近いようで遠い

店内で流れていた「エイリアンズ」を耳にした若い女性が言った。
「入った店で自分の好きな曲かかててってるのえもいー。エリンギだっけ?」
結論が出ないまま2人組女性客は店を出ていった。

自分自身の場合、なんの気なしに入ったお店で好きな曲がかかっているとテンションがあがるのはたしかだ。
けれど最近になって、店にいて自分の好きな曲を流し続けていると、体感としてはすこし疲れるようになった。
なんのひっかかりもなく心地よく流れる音楽というのもすばらしいと思うようになった。ときには生活音だけというのもよい。

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