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2022 東京大賞典(G1)予想

【13:30更新】
買い目と金額を更新しました

【15:20更新】
一部買い目が抜ける致命的ミスを冒してしまいました。1,000円分追加しています。申し訳ございません

皆様、こんばんは。

本日は29日(木)に大井競馬場で行われる、ダート競馬の総決算「東京大賞典」について分析します。
まずは舞台となる大井外ダ2000mコースについて考えます。

大井外ダ2000mには大きな特徴が2点。1点目は、1角まで約500mと長い直線が続くために比較的テンが速くなりがちだということ。2点目は、横長のコース形態且つスパイラルカーブが採用されていないために3角のコーナー径がかなりキツく、どうしてもこの地点(=ラスト3F地点)で減速してしまうと言うこと。ただこの地点は勝負所でもありますから、ここで緩んだ分がラスト2F目に反動として出ますので、場合によってはラスト3-2Fで1.0秒以上の急加速になる場合もあります。
これらの特徴が示すことは、前半はペースが上がるにも関わらず勝負所では顕著に緩むことから、先行馬は前半に無理をして作った後続との距離差を3角で易々と手放してしまうと言うこと。言い方を換えれば、前半に脚を使わず、勝負所ではあまり無理をせずとも前との距離差を詰めることが出来る差し馬が優勢であると言うことです。そして、4角出口付近から一気にペースが上がることに対応出来るだけのギアチェンジ力が必須であることも重要なポイントです。

これらを踏まえて過去5年のレースラップと、3着内好走馬一覧を見てみます。

東京大賞典過去5年ラップ
東京大賞典過去5年3着内好走馬一覧

一昨年を除く4年で前後半差1.0秒以上のハイペース。5年中3年でラスト3-2F目で1.0秒以上の急加速、残る2年も0.8~0.9秒の急加速になっていますので、概ねコース傾向通りのラップパターンになっています。
また過去5年の3着内好走馬15頭中8頭が3角6番手以下通過馬で、3角3番手以内通過馬は4頭だけと言う結果は交流重賞としてはかなり異例の結果で、やはり差し馬優勢のコースであることは間違いありません。

好走馬の顔ぶれについては、かなり特徴的なコースですから得手不得手がモロに出るコースで、オメガパフュームがこのコースで無双状態だったことはその象徴的な出来事。故にリピーターが発生しやすく・・・

2012年3着ワンダーアキュート(前年2着)
2013年2着ワンダーアキュート(前年3着)
2014年1着ホッコータルマエ(前年1着)
2015年2着ホッコータルマエ(前年1着)
2016年3着サウンドトゥルー(前年1着)
2017年2着サウンドトゥルー(前年3着)
2018年3着ケイティブレイブ(前年3着)
2019年1着オメガパフューム(前年1着)
2020年1着オメガパフューム(前年1着)
2021年1着オメガパフューム(前年1着)
2021年3着ウェスタールンド(前年3着)

現在のところ、10年連続で前年の好走馬が翌年も好走すると言う結果が続いています。
今年は昨年の3着内好走馬が出走していませんので記録は途絶えることになりますが、その代わりに当コースの大レース好走馬であるノットゥルノメイショウハリオカジノフォンテンには一目置いた方が良いでしょう。

ステップ別成績では、3着内好走馬15頭中7頭が前走チャンピオンズC出走馬。一昨年はチャンピオンズCからの参戦馬が0頭だったことを考えると、かなり好走率は高いです。中央に2つしかないダートG1だけに当然レベルは非常に高く、一桁着順に収まるような馬なら勝負になりますので、一定以上のリスペクトが必要です。

次に展開ですが

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