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ネバーランドとお浄土の深い違い

ここの未熟な心にとって、文学の一番魅力的な文章は

「二番目の星を右に曲がって、朝まで真っすぐ」

"Second star to the right and straight on till morning"

その不思議な道案内は日常的な世界から夢の世界まで導いています。時間や方向は妙に入り混じったのですね。

子供たちは空を飛べるようになりました。

普通の世界の制限を超えました。

ロンドンの夜の街並みから・・・

ネバーランドの朝明けへ。

でもネバーランドはお浄土と全然違います。

フック船長の残酷さ。

ピーターパンのフック船長への残酷さ。

可愛い可愛いティンカーベルの無邪気なウェンディにの残酷な裏切り。

「極楽」とは言えませんね。

それは冒険ですね。冒険と言うのは「危険な経験」ですね。

ネバーランドは想像上な創造ですね。

本当のハッピーハッピーで平和な国が欲しかったら、そんな国が創造できるでしょう。

でも人間はそんなハッピーハッピーで平和な国が欲しくないらしい。

昔話の終わりは「めでたしめでたし」とテ言いますね。でもそれはお終いですね。それきりです。 

「めでたしめでたし」そのものはいい物語になりません。

人間は冒険が好きらしい。冒険は苦しみも含まれますね。

これは煩悩と言いますね。

世界の苦しみはただの「偶然」ではなくて。自分の心から溢れますね。

本当の「エバーランド」(永遠の国)、それはお浄土、に入ること、それは体を運ぶ問題ではないでしょう。

心の深い変更になります。

それは、翼を得ても、自力で全然できません。

それは阿弥陀様に任さなければなりません。

南無阿弥陀仏。

南無阿弥陀仏。

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