見出し画像

アセチルコリンってなんだっけ。

禁煙2ヶ月が経過しました。
食器を洗っているとまだ吸いたくなるなと感じました。
以前は食器洗いの後に一服するのがご褒美的な感じでしたからね。
2ヶ月たっても染みついているを感じ、恐ろしいなと改めて。
悔しさのような下腹部がドロっとするような感覚。
それが私にとっての吸いたい間隔です。

最近肌の調子が悪い事がありいろいろと調べました。
蕁麻疹的に細かいぽつぽつが出ては数時間ですっと消える。
痒みの中にぴりっとするような痛みを感じる事もあります。
調べてみるとコリン性蕁麻疹というのが上がりました。

コリン性蕁麻疹とは、発汗を司る脳内神経物質アセチルコリンが関係しているとの事。
入浴や運動後の発汗の際に蕁麻疹が現れるらしいです。
夏で暑い事や禁煙に合わせて筋トレを始めた事が原因の一つかもしれません。

このアセチルコリンですが、どこかですごく聞き覚えのある名前です。
確か禁煙の時にめちゃくちゃ調べて勉強した様な・・・。
(ほんの2ヶ月前の必死で学習した内容を忘れています。笑)

改めて調べて思い出しました。
煙草にはニコチンが含まれています。
人体がこのニコチンを欲して依存症となるメカニズムにこのアセチルコリンが大きく関わっているのです。
ニコチンはこのアセチルコリンに化ける事ができます。
アセチルコリンに擬態したニコチンはアセチルコリン受容体にくっつきます。
するとイライラがなくなったり快楽物質が脳内に放出されたり煙草を吸った時の様々な状態変化が起こります。

アセチルコリンは非喫煙者は体内で自然に生成されるのですが、喫煙者はニコチンを摂取することで生成されなくなってしまいます。
受容体にニコチンが結合しているので、生成の必要がないと思うのです。
これが禁煙時の離脱症状が発生する原因ですね。
急にニコチンの接種をやめると、アセチルコリンもアセチルコリンに擬態するニコチンも体内にない状態となってしまいます。
すると受容体に結合する事はなく、イライラなどの禁断症状が出るのです。

アセチルコリンは禁煙後2週間ほどから体内で再生成されるようになります。
禁煙は2週間できれば成功したと言われているのはこれです。

と、ざっとアセチルコリンと喫煙の関係を思い出しながら書きました。
このアセチルコリンが蕁麻疹に影響しているのは、ひょっとすると禁煙の弊害なのかもしれないですね。
今まで20年もの間体内で生成されなかったアセチルコリンが再生成されるようになり何か正常ではない動きをしてしまっているのかもしれません。
猛暑で汗をかくのもそれを助長してしまっている事でしょう。

肌が荒れるのはとても困るのですが、これも喫煙をしていた事への反省へ繋がったり、禁煙をしっかり続けられている事の現れだと受け取る事で消化したいと思います。
アセチルコリンがドパドパ出ている証拠だとしたら嬉しいですよね。
普通の非喫煙者になれたって事ですし、アセチルコリン受容体を正常なルートで満たす事が出来ていて、それが今の意欲ある私生活に繋がっているという事だと思えるので。

勝手な素人考えで間違ってる部分はあるかと思いますが、正しい知識よりも幸せに生きるための考え方が大切だと思うので今後も適当にポジティブに生きたいと思います。

ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?