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4/18中山8日11R皐月賞芝2000右15:40

妄想の始まり

昨日雨100%12R雨稍重

今日晴一時雨60%北東4m重想定


スタート直後の上り坂、初角回ってすぐの下り坂でペースを誤るとスタミナを急激に持っていかれる

ラストにもう一度上り坂を抜けることになるのでギリギリのスタミナ残量だと失速を免れない

ラスト直線は上り坂に加え310mと短めになっているので差し馬は3角から捲っていける脚がないとキツイ

ただスタートから初角までは400m程あるため縦長の展開となりやすく枠の不利はそれ程無いがそれでも外枠の先行馬は坂を駆け上がることになるので先行争いとなるとスタミナの消費は避けれないところだろう

朝方まで雨が降るようなのでタフな馬場となりそうでスタミナを消費した先行馬にはラストの坂道での失速は免れない

ただでさえ向正面の坂を利用してコーナーで勢い付けて捲ってくる外差し馬にラストの上り坂で交わされやすくなるだろう、ただこの馬場で外を回し続けることもリスクとなり得る


①アドマイヤハダルCルメ

折り返しから勢いよく指し馬が迫って来る阪神戦で先行を守り抜いたタフさで今回の馬場でもしっかり先行して行ってくれそうだ、土曜の9Rの良馬場は外差しが良く決まる馬場であったがフルゲートではなかったので今回のタフな馬場で外から捲るとなるとかなりスタミナを要することになりそうなのでラチ沿いで温存していける本号は体力面でも有利と言えるのかな、加えて勝動線への嗅覚が非常に優れているルメールの騎乗となれば鬼に金棒と言えるだろう

②ルーパステソーロ木幡

2000に比べ先行疲れの比較的少ない1800で前をキープできないということはスタミナ面に不安があると言える、今回のタフな馬場では失速は免れないのでは

③ステラヴェローチェ吉田

暴れ馬ソダシを楽に乗っているように見せるほどの好騎乗を行った吉田の騎乗で一変することができるだろうか、タフな馬場に強い印象を受けたが1600に比べて400の増となる今回はタフな馬場も加わって脚がもたなくなってきそうである

④イルーシヴパンサー大野

前走は典さんのコース取りは完璧であったが2着の馬に後方から先に捲られ後出しで追うも差を詰めることができなかった本号の自力の弱さが見えたかな

⑤ヴィクティファルス池添

前走は向正面での6mもの風をアサマノイタズラの後ろで回避できたこと、問題児ランドオブリバティにより内の馬に被害が出ていたことによる恩恵が大きかったかな、とはいえ大外でロスも大きかったことは間違いないので本号の地力は確かなものである、温存できたという点では今回に向けて良い結果を出したと言える

⑥ヨーホーレイク岩田望

前走は使い込まれた内芝を避けてスタートしてすぐに外に逃がしてきた武の機転でラストに末脚伸びての2着、2走前については終角でのランドオブリバティの裁決レベルの逃避により先行していた中央より外の馬が少なからず影響を受けていたので武の好騎乗であったとは言えタイトルホルダーに3着を取られていた可能性もあっただろう、ただ今回岩田望のテン乗りとなるので本号のベストな軌道で走らせることが出来るかどうかが微妙なところだ

⑦エフォーリア横山武

右回りは札幌で走れていたとは言え高低差のない馬場であるので参考になるかはわからない、前走はスタートの位置的にインの馬がほぼ後方に下がってくれたこともあり快勝出来ていた印象、今回中途半場な枠順に加えてタフな馬場となるとスタミナを削られることは必至であり、東京に比べて直線がかなり短くなっているので中央で包まれてしまうと勢い不十分で交わせなくなりそうだ

⑧ダノンザキッド川田

タフな馬場となる今回、外を回し続けることは避けていきたいであろう川田には良い枠順なのかな、前走は内芝が使えたので逃げと番手がそのまま走りきってしまう形となってしまった、とはいえ番手の首まで捉えていたので緩んだ先行を捉えることは容易くなりそうだ

⑨ラーゴム北村

前走行で加速してきたヨーホーレイクの差し脚をクビ差で粘った脚とスタミナは評価したいがタフな馬場となると一気に厳しくなってしまうのかな

⑩シュヴァリエローズ三浦

2走前は向正面で息を入れてからの終角からの捲くりで鋭い末脚を見せてくれた、前走は2人気のアドマイヤハダルの後ろにつけて進路確保をしていった北村の騎乗が光る1Rであった、となるとテン乗り三浦への鞍替えとなる今回は期待値が大幅に下がってしまう

