重賞ローテ考察No187 アイビスサマーダッシュ+おまけでクイーンS

重賞ローテ考察 アイビスサマーダッシュ

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『アイビスサマーダッシュの好走馬を見極める近2走の経験とは』

やってきました夏の名物重賞、アイビスサマーダッシュです。
千直競馬は、リピーター御用達の独特な適性とパフォーマンスが求められますね。
当レースの好走馬の近走を見ていると、以下2つの経験が目につきました。

【検証条件①】
近2走以内に、OPクラスの芝千直で、道中先頭、または上がり3F3位以内の着差0.2以内あり
→シンプルにOPクラスの千直で逃げる事が出来るダッシュ力と、ある種トリッキーなこの条件で他馬より速い上がりを出せる適性は要注意です。

【検証条件②】
近2走以内に、OPクラスのダート1000〜1200で、3角4角共に2番手以内あり
→千直以外では、テンの3Fから4角まで速いペースを走り続ける力という意味でダート短距離のOP戦先行力もかなり有効になります。

条件①または②の該当馬着度数：6-4-4-13
勝率22.2% 連対率37.0% 複勝率51.9%

2023年の上記条件該当馬は、スティクス、ファイアダンサー、レジェーロの3頭。そのまま考察テーマ推奨馬とさせていただきます。

🌟ローテ考察テーマ推奨馬🌟

→スティクス、ファイアダンサー、レジェーロ

〜おまけデータ〜
【相性RANK：前走レース】

🥇韋駄天Ｓ　4-6-1-26連対率27.0%
🥈ＣＢＣ賞　4-0-1-14 複勝率21.1%
連対馬までなら、上記2つの取捨が基本ですね。ＣＢＣ賞組は本年不在の為、必然的に韋駄天Ｓを最重要視。

【韋駄天S組好走傾向】

近10年着度数：4-6-1-26

※(○/11)は、『近10年の馬券内馬11頭中、該当馬○頭』の意味となります
①前走着順着差

・2着以内または着差0.3以内(10/11)
②前走通過順位と上がり3F順位

・道中3番手以内または上がり3F2位以内(11/11)

🌟2023年の①②該当馬🌟

→スティクス、ファイアダンサー

【勝ち馬傾向】

※(○/10)は、『近10年の勝ち馬10頭中、該当馬○頭』の意味となります
※2015年のベルカントは、前走取消しの為カウント対象外
①前走クラス
・OP以上(10/10)
②前走距離
・芝の1000または1200(9/10)
③前走着順着差
・4着以内または着差0.5以内(9/10)
④近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当(9/10)
１)芝1000のOP以上で、上がり3F2位以内の着差0.3以内あり
２)左回り芝1000〜1200のOP以上で、逃げての3着以内かつ着差0.2以内あり

🌟2023年の①〜④全て該当馬🌟
→シンシティ、ファイアダンサー

【アイビスSD最終予想印・買い目】※結論はコチラ

◎17.シンシティ
○14.スティクス
▲16.ファイアダンサー
☆18.レジェーロ
△2.4

馬単
17→2.4.14.16.18
14.16→17
3連単
14.16→2.4.14.16.18→17

今年最大のポイントは韋駄天S組の扱い。
近10年、韋駄天S組→アイビスSDのローテでアイビスSDにて2頭以上馬券になった年は2016.2017.2019.2020.2022年の5年ですが、この5年全て、韋駄天Sの勝ち時計は0.54.9以下でした。
2023年の勝ち時計0.56.5は、2014〜2023年までの近10年で2021年とタイの遅いタイムであり、その2021年は韋駄天Sで9着着差1.1に惨敗したライオンボスが、アイビスSDでは2着に巻き返す逆転現象となりました。(韋駄天S上位入線馬は馬券外)
今年の◎は、韋駄天Sで0.5敗戦、17.シンシティの巻き返しに期待します。(勝ち馬傾向該当馬)
※去年も本命でしたね
シンシティの前走は、休み明けかつスタート直後外傷ありとの事。前に行って54秒台で走破できるスピードは、新潟の開幕馬場でこそだと思いますし、枠も昨年同様8枠。オッズ割れてる5〜6番人気なら、この馬の単系馬券から。
負けるなら、相手は考察テーマ推奨馬3頭の内、先行でスティクス差しでファイアダンサー。
ファイアダンサーの前走は、1枠からスタート後大外に進路を切り替るロス+直線もなかなか追い出せないロスで、中身は濃い競馬でした。
枠順確定時点では◎も考えましたが、まさかの1番人気。冒頭の傾向も相まって▲までとし、押さえに意外と怖い内枠の2.4を大穴で。

【クイーンS最終予想印・買い目】※おまけ

◎12.ミスニューヨーク
○7.ドゥーラ
▲10.イズジョーノキセキ
△3.4.8.11

馬連
7-12
ワイド
7-10.12
馬単
12→3.4.7.8.10.11

3歳馬が注目されているクイーンSですが、この条件なら◎はミスニューヨーク。
本馬の右回り+1800は過去実績から買い時。
当該条件時：3-1-3-3(複勝率70.0%)
その他条件：3-0-1-11(複勝率26.7%)
今回先行馬も多く展開は差しに有利と想定。土曜日札幌の1着馬通過順位は、新馬未勝利を除くと全て3角4番手以下となっており、逃げ切りや好位抜け出しではなく差しもしっかり決まる印象でした。
また、前走は、出遅れから3角まで最後方でノーカウント可能。騎手をミルコ騎手に戻した今回は巻き返しに期待します。