12/26(日)🎯351.1% 中山8日 有馬記念 2500芝 15:25

妄想の始まり

先週12/19(日)の11ＲディセンバーSでは6人気が逃げ切っており内芝の状態は悪くなく外回りは不利な状態であった

12/25(土)に馬場の最終チェックをするとして、ひとまず内芝が使えること前提で妄想していきたい

※25日11Ｒの時点で晴の稍重であり明日の天気も降水量0％となっているので本番では馬場の重さは気にしなくても良さそう、内芝の状態は武史の最後の上がりを見てもまだ使える状態とは思えたがペースがゆっくりで後続は脚が使えないと前に追いつくのは至難なラウンドだったので内と外で有利不利がないかというと確定はできない状態、ただ当日の使用状況でまた変わってくるのでできれば道中の騎手らの動かし方も見ておきたいところ、PM21:00の時点ではこのままの買い目で行く予定

①ペルシアンナイトCルメ
スタートで踏ん張りたらずで周りより数歩遅れてしまうので挟まれがち、ただ脚を溜めることができれば上がりに勢いをつけられるので隣のパンサラッサ次第となるだろう

②パンサラッサ菱田
スタート良ければテンを取るはず、タイトルホルダーもテンを狙ってくるがこちらのほうが優勢だろう、並びはパンサラッサ、タイトルホルダーorエフフォーリア、クロノジェネシスorエフフォーリアが濃厚だ、さて、この馬は単身で逃げて行きたいのでスタート直後が平坦なこともありペースはやや早まりそうである、ただラスト直線の上り坂でガス欠必至だろう

③モスベッロ池添
スタートの遅さが厳しいところ、コーナーの多い今回は外から上がるのもきついだろうしインでも後方では前が動かないとどうにもならず全体的な動き出しは3角からになるのでやはり一歩遅れての上がりとなってしまうので届かずといったところか、雨の影響で得意なタフなレースとなったとしても出だしのタイミングの関係で厳しそうだ

④メロディーレーン岩田
馬場が荒れてくれれば前走天皇賞(春)のような斤量を活かした伸びを見せてくれそうだが天気は今のところ良いので力及ばすか

⑤ディープボンド和田
跳びが大きいので外目を回したいタイプとのことでこの枠順は望まない所か、ましてや外からの厳しい寄せを受けるだろう今回はさらに厳しい状況となりそう、パンサラッサに追従していくしかないか、垂れて詰まって仕掛けられずなんてことになりそう、ただエフフォーリアの後方に切り替えることができればワンチャンあるかも

⑥ウインキートス丹内
前走エリザベス記念では中団でやや詰まってしまっていたがそこで溜めてい4角での不利もない状態での上り速度としは心もとなく、今走で直線上り坂での凌ぎ合いについていけそうにない

⑦クロノジェネシスCルメ
絶好枠な上に前走宝塚記念では初タッグなのに息ピッタリでキセキの膨らみを予測した勝ち動線の通したルメール鋭い読みが合わさってまさに鬼に金棒状態である、今走で引退するので陣営も完璧に仕上げて来るはず、ただ自身より内枠に目標とする馬がいないため、エフフォーリアが来るのを待つかその後ろに来るであろうアリストテレスの後ろに付けるか、馬場状態を見て3角で外から捲っていける位置につけてくるか悩みどころ、パンサラッサの後方でも進路を作りやすそうだが垂れてくるであろうパンサラッサの後方にはいられないことと道中溜めたいのでその選択はなさそう、バランスが良いのはエフフォーリアに行かせて中団待機で外出しなのかな、進路なくすことがなければ安心できるかな、アリストテレスの後ろはシャドウディーヴァの典さんが狙ってきそうなのでその場合はこの馬の後方にわざわざ入ることはなく確実に避けてくる、内芝の状況を見て芝目の変わるラインを走らせてくるかな

