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6/9大井11R東京ダービー(S1)2000外/右20:10

妄想の始まり

昨日曇稍重/今日晴北西2m

完全には乾ききらない稍重想定


逃げ馬はまず逃げ切れないと言ってよさそう

有利なのは番手以下で脚を溜めている先行馬と中団以上から勝負できる差し馬といったところか

最初の直線の長さにより外枠が好きなように仕掛けられることも考慮したい

内に入った馬は進路確保のため外に出すタイミングが重要となってくる

前日の傾向よりやや走る展開となりそう


①トーセンクロード石崎

前走はスタートしてすぐにトーセンマッシモがハナを取ってペースが落ち着いたので番手から脚を十分に残せての2馬身差決着であったが今回はペースが多少上がるはずで最内で直線も長く外からの締めも強くなるため有利展開に持ち込むにはかなり走らせる必要がありラスト直線で残せる脚がなくなる可能性がある、ただハナが早めに落ち着いてくれればラチ沿いで脚を溜めていける、また小回りの利く馬に見えるので内から勢い落とさず末脚使って行けるのかな、石崎に鞍替えで粘りの競馬を期待

②サヨノグローリー町田

2走前のトライアルではスタートで外の馬に当たられて行き足を失い中団に抑えるところとなった、ペース緩めで内の流れが悪く外に切り替え向正面からの捲くりに切り替えたが同じく外から狙うワールドキングに進路を塞がれる形となり一旦下がって中央からでもワールドキングの進路からでも上がっていける形をとったため直線では一歩遅れる形となってしまい届かず撃沈、ただ外をすんなり回せていたらおそらく馬券内、前走は外枠スタートで行き足足らずに中団配置となり2走前よりやや後方の配置といったところ、向正面入って先行に息が入ったため3角では先行勢の勢いに捲くりが間に合わず遅れを取る形に、さらに4角で外から捲ってきたオークハンプトンに締められる形となり勢い落とす形で中央ラインへ出る事になってしまった、それでも勢い伸ばして1馬身まで届かせての4着だったのでここもすんなり行けていれば馬券内は見えていただろう、今回は2枠なのでスタートの勢いのない本号は包まれて後方へ下がることになるのでそのままラチ沿いから溜めていくか後方から外へ出して捲っていくかの選択を町田は迫られる、馬体が少しでも回復していれば末脚に多少の勢いがつくので内外どちらから行くにしてもスムーズに直線を迎えることができれば馬券に届いてきそう

③セイカメテオポリス御神本

前走は馬体変わらずで外枠だったこともあり2走前のスローペースを受けて後方から捲っていく競馬を選択したか、ただ今回はペースが速く直線の入りが大きく遅れてしまい後方で十分に溜めた末脚は見事であったが間に合わず、今回は枠順悪く内で揉まれて再度直線入りが遅れてしまいそう

④ピースフラッグ山崎

4走前から気になっている気性の問題が確実であれば先行逃げ切りの形が本号にとっては最適解と思われる、山崎に鞍が戻ったことはプラスだがすぐ外のタブラオも先行していきたいので行き足は譲らないはずでトーセンクロードとタブラオに挟まれる形となり後方に押し出されやる気が削がれてしまう

⑤タブラオ真島

相手が揃ってくると先行逃げ切りが厳しい様子、とどめは前走の大外枠、スタートの勢いは良かったものの同条件の先行馬が揃っていたので中団が精一杯、前に残って逃げ切る競馬なのでこの時点で脚足らずに撃沈確定となっている、今回ゲートで勢いつけないとアランバローズの煽りを受けるのでとにかく前を狙ってくるだろう、ただ最内のトーセンクロードを抑えることができなければ中団ラチ沿いに包まれてしまい抜け出せないまま終わってしまいそう、トーセンクロードを抑えてラチ沿いで先行できた場合は最低限のロスで末脚使えて馬券内に残れそう

⑥チサット笹川

笹川に戻って期待と言いたい所だが前走を見ると大外回しで向正面中盤からのまくりでラスト直線で垂れているので狙うならイン戦となりそうだがアランバローズの煽りをぎりぎり受ける枠で更にすぐ内隣のタブラオも前に行きたい馬なのでほぼ挟まれてしまい後方に押し出され良くて中団中央に落ち着きそう、もし後方まで下がったらリカバリーは難しく中団ではギリギリまで動けなくなるので4角で遅れをとり交わして行くことは難しいだろう、また道中揉まれて末脚も使えなくなりそう

