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くん炭焼きました。

今日の最初の仕事はこれ!籾がらくん炭焼き!

皆さんが普段食べるお米は、主に精米された白米ですがまず精米の前の状態が玄米。その玄米もお米が収穫される時には殻に包まれていて、それがこの籾がら。この籾がら、そのままでは分解されにくいので畑や田んぼに入れることが難しいのですが、炭にする事で使いやすくなります。畑に入れれば微生物の住処となり、豊かな土壌づくりのお手伝いをしてくれます。他にも稲の苗を育てる際に使ったり、田んぼにいれればケイ素分の補給にもなります。正に万能素材。

それでは、焼いて行きましょう。

外側の容器は、「穀物貯蔵缶」と呼ばれるもの。昔はどの家庭でもこの缶に入れて玄米を保存していましたが、今は冷蔵庫保管が主流となりあまり使われなくなりました。それを再利用。その中に「くん炭器」という既製品をセットし、中でまず火を焚きます。火が大きくなってきたら周りに徐々に籾がらを投入。

(これがくん炭器。農業資材屋さんなどで売ってます)

無事に火が籾がらに移ると、モクモクとかなりの量の煙が出ます。

(ダブルくん炭器でモクモク2倍!田舎の風景には煙が似合います)

かなりの煙が出るので、田舎とはいえご近所さんとの調整は必要かも。幸いにも我が家のお隣さんは、全く問題ないよーと言ってくださるので助かります。風向きによっては、洗濯物が香ばしい香りになります😅

火をつけてからおよそ7時間。ほぼ全体が炭になったのを確認して消火作業。ジョウロで水をかけてから、ビニールを被せて密閉して酸素を遮断。この方法で完全に消火します。

(最初は上まで目一杯籾がらを入れましたが、最後にはこの程度までかさが減ります。7割くらいまで減るか?)

消火してから念のため2〜3日放置して、取り出します。そしてまた籾がら入れて火を着けての繰り返しです。作るのは良いですが、保管しておく場所があまり無いのでどのくらい作るかなぁという感じです。冬仕事の1つですね。

その後は昨日畑から収穫しておいた、白ネギの調製作業。明日の朝、直場所に出荷します。

今日の日中は暖かくて作業がはかどりましたが、明日以降週末はかなり強い寒波が到来予定。また雪降るかなぁ…。

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