いま、決断のとき別れのとき。

週末、長野でバイトをしてました。
めちゃくちゃ楽しかった。
しびれっぱなしでした。
決断しなくちゃなと考えていた。

東京に戻ってすぐに

お友達の役者さんと飲みに行った。

なんか早くあいたそうにしてたから
なんだろなと思っていたら
芝居をやめて農家になるそうで。

（そうか…また見送るのか…）

人柄が最高なので
何をしてても応援してしまうなと
思いながら

「土いじった時に生きてる感じが
　するんすよ凄い楽しいなぁって！」

ってキラキラした顔で
新しい夢を語る。

「回りだしたら声かけていいすか？」

…あーダメだ
間違いなく受けてしまいそうだ
一つ返事で「やる！」って
言ってしまいそうだ。

もっともっと
飲んでいたかったけど
朝が来ちゃったら夢がさめちまう。
夜中じゅうに別れよう。

酔っ払ってる俺は夢から覚めた
シラフにバイバイと手を振る

またねと別れる。

また会えるのかな

いや会えないかもな

寂しくてちょっぴりほろろ。

寒くなりそうな真夜中の落ちる闇の中
勇者のようにあるきたいけど
力なく歩みをすすめる
歩いてるのかな
立ち止まってるのかな
俺はすすんでいるのかな

まだ朝にならないでおくれ
もう少しもう少し…

まだ酔っ払っていたい
まだ酔っ払っていたい