⑦ホウヨウクリスタル吉井

右回り未経験で今回スムーズに回せるかが鍵、前走は馬体落としの叩き案件、今回馬体整ってゲートスムーズならと言いたいが外枠にギャルダル、アランバローズと2枚岩が存在するので行き足でやや劣る本号は寄せでかぶってタブラオに締められて良くて中団からの競馬となってしまい持ち味を活かすことなく撃沈となりそう

⑧ギャルダル矢野

枠が悪い、ゲートの反応がかなり良くないとアランバローズに前を遮られ後方配置か良くて中団配置でのスタートとなり大きく不利となってしまう、ゲート遅らせてアランバローズを追う形は前に行きたいワールドリングにゲートの差で阻まれる形となりそうなので得策とは言えないだろう、矢野もテン乗りで前に出していきたいだろうが現状は中団で包まれることとなり4角で進路開けるまで身動きがとれなくなりそう

⑨アランバローズ左海

ペースメーカーはここかな、ゲートよければハナを狙うはず、ただ外にトーセンマッシモの的場がいるのでそちらの出方次第では距離を考えて番手に控えてくるだろう、左海としてはテンを切ってリードを大きく取って行きたい所だろう、番手の場合は後半捲ってきた馬に内に締められてしまうので勢い失いそうである

⑩ワールドリング今野

前に出していきたいが外にトーセンマッシモがいるのでアランバローズの行き足が良ければその後ろに潜り込みたいところ、枠的に同条件のギャルダルは抑えることができそう、2走前はスローペースで中央に捕まってしまい不完全燃焼、前走は向正面中盤で垂れたジョーロノを合図に先行勢が動く中、前線の殿で脚を溜めていた本号は一気に外から捲って行くも同じく抑えていた2,3番手に遅れての仕掛けであったため2頭には届かず、4角で外に膨れた分も響いたかな、今回は中央が混戦となるのでアランバローズの後ろに入れたとしても両側を抑えられる形となりラストの折り返しで出遅れてしまい届くことがなさそう

⑪マカベウス本田

2走前はアランバローズの出遅れによるスローペースに救われた形、なにより真島の配置が絶妙であったことが大きかった、本田に戻った前走は外枠で2走前より後方での配置となったことと速めのペースで前とのリードを縮めることができずにいた、今回も前走と同様のペースとなりそうなので外から捲って行けそうではあるが取られたリードを縮めるのは困難だろう、今回の馬場なら本号の適正と思われるので真島騎乗で見てみたい

⑫トーセンマッシモ的場

内側アランバローズとのハナ取り対決、前走のトライアルでは頭数も少なく楽にテンを切れてペースも緩かったので抑えてきたトーセンクロードに交わされたものの2着に3.5馬身つけての2着となっていたが今回はキレのある先行勢が多くハナ取りも番手取りも接戦が予想されペースも折り返しに入るまで走ることになりそうなのでラスト直線で垂れる可能性が高そう

⑬ブライトフラッグ本橋

前走は最内ラチ沿いで溜めに溜めての上がり3Fトップを叩き出し健闘していたがこのペースだと後方からでは厳しい、今回は前日の傾向を見ても前走と同じくペースは速まりそうなので届いてこないかな

⑭ギガキング和田

馬体を大きく落としてきた4走前は門別以来の右回りで踏ん張りがきかなかった可能性もあるが4角では内ラチを霞めるようなコーナリングを見せていたので右回りでは小回りが利く分勢いを落としてしまう印象を受けた、前走は本号の末脚はもちろん見事であったが向正面でのジョーロノの垂れに逸早く反応して捲って行った和田の動きが絶妙であり他馬を出し抜く形となっての5馬身差決着だったかな、枠はそこまで悪くはないが外のトランセンデンスの被せられてしまうと行き足が落ちてしまい中団辺りまで落とされてしまいそうである、右回りで内に大きく傾くコーナリングとなると先行していても4角で一旦勢いを失う事になるので馬券内が危うくなることも考えられる、今回のイメージとしては2走前の外枠版でペースがやや速くこの上がりの勢いがコーナリングで多少落ちる感じで条件悪いか

