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第22回PKCレポート

こんにちはkinghaloです。今回は、先日行われたPKCのデータのまとめが終了したので公開したいと思います。
PKCってなんぞや?という方に簡単に説明させていただくと、「KC前に数十人規模で勝敗付けながら無限にポイントバトルやってデータを合体させれば環境把握が完ぺきにできるんじゃね?」という試みです。
よくある大会データなんかだと分布や勝率と言っても多くて128人、数十試合程度なものですが、今回のPKCでは3295試合のデータを基にして詳細なレポートを作成しています。
そもそもKCのためのレポートを作る目的で開催していますから、トーナメント形式の大会のおまけとしてのレポートとは質、量ともに大きく違います。
また、参加者には厳しい参加条件を設けています
具体的には、過去1年間のKCで上位500位以上に入ったことがある、もしくは直近のKCで400戦以上走った(=モチベーションが非常に高いこと)です。
この結果、1試合の質も保証されています。今回は、17名の金アイコン保持者と20名以上の銀アイコン保持者が集まった上、参加者の人数も70人を超えました。
やはり、実力者同士の試合とそうでない試合とでは結果が大きく変わるのが遊戯王です。実力者同士の試合だからこそデッキのポテンシャルを正確に計ることができるのではないでしょうか?
レポートでは各テーマの詳細な対面勝率の他、優秀な成績を収めたデッキのレシピを全て掲載している上、入賞デッキ毎の詳細な試合データも別途まとめています。
PKC参加者の中から毎回金アイコンが出ていますから、今回も世界最強のデッキが眠っているかもしれません。
前回のPKC参加者の中からも複数名の金アイコン、銀アイコン獲得者が誕生しました。
KCGTに本格的に取り組むのであれば、必ず手に入れるべき内容だと思っています。
実際にどのようなものなのかを詳しく知りたい方のために、前回、前々回のレポートを公開しておきます。これを見ればより優秀なレポートであることがわかるはずです。

分布

分布はこのような形になりました。
綺麗な2強環境ですね。前評判の高かったジャックナイツと剛鬼だけでシェアの半分以上を占めています
2強以外は様々なデッキが乱立してる様相で、色々なデッキが環境メタとして試されているといったところでしょうか。
ジャックナイツと剛鬼は共にデッキパワーが非常に高く、両者に有利を取ることは並大抵のことではありませんがこれだけ綺麗な分布であればメタを絞りやすく、両者を狙い撃ちすることも不可能ではないのかもしれません。
それでは2強は果たして本当に強いのか、そしてどちらがより優れたデッキなのか、はたまたこの2強環境を制すことのできる真の勝ち組デッキは存在するのか、主要テーマの相性表からしっかりと紐解いていきましょう。

これから下で公開するデータの数値についてですが参加者の入力ミス等によりデータに錯誤が生じている場合があります。
±3%程度で目安として見てもらえればと思います。

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