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現代用語の基礎知識について

知恵蔵とか、ライバルもいましたが生き残ったのが、「現代用語の基礎知識」だそうです。何でも手軽にググれる時代にあって続けるって凄いです。以下のコピペにもあるように内容に偏りもあるそうですが、それはそれで批判的に読めばいいんじゃないの。そもそも中立に書くって不可能なんだから。中立だと思わせて鵜呑みにさせる方が怖いです。まあ、手にとって眺める価値はありそうです。生き残りの工夫と内容の確認と! 参考になりそうです。以下はコピペです。備忘録のためでもありますので無視してください。

5つ星のうち5.0 言葉の力みなぎる一冊
2019年11月19日に日本でレビュー済み
毎年この時期になると発売を心待ちにしている「現代用語の基礎知識」。大胆なリニューアルには驚いたが中身の質は変わらず充実の一冊。今回は話題の神田松之亟インタビューと「2019年のキーパーソン」でまず楽しませてくれた。人物ファイル13は、あいみょん、大島真寿美、樹木希林、菅田将暉、米津玄師ほか音楽、文学、スポーツ、芸能、碁まで多彩なラインナップ。今年を象徴するそれぞれの人物をすっきりと描き出し読みごたえがあった。これらの著者は世相風俗観察会だが、僕が毎年楽しみにしている世相の言葉の書き手たちだった。

「山本太郎の言葉の力」には共感する人も多いと思う。山本太郎代表を左翼だとか偏っているといった皮相な批判をする人たちにはぜひ彼の街宣動画を見てほしい。見ればわかる。本来保守政権が国民の暮らしを守るためにやるべきことを彼は語り続けている。痛い目を見て国営化に戻す国が相次ぐ時代に逆行する、企業利益のみを考えての水道民営化、圧倒的に不利な日米FTAなどなど今の政権がやっていることを認識し、それに疑問を持つ人間には右も左も関係ない。まともな保守論客が山本太郎氏を支持する声をあげているのが何より物語っている。
国民目線で新自由主義と戦い、深刻な格差是正のために具体的な提案をしながら声をあげている彼を保守層こそが理解すべきだろう。

繰り返すが右だの左だの言っていられる余裕はない。新自由主義が決定的に行き詰まり、世界的な潮流として反緊縮が議論されているなか、真剣に議論すべきことは山積している。日本が生き延びるために何をどう考えればいいのか、山本太郎氏のみなぎる言葉の力だけでなく、この一冊にはそれもまた凝縮されている。

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