もののけ姫を見て思った事

お久しぶりです。毎日8時間単位で英語学習を行い気が狂いそうな木下です(数ヶ月ぐらい我慢するか)
お陰様で確実にリスニング&スピーキング能力が上がっているのを実感しています。この調子だと予定通り3か月で英語を習得する事が出来そうです。

さて今日は英語学習の合間にYouTubeで「もののけ姫(違法アップロード)」を何となく見たのでそれについて感じた事を書き連ねていこうと思います。
知ってる方も多いと思いますが「もののけ姫」は日本アニメ映画史に爪痕を残す名作であり、太古から存在する神々と人間の戦いという壮大なテーマを描いています。

本作では人間が神々が住む森を荒らしそこに住む神々の怒りに触れるという話から、暗に「人間はここまで欲深くて良いのか?」という様なメッセージが込められているのは想像に難くないと思います。
人間のわがまま、、うーん、確かに僕たち人間は動物(もののけ姫の世界観では神々)を山の様に殺しています。

しかし僕たち人間も紛れもなく「動物」で自然界のヒエラルキーの頂点に君臨しているだけであり自然界の弱肉強食サークルに参加しているのは事実なわけです。
余りにも強い力「理性」を身につけた人間は敵無しですが生身の身体ひとつしか無ければ肉食動物の餌その物になり得る訳です。
動物を殺す悪い人間、、という風に描かれていますが自然界で人間と肉食動物が出会えば容赦なく食われます、それは無慈悲なものです。
日本最悪の獣害事件「三毛別羆事件」をご存知でしょうか?
130年前の北海道で起こったヒグマによる人間8人が食い殺された事件です。
武器も無ければ人間は殺される、動物には情なんてありません。
もっと時を遡ればチャンパーワットの人食い虎なんて有名ですね、一匹の虎に人間が300人以上食い殺された事件です。
こうした様に動物なんて身勝手なものです。
人間に限った事じゃ無い。

もののけ姫にケチをつける訳では無いですが人間だけ別種の動物という様に決めつけるのは如何なものかと思います。
人間も唯の動物であり偶発的に現在は食物連鎖の頂点に立っているだけです。

我々人間は地球の長い歴史で見ると何十万年も食物連鎖のヒエラルキーでいうと中の中ぐらいに位置していたといいます。
それがある時我々ホモサピエンス(人間の一つの種類、現在人間はホモサピエンス一種しか生き残っていない)の脳内の配列が変わり虚構を共有する力を身につけた事により数の力で他の動物を滅ぼしていきました(ネアンデルタール人、ホモエレクトス等他の人類種も例外ではなくホモサピエンスによって殺された)

である事からこれから人間以外の動物、いや地球外生命体かも知れませんがこの地球の頂点に立つのは人間では無くなる可能性だって十二分にありえる訳です(もしくは人間が作り出したロボットかも知れない)

何かのきっかけで蚊に知性が生まれて人間が伝染病により死に絶えるかも知れない(現在最も人を殺している生き物は蚊である)
人間が地球を支配している歴史は短い、この先何億年と何百億年と続く地球の歴史の一瞬に過ぎない。

一部の期間だけ捉えて人間が好き勝手していると捉えるのは視野が狭いと言えるでしょうね。
もののけ姫は作品として面白いですよ普通に、ただ僕は上記の様に思います。

まあ絶大な力を人間が持ったのは事実であり、普通に考えたら人間は理性という名の武器で地球の未来を左右して行く事でしょう、様々な「命」と向き合い、どの様に関わっていくのかも全ては人間次第です。

必要以上に豚、牛等家畜を育て食い殺していく事は理性を持った人間の有るべき姿なのか?
そこに関してはまだ僕も答えは出ていません。
ただバイオ肉等科学技術の進歩により命を取らずとも食を楽しむ事も出来る様になっていきます。

人間は上手くいけば自然界で初めて他の動物の命を奪わずに生きながらえる事の出来る動物になるのかも知れません。

地球の歴史、そして人類の歴史は刻々と続いていきます。
我々人間の目指す未来は「世界平和」以外あり得ません。
動物の模範となる「人間」でありましょう。

peoples dreams never end
(人の夢は終わらない)

ではまた(о´∀`о)


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