苦手なことほど…

何をするにしても苦手なことってある。
若い時は恥ずかしながら
苦手なこと、嫌なことから
逃げる行動を取ってしまうこともあった。
そんなしょっちゅうではないけど
学校や仕事をずる休みしたり…。

でも、いつからか考え方が変わって
苦手なことほど積極的にするようになった。
積極的といってもまったくゼロの状態から積極的にいくのではなく
仕事などで苦手なことという意味だけど。

仕事で苦手なことに遭遇したときに
他人任せにしたりせず逆に率先してやるようにする。
そうするようになったのは
単純に何かのタイミングで
(同僚や先輩が休んだり、別の仕事をしていたり)
一人で仕事をすることになったら
と想像したときに「できません」
となるのが怖いということ。
それから、苦手なことほど積極的にやっているといつの間にか慣れて
苦手じゃなくなることが多いと気付いたのも大きい。

スキルの問題だけじゃなく他部署に行かなければいけないことで
どうもあの部署のあの雰囲気は苦手で出来れば行きたくないなぁとかでも
何回も行ってると慣れてくるし
相手側も慣れて対応も変わってきたりする。
ん?と思うことがあっても深く考えないで、鈍感を装ってスルーする。
敵意がない人間に長期間冷たくはできないだろうという希望的思考も手伝って
何も感じてませんよを感じ取ってほしいのだ。

それでもずっと苦手なことも
もちろんあるけど苦手度は和らぐ気がする。

少しずつ穏やかになって
物事を穏便にこなせるようになって
年の功ってこういうことかと実感している。