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映画最強のふたり感想メモ

黒人の男の人と金持ちの男の人の、二人の要素が人生には必要なのかなと思った。

・偏見のなさ。相手がコンプレックスを感じていそうなところでも個性としてみる。全く遠慮しない。コミュニケーションは自分主体で思ったことはなんでも言う。

彼は、他の介護する人に比べて全然配慮とかがない。暴力を振るったりもするし、超失礼なことも言ったりするけど、根本的に人を自分と同じ目線で見てる。だからホームレスとも富豪とも平等な関わり方ができる。

女性を口説くときも、目を見て自分の好意を変に隠さず真っ直ぐに伝えている。なんか相手に嫌われたくないみたいな、保身が一切ないので、清々しい。

逆にナヨナヨしているとナヨナヨやろうとか言って、どついてくる。なんか、勝手に人の人生に入ってきて、自分が勇気がなくてできないことを勝手に勧められて、強制的にやらせる状況にしちゃって、じゃ、あとは楽しめよみたいな感じにするのすごい好き。かっこいい。

富豪のおじいさんの方は、何に対しても教養があってすごい。それも大事だし、あと、下ネタが面白かったな。耳が性感帯で、朝起きると硬くなってるときもあるって、完全にちんこの話ししとるやんw

僕が個人的に好きなのは黒人の人の方かな。なんかすごいかっこよかったわ。自分の人生に主体的で、人の人生にズカズカ入っていって、仲良くなって、勝手に状況を作って行って、あとは楽しめよみたいなやつ(2回目)

ストーリーの構成は、チョコレートドーナッツみたいだなって思った。ラストの不安そうなシーンが冒頭にあって、そこに繋がるまでの物語が展開されていき、ラストに繋がる。みたいなやつ。

もう一つ似てるなって思ったのは、Bohemian Rhapsody。あれもこの映画と同じで実話を元に作られてるから、映画の最後に、実際の主人公たちはどうなったかというと・・・みたいな、ノンフィクションの部分で終わらせる。

これによって、自分が生きている現実地続きに繋がってる事を意識できて、キャラがよりみじかになる感じかな。フィクションじゃないんだ、ちゃんとあった出来事なんだと思うことで、作品への腹落ち感っていうか、より見てる人の人生に伝わる気がする。

自分も頑張ってみようかなみたいなね。

自分がやったことのないものも、ビビらずにやってみることが大事だなって思ったすげえ月並みだけど。

黒人の人が、富豪の人の趣味である、クラッシックをちゃんと聞いて、いいねーとか言ってたりとか、富豪の人が黒人の人の好きな音楽であるダンスミュージックを聴いて、楽しんでたりとか、超よかったな。

新しいものに触れてそれを否定せずに受け入れて、楽しんで、自分を広げることができるって素晴らしいな。

演劇を見て笑いを殺しながらめっちゃゲラゲラ二人で笑いながら見てたりとか、ああいう人に気を遣わないでいられる人ってすごいなあ。逆に障害者だからとかおじいちゃんだからとか俺頭悪いしなあとか言って気を使ってしまうと、気を使われる方も面白くないんだよな。多分。肩が張るというか。

とにかく、動いてみることって大切、そのためには自分と違うものを否定せず受け入れて心を任せて楽しむことだな。あとは時には人を馬鹿にする…じゃないけど、そうだな馬鹿にするのは違う。笑わせたりとかすることも大事だな。もちろん傷つけちゃだけだけど。


 

家族は大切にしないとダメだな。ちゃんと両親がいて、両親が自分のことを愛してくれてて、育ててくれてるっていうのって、超すげえことなんだな。



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