11/9 川崎11R 立冬特別 1600左 20:15

妄想の始まり

昨日晴→今日晴時々曇 良馬場想定

スタート直後の500の直線でのハナ取りがいつまで続くかと向正面での差し馬の動き、急カーブで先行が緩むかどうかがポイント

スタート後のハナ取りが長引くとインに寄りがちな隊列になり先行のスタミナも削られ、向正面で差し馬が上がって来ればそれに合わせるので再び先行はスタミナを削られ、終いには3,4角で失速した先行が詰まってインが全滅、というのが外差しが決まる鉄板パターン

逆にハナ取りが早めに落ち着くと先行が横に広がった展開となり、向正面で後続の動きが無いと前が残り急カーブで加速が遅れた後続馬は並んで上がる先行馬に詰まり加速がさらに遅れ直線が300mあるとはいえニトロ搭載機でなければ届かなくなってくるのが前残りパターン

展開的には五分五分に見えるが各馬の性格が分かれば展開が読めそうであり、そうなれば妄想がキッチリとハマるはずである


逃げ先行①⑤⑥⑨⑩

①タイセイシャトル町田、アイオロスらにハナを取られると包まれてしまう枠、その点ではアドバンテージを取りにくいのでかなり不利を被るだろう、上がりではかなりの負けん気の強さで粘ってくるので終角をいかにスムーズに抜けられるかが全てで町田の腕にかかってくる

⑤アイオロス伊藤、加速力がありハナを取れる馬、前走は馬体増も原因だと思うが外からハナを奪った上にハナ取り相手にマークされて完全にオーバーペースになっていた、一方で前々走は内枠で楽々ハナを取りマイペースで距離を十分にとって上がりを迎えられた、ただ良馬場だと走りにくそうでスタミナとキレが鈍るので隙を突かれてしまう、今回はプロシージャーやシュプレノンらとハナ取り争いになりそうでハイペースが予想される、どのみち馬体が変わらないようなら入賞は厳しそうだ

⑥プロシージャー澤田、テン乗りで勝利している澤田に戻る、前で走れないと嫌なのかな、先行取れなかった時とのやる気が違いすぎる、前走はスタートでの接触でやる気を無くした様子、馬体が増えてくるとスタートが切れなくなりそう

⑨ジョーパイロライト藤本、結果の割に人気がついている馬、1人気の前走はゲートで詰まって後手になってしまったのでノーカン、良いスタートを切るが先行を意識しすぎて潰れてしまう張田の騎乗をテン乗りの藤本が変えてくれるか、前方で抑えることができたらそこそこ走れるんじゃないだろうか、ただし馬体を絞るのが条件

⑩シュプレノン森、タフな馬で上がり速度も先行馬としては申し分ない、付け入る隙があるとすれば距離で1600になると脚が十分に残っている後続がガンガン上がってくるのでタフさで勝負する本号は上がりでスピード負けしてしまう場面もある所だろう、休養明けで重賞でもないので仕上げてくる可能性が低いのでそこも上がりで影響が出てくるはず


差し追い②③④⑦⑧⑪⑫⑬⑭

②バルコラベーロ藤江、これといった特徴のない馬で転向後は結果が出ていないようだが、前走は馬体を大きく絞ってきて加速が良くなったか上がりに勢いがあった、今回は馬体が気になるところだが内追いで不利なので様子見としたい

③トーセンオリンピア左海、スタートがあまり上手くないのだが上手く行った時は先行配置で脚を溜めつつ高い位置からの上がりで入賞を狙えるので左海ならスタートを巧く決めてくれそうなので入賞を狙えることになるが、左海が逃げ馬について行きがちなのでマーク馬共々沈んで行く可能性が高い、何はともあれ先行を狙っていくなら馬体を絞ることが条件だろう

④シナノパワー岡村、馬体が連対時に戻ってから再評価したいが現時点ではスタートスタミナスピードどれもイマイチでキレのない走りをしている

⑦ビークイック和田、前々走はスタートで挟まれての不利位置、前走は後方寄りでの走りで向正面で早めに仕掛けて先行に合わせて終角を抜けられたので直線が短かったが末脚で捉えることができた、中段もしくは前走の位置から先行の動きに合わせることができれば勝確なのだが今回のメンバーの脚質を妄想すると差し追いが団子状態になりそうで包まれてしまうと仕掛けどころじゃなくなるので和田がインアウトどちらか分からないが巧く捌いて進路を確保してくれないと入賞すら危ういかもしれない

⑧アストロローグ笹川、笹川のテン乗りだが笹川の中段から早仕掛けで捲っていく走りに合う走りである、本号はラストの直線で一気に捲れる末脚を持った馬で余程の後方からの追い上げでない限り上位に届いてくる馬、中枠なので仕掛けどころで包まれそうなのが心配

⑪モンスターキング増田、年齢的に伸び代がなく厳しいか、川崎では酒井、大井では真島が騎乗するも中段から前に出ることができず1600を走り切れていない

⑫フラワーオアシス張田、前走は馬体増で、スタートでのキレはなかったが上がり速度はそこそこだった、夏終わりで増なら体調良しと判断できるのかな、今回少し絞って来れたら先行の良ポジを狙えるようになるかな、あとは抑えながらタイミングを計ってアドバンテージを取っていけば後続馬は辛くなるだろう、外を回されてスタミナを削られてしまうのが心配

