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重賞ローテ考察No189 関屋記念+おまけ小倉記念

重賞ローテ考察 関屋記念


今回のテーマはこちら

『先行組の複勝率を26%→69%に上げる取捨選択』


関屋記念は逃げ先行組が有利になりやすいレース。
逃げ:2-2-1-5 複勝率50.0%
先行:5-4-4-37 複勝率26.0%

※『先行』の定義は、3角6番手以内とします

差し追込組と比較しても割合は高く、先行馬の取捨は予想する上で重要な要素の1つです。
では、母数が多い先行組の複勝率26.0%を高めるポイントは何でしょうか、確認しました。

【検証条件】
当日先行組50頭において、、、
近5走以内で、以下何れかに該当
1)外回り芝1600のOP以上で、3角3番手以内の1着あり
2)芝1600のG1で、3角6番手以内の4着以内または着差0.2以内あり
近10年該当馬着度数:3-4-2-4
勝率23.1% 連対率53.8% 複勝率69.2%
→レース全体の先行組複勝率26.0%から43ポイントもUPしており、先行想定組の取捨としては機能するのではないでしょうか。

🌟2023年該当馬🌟
→セルバーグ、ラインベック

該当馬は上記2頭ですが、セルバーグは乗り替わり+3キロ増で、前走の再現性については少々疑問。
であれば、推定7番人気のラインベックに注目したいと思います。
前走米子Sで斤量58キロの3角4番手→今回57キロで先行想定は、中京記念でハナ差4着のウイングレイテストと全く同じパターンです。

🌟ローテ考察テーマ推奨馬🌟

→ラインベック


〜おまけデータ〜

【勝ち馬傾向】

※(○/10)は、『近10年の勝ち馬10頭中、該当馬○頭』の意味となります
①年齢
・6歳以下(9/10)
②前走人気
・8番人気以内(10/10)
③前走着順着差
・着差0.6以内(9/10)
④斤量増減
・前走比±0以下(10/10)
⑤近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当(10/10)
1)芝1600〜1800のOP以上で、3角3番手以内の2着以内かつ着差0.0以内
2)芝1600の重賞で、着差0.2以内

🌟2023年の①〜⑤全て該当馬🌟
→ラインベック
※アナザーリリック

②が前走9番人気でこれは誤差の範囲、後は全て該当。

【相性RANK:前走レース】

🥇中京記念  3-5-2-38連対率16.7%
🥈エプソムC 1-1-2-9複勝率15.4%

【中京記念組好走傾向】

近10年着度数:3-5-2-38
※(○/10)は、『近10年の3着以内馬10頭中、該当馬○頭』の意味となります
①年齢
・6歳以下(10/10)
②前走人気
・5番人気以内(10/10)
③前走着順着差
・5着以内または着差0.6以内(9/10)
④近走実績
・近2〜5走で以下何れかに該当(9/10)
1)左回り芝1600のOP以上で、4角3番手以内の2着以内または着差0.2以内
2)左回り芝1600のG1で、着差0.8以内

🌟2023年の①〜④全て該当馬🌟
→ディヴィーナ

【エプソムC組好走傾向】
近10年着度数:1-1-2-9
※(○/4)は、『近10年の3着以内馬4頭中、該当馬○頭』の意味となります
①年齢
・6歳以下(4/4)
②前走人気
・4番人気以内(4/4)
③前走着順着差
・着差0.3以内(4/4)
④近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当(4/4)
1)左回り芝1600〜1800のOP以上で、上がり3F1位の2着以内または着差0.2以内
2)左回り芝1600〜1800の重賞で、着差0.2以内

🌟2023年①〜④全て該当馬🌟
→なし

【関屋記念最終予想印・買い目】※結論はコチラ

◎15.アナザーリリック
○16.ラインベック
▲1.ディヴィーナ

△8.14.17

◎は、勝ち馬傾向はニアピン該当、勝ち切れる脚を期待してアナザーリリック。
新潟芝は2-0-0-0、いずれも上がり3F最速での差し切り。
近2走は、今回と条件が大きく異なる右回りの坂コースも、着差0.2,0.5と大きく負けておらず、条件好転でパフォーマンス向上を見込みます。
○は、考察テーマ推奨馬からラインベック。
当レースで複勝率の高い先行脚質かつテーマ条件クリア馬。
去勢してからの6走で着差0.5以上負けたのは、重馬場の2走前のみと安定しており、先行有利なレース特性を踏まえて、早め抜け出しからの粘り込みを期待。
ただし、勝ち切れるイメージという意味では、◎の切れ味に差される展開を想定して○評価。

単勝
15※または馬単15→1.8.14.16.17
馬連
15-1.8.14.16.17
3連複
15-16-1.8.14.17 ※またはワイド15-16
3連単
15→1.16→1.16

【小倉記念最終予想印・買い目】※おまけ

◎4.マリアエレーナ
○1.カレンルシェルブル
▲6.カテドラル

◎は昨年の覇者、マリアエレーナ。

隊列と枠順は、3番手あたりを取れそうな絶好の2枠4番。
メンバー比較は、昨年よりも落ちていると見ています。
【2022年】
2着ヒンドゥタイムス 着差0.8
→小倉大賞典1着
3着ジェラルディーナ 着差0.8
→オールカマー1着、エリザベス女王杯1着

1番人気も3倍台は、昨年比2.5キロ増の斤量が多少嫌われてるのだと思いますが、昨年の2.3着馬を0.8千切ってる事を考えても、今年の斤量は問題無いと判断します。
問題は相手という事で、マリアエレーナが昨年の再現を目指したパフォーマンスをするなら、昨年は2.3.4着が3角11番手以下という事を踏まえて、相手は差し追込からカレンルシェルブルとカテドラル。
どちらもメンバー上位の小倉巧者で、カレンルシェルブルの前走七夕賞は、1〜6着が4角6番手付近で追い込みは届かない展開。
本馬は4角13番手から大外回しの上がり3F最速も、流石にノーチャンスでした。
軸が人気なので、相手は2点で仕留めたい所です。

馬単(オッズ次第で馬連)
4→1.6
ワイド
4-1.6

良い日曜日にしましょう🤝

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