⑮トランセンデンス森

フルゲートでの大外枠だが直線が長くほとんど気にはならないだろう、何より外3を狙うことができるので絶好枠とも言える、馬場はおそらく乾ききらずで左海もいるのでペースは早めが想定されるので本号にとっては走りやすくなりそう、2月空けて十分休んで馬体が戻っていることに期待、2,3走前は枠悪くペースも緩めで末脚が活かせていなかった

⑯ジョエル張田

前走2走前とトライアルでやや落ち着いたペースの中での競馬であり内で溜めた末脚と向正面での外からの捲くりが上手くハマッていての勝利であった、今回も張田騎乗なら狙いは同じであるが条件が異なり外枠スタートであるため外回しで溜めが不十分となりそうで末脚が若干鈍りそうではある、だたハナから外に出ている点では張田の騎乗がしやすいのかな、右回り慣れについて多少の不安があるかな


今回は軸なしでワイド狙い

候補は石崎への鞍替えで内ラチから粘りの競馬で末脚を決めてくれそうな①トーセンクロード、スムーズに直線を迎えることができれば馬券内が見える②サヨノグローリー、行き足良くトーセンクロードを抑えることが出来れば馬券内が見える⑤タブラオ、スムーズにテンを切れてリードを稼ぐことが出来れば馬券内に残れそうな⑨アランバローズ

複勝2/ワイド9-1,5,2+2-1,5

計6点

結果と回顧

結果9-8-13 晴 良馬場

的中無し

トーセンマッシモは外枠過ぎたか行き足足らずでアランバローズが楽にテンを切れて東京ダービーのトライアル並みにペースが落ち着いてしまった

アランバローズ以外は控えてきたのでリードも十分に取れて向正面で息も入れることができるおまけ付き

これでは捲くりに再加速を合わせられて手も脚も出ないよね、そんな中ギャルダルとブライトフラッグは良く上がってきたと思う


⑨アランバローズ

上記の通り、ペースが緩んだ分後続の脚も残っていたはずだが息を入れる余裕があったので問題はなかった

⑧ギャルダル

ゲートの反応は良く同じくアランバローズも行き足がキレていたためアランバローズを行かせた上でホウヨウクリスタルを抑えることができた、ワールドリングがゲートの反応が悪かったことも幸いしたか、最初のハロン辺りでギガキングを内に入れさせなかった動きも良かった、これによりアランバローズの進路を使うことができていた、アランバローズの息入れを見てぴたりと後ろにつけて再度ギガキングを牽制しており更にアランバローズの加速に合わせて本号も上がらせていた、息が入っていない分交わすことはできなかったが1馬身以内まで詰めるほどのタフさを見せてくれた

⑬ブライトフラッグ

ペースが落ち着いてくれて持ち味を最大限に発揮できた馬、ゲート後スムーズな行き足だったがギガキングの寄せで勢いを失いそのまま中団待機となった、ただここで落ち着いたことは本号の末脚を考えると良かったはず、また内外どちらにも切り替えられるポジションに置いていていた本橋も巧かった、3角過ぎて垂れてきたトランセンデンスを外に大回りで交わすマカベウスをコンパクトに回して時間差で詰まることなく綺麗に外に交わして行き前走3F速トップの末脚をスムーズに発揮することができていた、更にジョエルの進路修正が追い風となっていた

⑯ジョエル

トライアルとほぼ同等のペースとなったため2走前とやることは同じであったが今回は大外であったため外を回したロスをラストの折り返しでアランバローズを追って行ったギャルダルが開けたラチ沿いのスペースへ移すことで軽くしていた張田の判断は見事であったが、直線に入ってすぐに本号が外に走っていこうとしたためそれを修正しなければならず(斜行となるため)そこで勢いが失われてしまったことが3/4馬身の結果だったのかな、評価通り右回りの不安が的中したか

①トーセンクロード

ゲートジャンプで行き足イマイチでセイカメテオポリスに寄せられて先行争いから離脱、更に殿まで後退することに、道中も進路なく後方で右往左往している状態ではあったが十分すぎるほど溜めた末脚は4角を大回りしてもなお勢い落ちずにごぼう抜きしていった、ただ後方過ぎるよーいドンで5着とは言え5馬身開いてしまったことは緩いペースであったことも考慮すると反省点であったかな

