに疲れている状態で休みの時間を割いて人の為に何かをする、というのは現実問題厳しい事だと思います。

それをしていたら自分自身がおかしくなってしまいますよね、だからこそ誰かの為に時間を割くのでは無く自分が働いたお金で支援するのが手っ取り早く誰にでも気軽に出来る社会貢献であるのは自明だと思います。

貧困家庭を支援するプロ達にお任せするのです。
被災地のボランティアもそうですが素人がしゃしゃり出ても邪魔なだけだと思っています。

勿論募金だけでは無く様々な社会貢献の仕方が有りますが僕は労働者の皆さんが気楽に確実に出来るのが募金だと言っているだけなのでそれぞれ自分に合う社会貢献のあり方を探して貰えれば良いなと思っています。

勉強し続けて自分に出来るベストな社会貢献をしていきましょう。

さあ!これを読んだ貴方もSDGSを達成する一員だ!(^ ^)




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