⑧ユーキャンスマイル藤岡
テンが早く自分でペースを作れない状態であると力を発揮できない馬とのこと、今回はハイペースの可能性が高いので見せ場は作れないか

⑨ステラヴェローチェMデム
吉田から最近ノっているMデムーロへの鞍替えで期待が高まる一方テン乗りであることが不安でややマイナス面が強いか、テンを切っていくタイプではないので内に入れないと前走菊花賞のように外回しで厳しい競馬をさせられてしまいそう、不器用な馬なので馬群のバラける道悪が向いているとのことなので、ハイペースになりそうな今回は人気に答えられない可能性が高そう、前走菊花賞で外を回されても3000を垂れずに走りきったのでタフなレースとなりそうにないことが悔やまれるか、もっと内枠だったら内芝が荒れていたとしてもお構いなしに上がっていけるのでいかに内に配置するかがポイントとなるか

⑩エフフォーリア横山武
パンサラッサがいなければすんなりテンを切れそうなのだがパンサラッサの勢い次第でハナか番手かとなり過去に番手で控えて折り合いつかなくなる場面が何度もあったのでできればハナと考えているのかな、ハナをとれればペースを上げて息入れのタイミングで後続を詰めさせることなく逃げ切る展開に持ち込めそうである、まぁ内芝が使えること前提であるが

⑪アリストテレス武豊
体内時計が正確な武さん(マスクさん談)なので後方争いは凄まじい、この馬が前に出るか中断に控えるかで展開がガラっと変わって来るだろう、武さんとしてはやはり詰まることのないエフフォーリアの後ろにつけたいと思うのでゲート後は隣のエフフォーリアについていくと思われる、エフフォーリアの勢いにわざわざ対抗してハナを狙ってくる可能性は低いだろう、となると前気味の位置となるのでアリストテレスの後ろにつけた馬はアリストテレスが動かず仕掛けていけないなんてことが起こりにくくなる

⑫シャドウディーヴァ横山典
隣のアリストテレスの後ろは狙いたいところ、この配置で溜めて行くが直線の上り坂勝負では押し負けてしまうかな、右回りはもたれがひどくなるとのことなのでなおさら厳しい

⑬アカイイト幸
ゲートの出が遅いので後方配置となりよほど前線が崩壊したとかでないと届くことはないのかな、エリザベス記念のように武さんの後ろに付くことも難しいだろう

⑭アサマノイタズラ田辺
セントライト記念ではマスクさんの回顧記事でわかる通り、隊列が次々と変わる中道中リズムを崩さずに走って来れたことが大きく影響しているのでぶっちぎりで勝てていたわけではない、スタートで左右にヨレるので行き足が付けにくく後方待機となりがち、今回は両隣がテンを切る馬ではないのでおしくらまんじゅうでグダりそう、今回の面子ではセントライト記念のように上がらせてもらうことは難しい

⑮キセキ松山
福永ならゲートを上手く出してくれるのだが今回は騎乗できないのでスタートで外のタイトルホルダーに寄せられて外を回すことになりそう、後方から追う分早めに動いてジャパンカップのようにペースアップを促しそうであるがそもそもエフフォーリアやパンサラッサがハイペースを作り出す可能性が高いので届かないか

⑯タイトルホルダー横山和
逃げ先行で強みのあるこの馬の特徴は弟の武史から聞いているはず、スタートからの緩いカーブでできればハナ、無理ならなんとか外2か3辺りにつけていきたいと思っているはず、2走前のセントライト記念ではパドックでかかっていたという情報がありどんどん変わっていく展開だったことも影響して折り合いがつかなくなってしまったようだ、ダービーでも番手で控えて後半不発であったからなおさらだろう、ただ武史のように馬を信じて思い切って上がっていけるかというと疑問である、今回は大外ということでシャドウディーヴァ、キセキなど上がって行くのに障害があるので多少の無理が生じてしまいそうなのが心配、自身の配置により全体的なペースが上がった場合はラストにクロノジェネシスやエフフォーリアらに力負けしてしまいそう、エフフォーリアの後ろにつけて兄弟ラインで行く可能性も考えられるがこの場合はエフフォーリアを指すことは難しいだろうがワンツーフィニッシュなんてこともありえそうだ、ただこの位置はアリストテレスの武さんも狙っているのでタイトルホルダーはアリストテレスの後ろに収まる可能性の方が高いのかな、そうなると出だしがどうしても遅れるので良くて3着が良いところか