⑪ディープモンスター戸崎

テン乗り戸崎、本号は後方配置の馬なので今回のタフな馬場で後出しでの捲くりで伸ばしていけるかは微妙に思える

⑫ワールドリバイバル菱田

タイトルホルダーと並んで今回のペースを担う馬であることは間違いないがその分今回のタフな馬場では早めの退場が予想される

⑬タイトルホルダー田辺

2走前ではラストで不利をくらい伸びに欠けてしまったが逃げ脚、先行力は確かなものがある、ただそれは時計の掛かる良馬場での話でタフな馬場となってくると粘りが足りなくなってきそうだ

⑭アサマノイタズラ嶋田

前走はボーデン川田の配置による恩恵を受けたことが大きい、ただ2走前で騎手生命終了クラスのやらかしをしてしまった嶋田が前走にかける思いは強く仕掛けが早すぎたと本人が言っていたくらいだ、この走りによるダメージがどこまで残っているかがポイントとなりそう

⑮グラティアスMデム

ルメールが降りた、つまりそういうことだ、外枠での先行ということでスタート後の先行取りに参加しなければ負確となるので無理にでも前に出ていくと思われるので後半一杯になるだろう

⑯レッドベルオーブ福永

川田と同じく馬場読みの福永の騎乗なので慎重に走ることが予想される、おそらく外を回し続けることは避けたいので一旦後ろを回すかスタートで走らせて中団中央を狙ってくるかになるだろう、今回は前走の阪神競馬場よりも早めに捲って行かないと交わしていくことが難しいのでスタミナ的に厳しくなりそうである


軸は最内枠で温存しつつ先行していける①アドマイヤハダルを置きたい、ルメールに騎乗が変わることで展開読みもできそうで期待が高まるため

相手には前走で温存しつつ結果を出せた馬と効率的に馬をマークして進路確保と馬の体力温存に努めていた池添の⑤ヴィクティファルス、タフな馬場で末脚届いてくる上に最近馬場読みがいつも以上に冴えている川田騎乗の⑧ダノンザキッド、前走のダメージは気になるが運もあったとは言え風を受けながら走りロスが少なくない展開でさらに嶋田自身が少し早すぎてしまったと言っている仕掛けだったにも関わらず有利に走れていたヴィクティファルスにアタマまで粘ったタフさに期待したい⑭アサマノイタズラを置く


単勝1/複勝14/ワイド1-5,8,14+8-5,14/三複1,8-5,8,14-5,14

計11点


結果と回顧

結果7-13-3 晴 稍重

適中無し

馬場がどんどん変わっていき、9Rのような外差しが決まりやすい形ではなくインが伸びやすい馬場となっていたかな

晴れに変わり風もあったことで稍重とはいえ傷んだインの芝の方が若干乾いていたのだと推測する

ルメール、川田、岩田は朝からの馬場と変わった9Rで外馬の伸びの良さを見ているため外から攻めている

ただ終角での岩田の動きはグレーだよな、ダノンザキッドとアサマノイタズラ両頭を潰してしまっている

北村、池添も外から上がっていたがこちらは伸びがイマイチで逃げが3着に残ったことから外の印象は悪かったと思われる

川田が3角からの捲くりでインを締めていたためインが詰まり北村は中央、池添は外へ抜けるしかなかった

どちらもおそらくインを気にしていたのでその分がロスとなりラスト直線で出遅れてしまったのかな

吉田は9Rで逃げておりラスト直線で中央に寄れてしまってはいたが3着に残ったのでインが走れることは確信していたはず

同じくインから攻めて行った武史はまだ馬場が悪い4Rで逃げ馬に騎乗しておりそのまま逃げきれていたことからインでも問題ないことが分かっていたはずだが馬場替わりの11Rでは9Rでの外伸びが頭をかすめであろうがインタビューの通りエフフォーリアを信じてインを攻めて行ったのだろう

今回のペースメーカーと読んでいた2頭の内の2着のタイトルホルダー田辺ももう1頭であるワールドリバイバルに寄せる形でインを走行させていた、ワールドリバイバルが失速することも読んでのラチ狙いだったのだろうがエフフォーリアが狭いところを抜けてインに入ってきたのは誤算だっただろう

無念の結果となったアサマノイタズラ嶋田は絶対に勝つという気迫の元果敢にダノンザキッドに食らいついて外を通して出し抜いていこうとしていたが岩田が割って入ってきたために勢いなくしてしまったかな

総評するとダノンザキッド川田の外から捲るポジショニングによってインから行きたい面子は詰まってしまい外から行きたい面子はダノンザキッドについて行くしかなく捲って行くには川田より外を回さなければならず早すぎる捲くりではラストの上り坂で失速してしまうので結果的にダノンザキッドとまくりを合わせる形となってしまい後出しな上に外を回したロスで伸びに欠けてしまった様だ


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