新鮮

眩しすぎる朝日に、目を覆うことも、伏せることも、避けることもせず、目を眩ませて、朝の風と匂いを吸い込む。
新鮮な空気は昨夜の疲れが残った体には清潔すぎる。肺いっぱいに清々しい空気がつまる。しかし吐く息は熱く重たい。煌びやかな光が身体に突き刺されるまま、昨日くだった坂をのぼってゆく。

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