軸馬は⑦クロノジェネシス、芝目の切り替わるラインで配置できインの詰まりに巻き込まれにくい枠順、外から早めに捲られても勢い緩んだ隙間を狙うことができるルメールとのタッグであることが強み

相手にはハナか番手で折り合いを欠かずに自身の競馬ができる⑩エフフォーリア、エフフォーリアかアリストテレスの後方に配置できれば後はスムーズに出して上がっていくだけの⑯タイトルホルダー、パンサラッサ→エフフォーリアと上手くガイドラインに乗ることができればラストの急な上り坂で粘り切ることも可能となってきそうな⑤ディープボンド

単⑦1点　複⑤1点　馬単⑦-⑩1点　ワイド⑦-⑯,⑤2点　三複⑦-⑩,⑯-⑤,⑯3点　三単⑦-⑩-⑤,⑯2点

計10点

結果と回顧

結果10-5-7 複勝、ワイド、三複、的中で351.1%

アリストテレスが先に行ったことでエフフォーリアが折り合いを欠くかもしれない中団の配置となっていたが、騎手以上に馬自身が冷静に走れていたようだ

クロノは順当な走りであったとは思うが溜め勝負となると若武者の勢いには一歩及ばないところがあったのでクロノジェネシスにとっては展開違いの一線だったといえるか

武さんはどの馬についていこうと思っていたのかな、本人にしかわからないがやはりエフフォーリアについて行きたかったんじゃないかな、そうでなければタイトルホルダーの寄せで行き脚を失うこともなかったんじゃないだろうか

タイトルホルダー和生はこの面子で中団で溜めてもおそらくエフフォーリアにはかなわずクロノとトントンか少し持っていかれるくらいだったかもしれないので先行策は順当だったと言えるだろう、中団で揉まれれば折り合い欠くこと必至だったと思う、5着なのは検討していた、逆に大外枠から番手をとってきた本号に比べ脚を十分に溜めてきた上位4頭とここまで張り合えたこの馬は次戦でも評価できる

クロノのルメールはやはり格別だった、終角まではエフフォーリアの後ろにつけて前に出ていくのを待っていたがエフフォーリアが外に膨らんで外のステラヴェローチェに接触した時にステラヴェローチェがやや押し出されたが持ちこたえていた、それを見て武史が右に修正してくるのを見越して2頭の間から抜けられるように中間にシフトさせていた、結果的に上がりが早まり半馬身ステラヴェローチェに差をつけることができていた

もしエフフォーリアがスムーズに曲がれていたらクロノの出だしは遅れてステラヴェローチェに軍配が上がっていた可能性が高い

そしてディープボンドの和田も冷静だった、道中は跳びの大きい本号をスムーズに走らせるため中団の空間に上手く配置させてストレスなく走らせていた、終角では勢いづいた馬たちが外に膨らむ中内ラチに向かって切り込ませていた、これはタイトルホルダーが垂れずに前に行ってくれていたのでそのラインを狙うためだ、結果的に勢いを殺すことなく直線を迎えることができさらに芝の比較的荒れていないところを上がっていくことができていた

ステラヴェローチェは接触なければディープボンドといい勝負だったかもしれないのでMデムーロの運が尽きてしまったのかもしれない

最後にアカイイトはやっぱりスタートが悪くて今回も右によれて接触していた、ただここで遅れて後方の外を回してきて3角からも外を上がらされての上り速度36.6と次の牝馬戦ではかなり評価できる走りを見せてくれていた、スタート決まってシャドウディーヴァの後ろを取れていたら掲示板もあったかもしれない