貴女に逢えて

11月某日、とっても可愛い女の子に
初めてお逢いした
コンタクトは実はすでにあったけど
実際に顔を合わすのは初めてで
同じ逢うのならサプライズしてみよ

そんな邪な考えをもち
電話をして、スタッフさんには
僕が誰であるかは差し控えてもらった
(この時点で性格よろしくないね)

待ち合わせ場所でご対面
予想以上のコンパクトな女の子
駄菓子菓子

可愛いというのはマスク越しでも
オーラの如く溢れている

僕は基本的に手ぶらで行くというのは
嫌なので、この子が好きな
苺大福とお茶を持参

ここでびっくりしたのが
彼女は
なんと飲み物を持参してくれていた!

マジか!?
気遣い、おもてなしスキルが
高めじゃねーかよ

これこそ、気立て良しの器量良し
そして、笑顔がまた素晴らしい

そんな彼女と会話をしながら
僕の素性を少しずつ匂わせる
コピーライター、ツイキャス
オキニトーク、DM

まぁこれだけピースが揃うと
バレるわな
驚いた顔がちょっと嬉しかったわ

僕にリアクションを求めてきたが
敢えてスカしてみた
親子ほど歳が違うので
多少は大人のそぶりをするのは嗜みだろう

話を色々としているうちに
この子は根が真面目で研究家
尚且つ、上げるのなら
本能に忠実な理性の持ち主

お風呂に向かい
バスルームでのやりとり
ベッドの上での乱れ具合

キャッチコピーに沼というワードが
入る訳がわかるくらい
この子は危険だ
そう僕の本能が警報を鳴らしている
気を抜けば、根本から夢中にさせられて
しまうくらいの破壊力を秘めている

もし、先に出逢っていたらって
たらればで人の出逢いを語るのは
間違いなんだろうけど
もし叶うのなら、今この時だけ
たらればを語るのを許してほしい
それが本音で
男の身勝手とも言うのだろうか

この子のファンが多いのも
納得できること

もっと会って、色々とこの女性を
知ってみたいと思うが
これも男の身勝手な理由で
どうにもならない

この問題は、時の流れがそのうち
解決してくれるだろうが
彼女が卒業してしまっては
元も子もない、至極難題になる

そもそも身勝手が矛盾なのだが
僕の思考そのものが矛盾なので
おそらく、男の身勝手もまた
男の身勝手によって
書き換えるかもしれない

判るのは、自分を輝かすことに
もっと費やせば、目もくらむ光に
なり得るのに、懐の深さからか
人の面倒を見る優しさ

勿体無いと言えば、勿体無い
人に沢山の光を分け与えながらも
この光量を放つのなら
それを見守る
それもまた一興というもの

将来が末恐ろしい

コンパクトで可愛い
それだけでも罪なのに
分け与えるという大罪も積み重ねる

もしこの先に会うのなら
自分からお誘いをするより
出来ることなら
彼女からの挑発に乗ってみたい

悪女のようになった彼女を
見てみたいからだ

願うことなら
何も知らないなければ
と思うこともあるだろうって事

本当にこの子に逢えて良かった
言いたいけど、またねとは
言えない
また逢いたいはどこに行くのかな

ありがとうね


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