⑭ギガキング

アランバローズの後ろで番手を取りたかったはず、最初のハロン地点とラストの折り返しで2度ギャルダル矢野に阻まれてしまい外を回すことになりそのままで垂れてしまった

⑪マカベウス

やっぱり真島が良かったかな、トーセンマッシモの寄せはなかったもののギガキングの寄せでその内枠がなだれ込んできて結果中団中央に包まれてしまった、道中は集団の動きに合わせていくしかなくアランバローズの息入れ後に展開が動き始めた時も成り行きで加速することとなり抜け道を探りながらの走りであった、結局動けたのは4角でトランセンデンスが垂れてきて外に膨らまないのを確認してからで外に逃がして回らせたことで大回りとなってしまい直線に入った時はバランスがまだ内に向いていたため若干トランセンデンスの進路に戻ってしまい進路修正を余儀なくされ勢い落としてしまっていた、そこをブライトフラッグに突かれて前を譲る形になってしまい更に勢いを失ってしまった

⑩ワールドリング

ゲートの反応が悪く行き足もつかずで同じくゲートの反応悪かったトーセンマッシモの寄せはなかったがギガキングを始め外枠の先行勢の寄せを受ける形で後方へ、その後は前走の再現のようで面子が強力だった分のこの順位

⑥チサット

枠順悪しでアランバローズからの影響はなかったもののギャルダルとギガキングに抑えられてしまいイン戦は絶望的となった、道中抜け道なく他馬の動きに合わせて仕掛けていくことになり自身のペースは失ってしまっていた、ラストの折り返しではマカベウスに締められて外の進路は完全に塞がってしまい内から上がっていった直線では垂れたギガキングに詰まってしまったりと散々な結果となってしまった

⑫トーセンマッシモ

ゲート内落ち着きなくゲートの反応悪くハナは絶望的に行き足もつかずでギガキングに寄せられて中央で包まれてしまった、道中後方に落ちて行ったぶん脚が残っていたので末脚は使えていた様だ

⑮トランセンデンス

やはり評価に贔屓が入ってしまったようで軸から外したのは正解であった、スタートの行き足はスムーズでイメージ通りであったが2000での外回りのロスは大きかったようだ、稍重より良馬場の方が走れているとは言え重不良成績の良い本号では更に堪えたことだろう、3角で垂れ始め直線では脚色一杯であったが根性で走りきっていたことは評価したい

②サヨノグローリー

スタートの不利はなかったが先行勢の勢いもあり抑えて後方配置に、向正面でいつでも仕掛けていける外につけていたがペースが落ち着いた時点で脚が届かなくなるので負確となってしまった、馬体が減っていたことも勢いに欠ける原因だったかな

③セイカメテオポリス

前に行きたいタブラオが前に行き内に包まれる形となった、今回のペースなら外から回したいので1角で外にも行ける中央ラインに移していた、ただ後方過ぎたのと外をピースフラッグに塞がれていたため4角まで動けず結局後方での直線入りとなってしまい届かず撃沈

⑤タブラオ

行き足良く内3辺りに付けるかに見えたがギャルダルが譲らず内5で包まれる形となった、こうなると本号のペースは関係なく周りについていくしかない、アランバローズの息入れ後にギャルダルが動き始めてスペースが空いてチャンスであったが間髪入れずにジョエルが入ってきたため勢いがつかないまま直線入りとなり撃沈

④ピースフラッグ

スタートの接触と包囲で早々にやる気を失っていたかな、後方に下げて落ち着かせ向正面入って外から捲っていこうとするもトーセンクロードが前にいたため断念、ここでもペース落ちており気性がでていたか、後方で入った直線では無理に追わせていなかったように見えた

⑦ホウヨウクリスタル

ゲート後ギャルダルに押し負け後方ラチ沿いに押し出されていた、道中は周りのペースで走らされていた、直線で完全に脚が止まっていた原因が馬体が大幅に落ちており調整ミスの体調不良であったとすればスタートでの当たり負けも納得がいくかな

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