⑬ウインブルースカイ櫻井、シュプレノンと同じくタフさが売りな印象で、周りが疲れてきたところを粘り強い走りで捉えるのだが余力ある相手には競り負けてしまうようだ

⑭ベディヴィア庄司、なかなかの末脚の持ち主で庄司がそれを巧く活かしてくれているようだ、絶妙な位置で仕掛けておりこれが出来ればスタートも枠順もあまり関係なく外からタイミングよく上がっていくだけになる、今回は良馬場で更に直線が長いので前走前々走よりも仕掛けを遅らせても十分届くのでより確実に届かせることができそうだ、4人気以上になってくれたら美味しいだろう


ハナ取り番手争いが長引きそうでそのまま引き続いでハイペースになりそうなのでスタミナ面が心配な馬達は終角で勢いが落ちてしまうだろう
そこで狙いたいのが⑭ベディヴィアで庄司が良いタイミングで捲って3着に付けているので馬場が軽くて先行がアドバンテージを取りにくい今回ではかなり有利だと思われる、ラストの直線が長いのもプラスだ
単勝はイマイチ絞れないので無し


複勝14 ※4人気以下orオッズ2.5以上なら
馬連14-10,8 2組
ワイド14-10,8 2組

結果と回顧

結果9-6-10 良
的中無し

先行1,2,3着ですか…前が残っちゃったね
アイオロスが重くてハナ争いに参加できなくて⑥⑨で早めに固まって抑えたペースになったのが原因かな
森が2頭の様子を伺う位置につけたのもスロー展開の原因だろう
おかげで最後まで脚が残っていたので先行はペースが上がる一方で後続馬は向正面で詰めていくのは不可能だったし上がりも速度が変わらなければ距離が縮まらないんだから無理な話

全体的な脚質は妄想通りだったがスローな展開は考えるのを忘れていた、これはプランB案件で余裕のプラス収支だった


入賞馬と選考馬

⑨ジョーパイロライト、無理にハナを取りにいかずに番手を取れたことを確認したらプロシージャーに合わせて走っていきアドバンテージを取らせなかったので脚を溜められた分クビが届いた、馬体が絞れたぶん加速が良かったようだ

⑥プロシージャー、藤本がすぐに番手に着いてくれたおかげでペースを抑えて走れた、ハナを取った時の本号はイキイキと走るので最高の状態だったが逃げと脚を残した者との差でクビを取られた、ジョーパイロライトが馬体を絞ったのと斤量の差が出たのかな

⑩シュプレノン、ハナは狙わずにプロシージャーとジョーパイロライトをマークしつつ外から仕掛けていくが2頭のペースが緩くスタミナ十分のまま上がりを迎えたために本号がタフであると言うアドバンテージは意味を成さず、ただ外を回ったためのロス分が3着と言う結果になった

⑧アストロローグ、中段外から狙う形で笹川がよくわかっていた、本号の走りはやはり笹川の戦略とは相性が良く、ゆるゆるペースで前が元気じゃなければ星が見えていた、しかし元気な先行の速い仕掛けに合わせなければならなかったため詰める距離も増えて上がりでの勢いが衰えていた

⑭ベディヴィア、庄司はバッチリだった、ハナ取り合戦がすぐに終わってしまったので前が余裕で残ってしまったのと、流石に大外を詰めて行くのはかなりスタミナを削られるようで末脚が鈍っていた、間違いなく100増はかなりの影響がある


その他

①タイセイシャトル、スタート後早々に寄せられて下がる羽目に、さらに緩んでいくアイオロスを受け止めることになる不運状態、アイオロスを交わすもシュプレノンが壁になり完全に囲まれたまま向正面へ、縦長の展開になってくると詰めてきたアストロローグに外を塞がれたため終角では外は無理なので失速覚悟でインを抜けたが前3頭から大きく出遅れる形となり不完全燃焼な結果となっつしまった、枠に恵まれなかった

②バルコラベーロ、馬体が増えてせっかくの加速力が無くなった、やはりスタートで包まれてしまう、ラチ沿いからの挽回を図るが武器がない馬なので展開が早くなり始めると着いて行くことができなかった

③トーセンオリンピア、馬体を大きく増やしたためかゲートは良かったが加速がだめで結局寄せに包まれていた、後方のラチ沿いから挽回を図るが着いて行くのがやっとで展開が早くなり始めると着いて行くことができなかった

④シナノパワー、馬体もう少しだが道中キレがなさすぎて馬体が戻ってもダメかもしれない

⑤アイオロス、太り過ぎ、良馬場はダメかな、ハナ取りに行くも全く参加できず、ラチ沿いを走りながら消えていった

⑦ビークイック、包まれて後方イン寄りで走ることになり絶望的であったが終角で和田が巧く外に逃げてくれた、が前の余力が十分だっため末脚が良くても仕掛けが遅ければ届かせるのは無理なのでしょうがなかった、しかし和田の動きでワンチャンがあったのは確か

⑪モンスターキング、全般的にダメ、勝てるパターンが妄想できない

⑫フラワーオアシス、馬体も絞れて万全な状態だと思われたが外回りでスタミナが削られたのと向正面で詰めてきたアストロローグが壁になってしまい先頭集団の仕掛けに乗り遅れた形になってしまい敗退となった

⑬ウインブルースカイ、タフといえばタフと言えるが外枠で後方配置な上に先頭から中段の集団が余力一杯なんて状態だとどうにもならない、どのみち上がりの勢いがなかったので無理であった