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なんてことない2、3のふしぎ

ふしぎだけど人に聞かせるほどの話ではなく、おもしろいエピソードでもないけれど、備忘録的に書いておこうと思う出来事。

①この夏、長年勤務した職場を離れることになった。同時に、長年通った街にも通うことはなくなる。
最後の出勤日、職場前の赤いポストの上に置かれた見慣れた物体を目の端にとらえた。
私がいつも使っている折りたたみの日傘が、折りたたまれた状態で置いてある。そして、同時に私はいま、その傘を差している。
その傘はサンリオキャラのプリントが施してありファンシーだが地味な色のもので、数年使用していたけれど、同一の傘を見かけたことはなかった。
なぜ、同じ傘が。最終出勤日に。職場前のポストの上に。
「?」がいくつも浮かんだけれど、急いでおり、すぐに出勤して最終日を終えた。帰りにその傘は消えていたようだった。

②先日、ときどき行くお店のセールで気に入ったワンピースを見つけたけれど持ち合わせがなく、取り置きしてもらった。
その晩、数日前に録画してあった情報番組をたまたま流していた。少し気になる俳優が出ているのに気がつき、たまたま録画してみたものだった。すると、画面に今日取り置きしたワンピースを着た女性が映し出された。色も同じだった(たしか3色ほどあったのだけど)。

①も②も、なんともふしぎな気持ちになった。
引き寄せというには「?」な、何かメッセージがあるとしても「?」な出来事だった。

後日、ひさしぶりに推しの舞台を観に行く機会があり、高揚した気分のまま駅に向かっていると、偶然、推し(先の推しとは関連がないが舞台関係であることは共通している)と遭遇するという、なんとも個人的に気分があがる出来事もあった。

思い出すたび「ふしぎだなあ、なんのメッセージだろう」と思うのだけど忘れてしまいそうなのでここに書いておく次第。
忘れてしまったたくさんのふしぎもありそうだぞと思う。


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