Semolina Pilchard Journal Vol. 6

Joan Baezについて

 アメリカ出身の歌手。60年代からフォークの女王と称される存在。日本においても認知度は高かったと思われ、森山良子はデビュー時は「和製ジョーン・バエズ」と呼ばれたことからもその人気のほどが窺えます。
 が、現在ではどうしてもBob Dylanとの関連性のみで語られがち。『Don't Look Back』や『Rolling Thunder Revue: A Bob Dylan Story by Martin Scorsese』といった映像作品からも二人の関係は興味深いものがあるのは事実ですが、果たしてそれだけでいいのか疑問が残ります。

 この度、彼女の日本盤のアルバムを12枚まとめて入手することに成功したので、きちんと聴いてみたいと思います。


The Best Of Joan Baez (Vanguard SH 130)

 日本における2枚目のリリースになるのかな?早くもベストとはかなり気が早い。ファーストはまだモノラル。で、ここからのステレオ推しアピールが時代を感じさせます。内容は日本編集盤でファーストとそれに続くライヴ盤から。


The Best Of Joan Baez Vol. 2 (Vanguard SH 160)
3 (Vanguard SH 180)
4 In Stereo (Vanguard SH 200)
5 In Stereo (Vanguard SH 220)
Joan (Vangurad SR 144)
Noël (Vanguard SR 145)
Baptism (Vanguard SR 198)
Any Day Now: Bob Dylan’s Songs Sung By Joan Baez (Vanguard SR 278-279)
Blessed Are (Vanguard SR 711-712)
David’s Album (Vanguard SR 332)
Come FrommThe Shadows (A&M AML 134)

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